グリーンブック_前編

ノンフィクション

2018年アカデミー賞作品賞含む3部門受賞!

ガサツなイタリア系用心棒トニーと、カーネギーホールに住む天才黒人ピアニストDr.シャーリーの 織り成す道中劇。

差別の色濃いアメリカ南部が二人を待ち受ける・・

グリーンブック完全ネタバレ!

 

友人くん
久々感のある映画記事だな。アカデミー賞受賞作は気になっていた
えい
メインの登場人物は用心棒とミュージシャンの計2人。それでは見ていこう!

  




  

用心棒・ミーツ・ミュージシャン

時は1960年代。

黒人への差別が色濃く残っていた時代。

トニーも御多分に漏れず、黒人への差別意識を持った男だった。

グリーンブック
トニー・リップ・バレロンガ
トニー・リップ・バレロンガ

  

その差別意識は、自宅にきた黒人が使ったコップを捨ててしまうほど。

トニーの妻は、トニーの行為に呆れつつも捨てたコップを回収を裏で回収した。

グリーンブック
友人くん
嫁さんは差別意識がないのか。いい嫁だ!そしてかわいい

 

そんなトニーに、とある契機が訪れた。

場末のレストランの用心棒として働いていたトニーだったが、店が閉店となったため、職を探す必要ができたのだ。

トニーは知人から仕事をあてがってもらうことに。

その仕事は、ドクターシャーリーという名のミュージシャンのおつきの運転手となることだった。

 

シャーリーとの面接へ意気揚々と向かうトニーだったが、シャーリーが黒人ということを知り、面接に来たことを後悔してしまう。

グリーンブック
ドクター・シャーリー
ドクター・シャーリー

 

シャーリー「黒人のもとで働くことに問題は?」

グリーンブック
ドクター・シャーリー

 

トニー「別にないね。この間も家で黒人をもてなしたさ」

グリーンブック

 

友人くん
お前、黒人の使ったコップ捨てたやんけ!!
えい
だねw しかし、シャーリーは特に疑うこともなく話をつづけたんだ

シャーリー「2週間私と南部へツアーに行ってくれ。週100ドル、私の身の回りの世話もしてほしい」

グリーンブック

 

南部・・・・!!

 

えい
黒人への差別が色濃く残る南部。黒人嫌いのトニーが、そこへ行くのを戸惑ったのも無理はないね
友人くん
というわけで断るのね

 

トニー「週125ドル!お世話は無し、ドライバーの仕事だけならやってやるよ」

シャーリー「ご足労だった」

 

友人くん
www
友人くん
わざと吹っ掛けて、断らせたな?w
えい
しかし、その夜にシャーリーから、トニーの奥さんへ電話がかかってくるんだ

 

シャーリー「旦那さんを2週間も留守にさせて大丈夫ですか?」

奥さん「承知しました!」

 

友人くん
勝手に雇われてるwww
えい
トニーの条件(125ドル/週)クリアしたからセーフ笑

 

旅立つトニーに「グリーンブック」が渡される。

グリーンブック。

それは、黒人が泊まることが出来るホテル情報が載った本。

グリーンブック
グリーンブック

 

えい
白人と有色人種が、泊まるところも食べるところも別の場所を選ばなければならない時代があったんだね・・
友人くん
俺は白人風の顔だが、差別はしないぜ?
えい
こっち(えい)は人間ですらないしね笑

  




  

二人の珍道中

シャーリーは3人組のバンドの1人だった。

シャーリーはピアニスト。

もう2人はチェロとベースを担当し、いずれも白人だった。

彼らとは別の車で同じ目的地へ向かう手筈になっていた。

主人公とドクターシャーリーは、同じ車で移動。

 

シャーリーは、トニーのずぼらな行動にイライラさせられることが多かった。

立ション、賭け事、ポイ捨て・・・トニーの素行は下品だ。

 

シャーリー「タバコは消してくれ」

トニー「煙は俺の肺の中に入ってるんだぜ?」

シャーリー「・・・」

トニー「・・・」タバコの火消し

ドクター「ありがとう」

イラついたトニーは、奥さんがトニーとシャーリーのために作ったサンドイッチを全部食べてしまう。

友人くん
あかん、このおっさんw

 

またトニーは、雑貨屋でひすい石をくすねたこともあった。

ひすい石

シャーリー「店に戻って、金を払え」

しぶしぶ店にひすい石を返すトニー。

シャーリー「 気分は?」

トニー 「最悪」

シャーリー「 私が石を買ってやろう」

トニー「もういらん」

 

友人くん
どんだけ素行が悪いんだw

 

しかし、トニーはシャーリーのために熱くなる男でもあった。

コンサート会場。

契約により、シャーリーの弾くピアノはスタンウェイというブランド物が用意されるはずだった。

スタンウェイ

しかし、現地に行ったトニーが見た物はブランド物とはかけ離れたゴミまみれの安物ピアノ・・・

ピアニストが黒人と知った業者が、あえて安物のピアノを用意したのだ。

キレるトニー。

業者に殴る蹴るの暴行を加える!

トニー「スタンウェイを探してこい!」

泣く泣く業者はトニーの要求をのみ、スタンウェイを用意するのだった。

 

友人くん
黒人嫌いのおっさんのくせに、他人が差別しているのを目の当たりにするのは嫌なのか?

 

しかし、トニーは愛妻家でもあった。

シャーリーとの旅の中でも、妻へ手紙を書くことをわすれなかった。

グリーンブック

しかし、書いている内容はセンスのない文章ばかり。

コンサートは豪華、 スパゲティはケチャップをかけた中華麺だの、妻を気遣う文章はなかった。

 

友人くん
ナポリタンなのか?ナポリタンなのか??w

 

ケンタッキー州にて。

トニー「ケンタッキー見つけたwwww ケンタッキー州のケンタッキーとか笑うわww」

トニーは、チキンを喰う喰わないでシャーリーとケンカする。

シャーリーにとってはファーストフードのチキンを食べるという習慣はなかったのだ。

車を運転しながらチキンを食うトニー。

シャーリー「手づかみで食べるとかどう考えても衛生面に問題があるだろう」

トニー「細かいな。お前も食え!」

シャーリー「・・・・結構美味いな」

トニー「ちなみに喰った骨はこうするんだ」窓からポイー

ドクター「HAHAHA」

主人公「HAHAHA」シェイクのゴミもポイー

グリーンブック

ドクター「いや、それはねーわ。拾ってこい」

 

友人くん
www
友人くん
シェイクの方は自然に還らないからなw
友人くん
しかしちょっとずつ仲良くなり始めたのかな?
えい
だね。2人の旅はまだまだ続くよ!

  

始まったばかりの用心棒とミュージシャンのふたり旅!

旅の果てに二人がみるものは・・・?

 

つづく

  


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