フォードVSフェラーリ_後編

ノンフィクション

マット・デイモンクリスチャン・ベイル

二大俳優共演。絶対王者フェラーリに挑んだ男たちの挑戦の実話―!

『フォードVSフェラーリ(原題: FordvFerrari )』のストーリー調ネタバレ有りレビューです!

友人くん
まずは前編ネタバレから読んで頂ければ嬉しいです!

  

フォードの企み

えい
その後のケンの走りは好調!

えい
時速228kmというタイムレコードを打ち出す!
友人くん
そんな早いのか・・・

えい
ケンにはツキも回ってきた!
友人くん
なんだ!?

えい
ケンがピットで休憩しているとき、フェラーリの二号機が事故に巻き込まれたんだ
友人くん
フェラーリも複数台出てるだろうから、ちょっとライバルが減ったな

  

えい
雨の降り始めたレース場

えい
優勝候補のフェラーリに周回遅れにされるケン

えい
イライラするシェルビーはネジを一本、フェラーリ陣営へ放り投げる
友人くん
最低じゃねーかw

えい
フェラーリ陣営はネジが何のものかを巡って大騒動になる幕間も

 

えい
そんな番外戦術を知らず、ケンはフェラーリと横並びでエンジンをフルスロットルでかけていた!
フォードVSフェラーリ
接戦!
友人くん
凄腕ドライバー、ケン!

えい
ケンとフェラーリの運転手の前に迫る急カーブ!

えい
ギリギリまでカーブに迫った方が、インをとれる!
友人くん
どっちだぁ!?

えい
どちらも譲らない!

えい
しかし、フェラーリは耐えきれずブレーキを早めに掛けてしまう!
友人くん
!!

えい
ケンはギリギリまでブレーキを踏まずに、カーブを制した!
友人くん
やったぜ!

 

えい
奮闘もまだ勝利には繋がらず、ケンはまだ一周遅れ

えい
そこで打ち出した策は、レーシングカーをピットインさせないこと

えい
この無謀な策で、ケンはフェラーリと周回遅れなしの横並びになることに成功!
フォードVSフェラーリ
ケン
友人くん
24時間レースでそれは 辛すぎだろ

 

えい
トップスピードになるケンとフェラーリのレーシングカー!

えい
互いのマシンのエンジン回転率が7000(rpm)に達する!
友人くん
単位はわからんがスゴい緊迫感だ!

※rpm( rotations per minute )・・・1分間の回転数

 

えい
凡庸なレーサーには到達し得ない世界!

えい
しかしここでフェラーリのマシンにエンジントラブル

えい
再起することはできずに、脱落するんだ
友人くん
これでフェラーリ勢は全滅だな!

えい
ですね!そして優勝の可能性があるのはフォード社の三台のレーシングカー!
友人くん
やったぜ!中でもケンがぶっちぎりだ!

えい
しかし・・・フォード副社長がとある指示を持ちかけてくる、、

  

フォード社員「一周早く走っているケンをわざと遅く走らせ、フォード社三台のレーシングカーを横並びでゴールさせよう

 

友人くん
・・・なんてこった




  

7000回転の世界

えい
副社長の指示を断固撥ね付けるシェルビー
友人くん
しかしシェルビーはピットイン中のケンに言ってしまうんだ

  

シェルビー「副社長の指示に従うかは君が決めてくれ

ケン「俺が決めろと?」

シェルビー「君の車だ」

 

えい
シェルビーの依頼にイエスともノーとも答えず、ケンはレーシングカーに乗り込み走り出す
友人くん
何を思う、ケン・・

えい
ケンはふたたびエンジン7000回転の世界へ入る
フォードVSフェラーリ
7000回転の世界へ!

えい
そして大会の記録を更新していく
フォードVSフェラーリ
ケンの奥さんと息子

 

実況「優勝は確実です

  

えい
しかし、ケンによる勝利を喜ばないフォード幹部たちはピットインしろと騒ぎ立てる!
友人くん
チームなのに!

えい
シェルビーは、フォード幹部の申し出を突っぱねる

  

シェルビー「ドライバーは彼だ」

シェルビー「ゴールするまでは彼の車だ

   




  

優勝

えい
独走するケン

えい
バックミラーを見ても誰もいない

えい
ケンはどこか達観したよう笑みを浮かべる

えい
そして・・

えい
ギアを低速に入れ、減速していく・・
友人くん
ああ・・・

えい
ケンはインカムを使い、もう二人のフォードレーサーに話しかける

  

ケン「お前らどこだ?」

  

友人くん
合流する気か・・・

えい
ケンのレーシングカーと、遅れをとっていた2台のフォード車が合流する
友人くん
大会レコードが・・

えい
歓喜に包まれる会場!
フォードVSフェラーリ
観客
友人くん
もちろん観客は シェルビーやケンの思いは知るよしもなしだな・・
えい
横並びになった三台のフォード車!
えい
そして3台同時にゴール!
友人くん
完全勝利!
えい
笑うケン

友人くん
どんな思いで笑ってるんだろうな
えい
会場の皆がテンション高く騒ぎ立てる中、唯一シェルビーだけが悔しそうな顔をしている

友人くん
だな・・
えい
そして会場アナウンスが入る

えい
優勝は、、

 

 

  

実況「フォードのマクラーレン選手!

友人くん
な、なぜだ・・・

  

実況「フォード車は横並びでゴールしましたが、一番後ろからスターとしたマクラーレン選手が優勝です!」

  

えい
なんとレースで圧倒していたケンが優勝を逃してしまったのです

友人くん
ええ・・・
えい
フォード車が横並びでゴールすれば、ケンに優勝できないことをフォード幹部はわかっていたんだ

  

シェルビー「ケンに頼むべきじゃなかった」

  

えい
後悔するシェルビー
友人くん
後悔計り知れないだろうな・・
えい
ケンは特に悔しそうなそぶりも見せず言う

  

ケン「この車はもっと早くなる。設計からやり直しだ!

シェルビー「来年はやっつけるぞ

   




  

エピローグ

7000回転の世界ではすべてが消える

マシンは消え、体だけが残り

空間と時間を移動する

そして問いかける

お前は誰だ、と

ーーー

ル・マンのレース後

新たなレーシングカーの試乗中、ケンは亡くなる

原因はレーシングカーの爆発

しかし、ケンとシェルビーはルマンを制した唯一の米国軍として名を残した

 

おしまい

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