ネタバレ感想【マルセル 靴をはいた小さな貝】こんな映画観たことない

映画

実写xストップモーションアニメのドキュメンタリー映画!人間の家で暮らす可愛らしい貝マルセルの動きから目がはなせない。ハートフルなストーリーをネタバレレビュー!

えい
小さな貝マルセルをおったハートフルストーリー




ネタバレ感想【マルセル 靴をはいた小さな貝】

感想

2.5cmというちっちゃな体で人間の家で暮らす巻き貝マルセルが可愛い!!

何もかもビッグサイズな人間用の道具を工夫して使いこなすマルセルが愛らしい、、映画を観ただけでは全くわかりませんでしたが、実写とストップモーションアニメ(マルセル)を組み合わせた映像だったようです。。出来の良いCGだと思ってた、、

それくらいマルセルという存在が日常風景に溶け込んでます。ほのぼのとした日常、マルセルとおばあちゃんの間の確かな絆はと愛、マルセルと同居人の人間の間のどこか他人行儀でもり暖かい友情、とストーリーも万人受けする内容です。

愛らしいマルセルをぜひ!

ネタバレ

人間のように喋ったり、食事をする巻き貝マルセルのドキュメンタリー風映画。ちょこちょこ動く巻き貝が愛らしいです。

巻き貝マルセルはおばあちゃん巻き貝と人間の家で生活中。元々はカップルが住んでいた家でしたが、カップルは喧嘩別れ。その後空き家になった後も巻き貝とおばあちゃん巻き貝は住み続けていました。

人間がいなくなったことで食べ物がなくなってしまったせいで、おばあちゃん巻き貝がプランターで農作物を作ったりしています。巻き貝マルセルにはおばあちゃんの他にも家族がいましたが、カップルが喧嘩別れした際に誤ってスーツケースに入れられて運び去られてしまったのだとか。

その後の家は、借家となり、主人公の人間がやってきます。妻と離婚直前で仮住まいの家を求めてきたという人間。巻き貝マルセルを出演させたアットホームなドキュメンタリーを撮影し、動画サイトにアップします。広告で儲けたいというよりは、自分の中に空いた穴を埋めるかのような行動にみえます。

動画サイトで有名になった巻き貝マルセル。SNSでも大人気に。すると、家が特定され、人間と巻き貝の住んでいる家にミーハーたちがやってきてしまいます。騒ぎに驚いたばあちゃん巻き貝は負傷してしまいます。

そんな折、人間と巻き貝マルセルのもとへ届いた一通のメール。それは巻き貝マルセルですら知っている有名ニュースキャスターからの取材申込みメールでした。巻き貝マルセルは自分たちの家族を探したいと思う一方、これ以上おばあちゃん巻き貝に何かがあってはいけないという気持ちから取材の申し出を断ろうとします。

しかし、おばあちゃん巻き貝は巻き貝マルセルの本当の気持ちを汲みとり、自分は元気だとアピール。ピンクのクレヨンで貝に色を付けて血色をよく見せたり、自分の食事を窓の外に捨てて食欲が衰えていないアピールをしたり、、

おばあちゃん巻き貝が健康だと巻き貝マルセルは一旦は信じますが、窓の外に捨てられた食べ物に気づき、おばあちゃんの体調が芳しくないことに気づきます。やはり取材はやめるべきだというマルセル。孫の足枷になりたくないおばあちゃん巻き貝は、本当に自分がやりたいことをやれとマルセルの背中を押します。

おばあちゃん巻き貝の気持ちを組んで、取材を受けることにした巻き貝マルセル。

取材の日。

家にやってきたキャスターたちの取材を受ける巻き貝マルセルと人間。その様子を暖かく見守ると、おばあちゃん巻き貝はどこへともなく消えていきます。自分の死期を察した猫が飼い主の前から去るように。これからの孫のためをおもった行動を取り続けるおばあちゃん巻き貝に泣ける、、

取材してしばらくたった後、キャスターたちは巻き貝マルセルと人間に一報をくれます。人間が住んでいる家に元々住んでいたカップルの居場所がわかった、と。カップルの女性の方は海外NPOで働いていたので、帰国してもらったというTV局。

タダメシ喰らいしてた巻き貝のために帰ってきてくれるとか、いい人だな(笑)

帰国した女性は、元彼に連絡をとって、元彼の現在の住まいにTV局のクルーや巻き貝マルセルと突入。女性は元彼と喧嘩をおっ始めます。元彼にとって理不尽すぎる(笑)

カップルの喧嘩の声が苦手だった巻き貝は、家の中を逃げまわります。向かった先は、昔の仲間との緊急時の取り決めどおりタンスの中。

するとそこには、、巻き貝の両親や、かつてともに暮らしていた仲間たちの姿が!

独りぼっちだった巻き貝は、その後再開した仲間たちと楽しく暮らしましたとさ。というお話。

書き起こしてしまえば単純にも見えますが、ドキュメンタリー形式で「次はどうなるんだろう!?」と飽きのこない展開が続きます。

大スクリーンで小さな貝の物語を見て頂きたいです!!

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