スラム街出身の無職の男と 全身麻痺の大富豪。
住む世界の違うふたりが出会い、奇跡の友情が生まれる。
彼らがたどり着く <人生のUPSIDE>とは?
2019年12月20日に公開された『THE UPSIDE 最強のふたり』のネタバレあり感想レビューです!
↓まずは前編をお願いいたします↓
デルの開花
― コンサート会場
デル「あいつは『木』か?」
ラカッセ「いや?『鳥刺し』だ笑」
Wikipediaより
ラカッセ「大事なのは可能性に挑戦することだ」
文通
デル「今は何世紀なの??」
デル「顔を調べてやるぜ!!ググってやる!」
デル「手紙に電話番号が書いてあるじゃないか!電話かけろよ!」
ラカッセの誕生日
デル「ニューヨークヤンキースは買えるか?」
ラカッセ「No」
デル「ブルックリン・ネッツ(NBA)は?」
ラカッセ「買える笑」
息子「よしてよ、パパ」
「本を返してくれ」と、デルは息子に言う
ラカッセ「人は過ちを犯す」
デル「俺は過ちが多い・・・」
来客達「サプラーーーイズ!」
ラカッセ「誕生祝いはしないと言ったのに・・・」
ラカッセ「私の人生には、自分で管理できるものはない・・・」
デル「あんたも割りたいのか?」
ラカッセ「そうだ!」
ガシャーーン
デル「他に割りたいものはあるか!」
ラカッセ「きみは悪くないのに・・・八つ当たりした」
ラカッセ「私は最低だ・・・客は未だいるか?」
別れ
ラカッセ「彼女に車いすのことを打ち明けるべきか?」
デル「彼女にも秘密があるかもよ?」
デル「指輪ははずしておけ」
― 高級料理店
デル「彼女との食事を中止したくなったら 合い言葉『ヴェルディ』を言え」
ラカッセ「会話にヴェルディを挟むのか?」
デル「この料理を食べるディ、とかよ」
ラカッセ「これを資金にしてビジネスを始めろ」
リリー「知ってたわ。写真もみた」
リリー「2人で話したいの」
デル「いい子でな」
ラカッセ「この事態を予想してた?」
リリー「私の予想を超えてた・・・デルが残って手伝ってくれたらと・・・」
ラカッセ「デルを呼んでくれ」
-ラカッセの部屋
ラカッセ「だからリリーと会いたくなかった」
ラカッセ「きみは史上最低の応募者だよ」
ラカッセ「君が彼女に会えと言った」
ラカッセ「私はペースを乱されて希望を奪われた」
ラカッセ「クビだ」
それから
デルを解雇したラカッセのヒゲはのび、介護者はコロコロ変わる
かたやデルは家を買い、妻と息子を呼んだ
デルは起業した
それは電動の車いす製作工場
きっとラカッセのことを想って創ったのだろう
車いす工場で働くデルの元へ、ラカッセの秘書がやってくる
彼女は言う
「ラカッセが人を寄せ付けなくなってしまった」と
その言葉を受け、デルはラカッセのもとを訪れる
再会するデルとラカッセ
ヒゲだらけのラカッセをみてデルは、一緒にいたころのように軽口をたたく
デル「変な生物が顔に着いてる。とってやるよ」
デル「何だ・・・ヒゲか」
デル「ドライブ行こうぜ」
ドライブの目的地は、パラグライダー乗り場
デルはパラグライダーの予約をナイショでしていた
そしてデルもまた強制的にパラグライダーに乗せられることに
パラグライダーに乗り、空を滑空する2人
ラカッセ「リラックスしろよ!」
デル「してるよ!余裕ありありだよ!」
ラカッセ「デル・・・」
ラカッセ「ありがとう」
デル「気分はどうだ?」
ラカッセ「最高だよ」
2人の咆哮が響き渡る
― ラカッセ宅
デルはラカッセのひげをそる
剃り終わったあと、デルは「空を見てくるよ」といって外へ出ていく
デルと入れ替わりにラカッセの部屋へ入ってくる人物がひとり
それは、ラカッセが辞めさせたはずの秘書
秘書が来たのは、もちろんデルのはからい
ラカッセ「会いたかった」
秘書「私も」
建物の外へ出たデルは、ラカッセのいる部屋を見上げる
そこでは、ラカッセと秘書が暖かく笑い合っている
そんな2人をみて、デルもまた嬉しそうに笑う
そしてデルは愛する妻と息子のいる家へと帰っていく
-フィリップとデルの友情は今も続いている
おしまい
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