ジョン・デロリアン_後編

ノンフィクション

2019年12月7日(金) 映画「ジョン・デロリアン」公開!

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」3部作で使用され、世界的に有名になった車・デロリアン(DMC-12)。その開発者であるジョン・デロリアンの破天荒な半生を描いた 本作を徹底レビュー

ストーリー調でネタバレレビューするので、映画をみた気分になれること間違いなし!

↓ まずは前編記事からお願い致します(汗 ↓

 




  

ヤクザ、散る

―とある駐車場

えい
麻薬を用意したヤクザ

えい
トランクの中には麻薬の包みがいっぱい

友人くん
のこのこ出てきやがったか
えい
ヤクザと対面するジム・・・

えい
ジムの後ろには・・・

えい
数えきれぬFBIのメンツ!

 

ヤクザ「ジム!裏切りやがったな!!」

ジョンデロリアン
ヤクザ
取り囲まれるヤクザ
ジョンデロリアン
ヤクザ
ヤクザ

 

友人くん
キレすぎワロタwwww
えい
しょっぴかれるヤクザ

 

FBIのおっさん「これであと『一人』だ」

えい
残りのターゲットはジョン・デロリアン
友人くん
巻き込まれて捕まってしまうのか・・?

  




  

あと『一人』

―とあるホテルの一室

えい
麻薬の取引が行われる部屋へ向かうジョンとジム

えい
勿論取引相手はFBIのおっさんで、部屋にはFBI仲間が隠れまくり

友人くん
おとり捜査過ぎる感もあるぜ・・!
えい
取引が行われる部屋のドアノブに手をかけるジョン

 

ジム「やめよう・・・他の金策を考えよう」

 

えい
ジョンが部屋に入ることを止めるジム
友人くん
最後の最後で多少良心が出たか

えい
しかし、ジョンは部屋へ入っていく

友人くん
ああ・・
えい
後を追うジム

えい
部屋に入った二人は取引相手(実はFBIのおっさん)からシャンパンをもらい、乾杯

友人くん
それにしてもこのFBIノリノリである
えい
そして麻薬取引が始まる・・・

友人くん
まずいぜ・・
えい
ジョンの前に差し出される麻薬の包み・・・

えい
笑う皆

 

取引相手(FBIの変装)「皆でパーティでもするか?」

取引相手(FBIの変装)「確認をしてくれ」

 

友人くん
マジでノリノリじゃねえかw
えい
麻薬を見つめるジョン

えい
そして・・・

えい
それを手に取ってしまう

 

ジョン「金塊よりこっちの方が軽くていいな!」

ジョン「ジム・・・ありがとう」

 

友人くん
感謝までしやがって・・
えい
取引は完了・・・

えい
そしてそれはジョンが麻薬特例法に違反した瞬間でもあった

えい
取引相手だったはずのおっさんはFBIの正体を現し、ジョンを逮捕する!!

友人くん
ああ・・・
えい
突然起きた出来事に頭が着いていかないジョン

友人くん
だろうな
えい
ジョンはおもわず友人ジムの顔を見る
えい
そして、自分が騙されていたことを悟ったんだ
友人くん
きついな・・・

  




  

判決

―地方裁判所

えい
証言台に立つジムにジョンの弁護人が質問をする

 

ジョンの弁護人「ジョン・デロリアンは麻薬取引を提案しましたか?」

ジョンデロリアン
裁判

 

ジョンの弁護人「違うならば、ジョンはFBIのおとり捜査の犠牲者だ!」

 

友人くん
そうだそうだ!w
えい
法廷に流れる沈黙・・・

えい
そしてジムは口を開く

 

  

ジム「ジョンが提案したかは・・・『微妙』です

 

友人くん
保身ばかりのジムが、ジョンの側に立ってくれたのか!
えい
どよめく裁判所

えい
ジムの証言にあきれ、法廷を出て行くFBIのおっさん

えい
ジムの証言がもとで、ジョン・デロリアンに『無罪判決』が下る

友人くん
やったぜ!
えい
無罪判決を勝ち取ったジョンは法廷を後にする

えい
ジムもまた法廷を出るが、FBIのおっさんに話し掛けられるよ

 

FBI「言うべきだった・・・ジョンが麻薬取引を提案したと」

FBI「ジム・・・きみは家族とお別れだ。証人保護プログラムを用意してやる」

 

えい
被告人に有利な発言をした証言者ジムには孤独な人生が待っていたんだ

  




  

エピローグ

―とあるホテルの喫茶店

一人でコーヒーを飲むジム。

どうやら待ち合わせをしているらしい。

待ち合わせの相手は・・・

保釈されたジョン・デロリアン。

 

ジョン「デロリアンの名前は汚れたが、私は元気だ」

ジョン「そして独身になった」

 

笑い合う2人

また別の車を設計するよ、とジョンは前向きだ。

 

ジム「新しい車か・・・」

ジム「ソレってこんな感じか?」

 

ジムは、初めてジョンと会ったときにもらった新車のデザインスケッチを渡す

ジョンデロリアン
スケッチ

 

ジョン「持っていてくれたのか・・・嬉しいよ」

 

ジョンは車のキーを置いて、ゆっくり去って行く

どうやらキーはジムへのプレゼントらしい

ジョンが去ってしばらくしてからジムも喫茶店を出る

建物の外に出たジムが見たものは・・・

ジョンの残してくれたデロリアン。

デロリアンをほしがっていたジムにたいする、ジョンからのさよならの報酬と言ったところか。

ジムはもらったキーでドアを開け、デロリアンに乗り込む。

 

ジョンデロリアン
プレゼント
ジョンデロリアン
ジム

ジムはキーを挿し、ぐっと回す。

しかし・・・

・・・エンジンがかからない。

 

ジム「ウソだろ!?」

 

ジムの声がむなしく車内に響いた。

 

おしまい

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