ハロー!新のび太!
大長編ドラえもん第40弾「のび太の新恐竜」公開!
ネタバレレビューをお送りします!
大隕石
― 新恐竜の島
※小説をベースにネタバレ記事を書いていますが、小説内にはピー助という名前は出てこず、単に首長竜と書かれています
ドラえもん「ここが新恐竜のふるさと・・・」
― 謎の人工施設
ナタリー長官「『ディープインパクト』まで間もなくだ」
ナタリー長官「そろそろ避難を始めないと、彼らや我々も死ぬことになるぞ」
ジル博士「あと少しでつかめそうなんです。あの新恐竜の謎が」
ナタリー長官「謎もなにも、あと数時間で、その新恐竜を含めた全ての恐竜が絶滅するのだぞ」
スネ夫「『ディープインパクト』って・・・」
ジャイアン「何だよはっきり言えよ」
スネ夫「6600万年前、地球を支配していた恐竜たちは突然滅んだんだ」
ジャイアン「確か、でっかい隕石がどうとかって」
スネ夫「とんでもない隕石が地球に落ちてきて、その衝撃と熱波が地表を覆い尽くしたんだ」
スネ夫「その衝撃と熱波で多くの恐竜が死に絶えて、生き残った恐竜も隕石が原因となって怒った天候不順のせいで絶滅しちゃったんだ」
ジャイアン「・・・!」
ディープインパクト
― 新恐竜の島
のび太「キューもぼくも頑張らないとね」
― 謎の人工施設
ナタリー長官
― 新恐竜の島
ドラえもん「メキシコのユカタン半島に隕石が落ちたんだ・・・巨大な隕石がぶつかった衝撃で地殻が溶け、全てを焼き尽くす熱波が地表に広がっていく・・・!」
ドラえもん「もちろん、ココにも押し寄せてくる!」
ドラえもん「その後、隕石の衝突で舞い上がった塵が地球を覆って、太陽の光を遮断してしまうんだ」
のび太「どうなるの・・・?」
ドラえもん「恐竜は絶滅する・・・」
のび太「じゃあ”逆時計”で時間を戻せば良いんだよ!」
ドラえもん「それは出来ない・・・」
のび太「どうしてさ!」
??「そこまでだ!君たちを拘束する」
ナタリー長官「歴史に干渉することは許されないのだ」
ドラえもん「まさか・・・タイムパトロール隊!?」
ミッシングリンク
ジル博士「我々は歴史上重要な意味を持つこの時代を監視していたのだ」
ジル博士「この時代での歴史の改編は、人類の歴史に致命的な影響を及ぼしかねないからだ」
のび太「ぼくたちは、キューとミューを仲間の所に返そうとしているだけだよ!」
のび太「歴史を変えようとなんかしていない!」
ジル博士「その恐竜は「新恐竜」なのだ」
ジル博士「彼らは歴史の”ミッシングリンク”に存在する」
ジル博士「彼ら新恐竜がなぜ生まれ、なぜあの島で反映したのか」
ジル博士「私は解き明かさなければならないのだ」
のび太「このままじゃ恐竜たちが滅んじゃうんでしょ!?」
のび太「なんとか恐竜たちを助けることは出来ないの?」
ジル博士「恐竜は滅びる運命だ。滅びるのが正しい歴史だからだよ」
のび太「探せば良いじゃない!方法がないのなら!」
ナタリー長官「捕まえろ!」
人類を滅ぼす大犯罪者
のび太「恐竜たちをどこか別の世界へ・・・」
ドラえもん「出来ないよ!」
ドラえもん「この島だけでも何千何万の恐竜がいるんだ」
ドラえもん「もし助けても、後々の歴史に干渉しないよう、恐竜たちをどこかに閉じ込めるしかない」
ドラえもん「そんな場所、どこにもないんだ!」
スネ夫「もしかしてこの島なら・・・」
ナタリー長官「なにをする!」
ナタリー長官「おまえたち、人類を滅ぼす大犯罪者になるつもりか!」
ナタリー長官「お前達正気か!」
ナタリー長官「人類が滅びるのだぞ!」
スネ夫「滅ばせないよ!ぼくちゃんに作戦があるんだ!」
空間移動クレヨン
スネ夫「みんな!下を見てよ!」
のび太「これは・・・」
のび太「『飼育用ジオラマセット』!?」
スネ夫「ピンポーン!!」
ドラえもん「このジオラマなら、天候調節機能を使って熱波から恐竜たちを守れる!」
ドラえもん「この中なら外界と切り離せるから、歴史に干渉しないでみんな生きられるんだ!」
のび太「それだ!」
プテラノドン
ドラえもん「のび太くん。この作戦が成功しても、キューやミューにもう逢えなくなるんだよ」
のび太「どうして!?」
ドラえもん「彼等らは歴史上存在しないはずの生き物になるんだ」
ドラえもん「だから、あの島から出られないよう、大陸からずっとはなれたところに新恐竜島(飼育用ジオラマセット)を移動させなきゃならない」
のび太「そんな、ひどいよ!」
ドラえもん「ほ乳類に影響しないように助けるにしても、助けられるのはごく一部の恐竜だよ?それでもいい?」
ドラえもん「それでも彼等を助けるんだね?」
のび太「うん、助けよう!恐竜たちを!」
ドラえもん「分かったよ、のび太くん!」
のびた「ドラえも~~~ん!」
スモールライト
のび太「キュー、君は飛べるんだ」
のび太「飛べーーーー!!!!」
のび太君なら、きっとできるよ
のび太「飛んだ・・・キューが飛んだぁ!」
のび太「ドラえもーーーーん!」
ドラえもん「見てろ・・・今度こそ!」
ドラえもん「スモールライトーーー!!!」
のび太「ドラえもん!よかったぁ!キューがね・・・」
のび太「飛んだんだ。飛んでぼくを助けてくれたんだ・・・」
ドラえもん「さあ、行って、のび太君。クレヨンで島を囲まなきゃ!」
のび太「うん、行こう!キュー!」
キュー「キュー!」
最初の『鳥』
ジル博士「飛んだ・・飛んだぞ!あの新恐竜こそが最初の『鳥』なのだ!」
ジル博士「あれこそが進化の歴史をひもとくミッシングリンクだったのだ!」
ジル博士「あれこそが進化の瞬間だ!」
ジル博士「我々は大きな勘違いをしていた。彼等は歴史を変えたりはしていない」
ジル博士「今起こっていること、コレこそが正しい歴史なのだ!」
ジル博士「鳥たちはここで生まれ、ここで育ったんだ!」
ジル博士「もしあの少年が新恐竜を守らなかったら、地球の歴史は変わっていたかもしれない」
ご近所に影響しないように行動するのがドラえもん(藤子F不二雄先生)のポリシーだとおもっていますので、これは流石に行き過ぎなような!?笑
それでいいのか、タイムパトロール!笑
※小説の内容なので映画はちょっと違うのかも?公開されたら観てみたいですね(2020/3/8記)
おしまい
おまけ
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