インドの実話をもとにつくられた映画『スーパー30 アーナンド先生の教室』をネタバレレビュー!私財を投じて私塾をつくった偉人アーナンド先生の英雄伝!想像もつかない驚愕ラストとは?本編にツッコミながらまとめてみました。
えい
2022年注目のインド映画!
映画『スーパー30 アーナンド先生の教室』ネタバレ感想:映画内容は実話?
映画『スーパー30 アーナンド先生の教室』感想レビュー
友人くん
どんなあらすじなんだ?
えい
主人公アーナンドは、イギリス・ケンブリッジ大学に合格
アーナンド
えい
けれど貧しさのために、大学には行くことが出来ずじまい
えい
予備校の教師としてお金持ちになる道もあったけれどその道を捨てて、私塾をつくって貧しいインドの子どもたちをインド工科大学へ導くというおはなし
えい
ちなみに最後は、インドの子どもとテロ軍団がバトルします
友人くん
wwww
友人くん
意外すぎる展開
えい
先生に教えてもらったことを武器に変えて戦う生徒たちが熱いですねw
友人くん
なぜそうなったのかは後で教えてくれ
えい
はい
えい
立派な先生ではあるのですが、映画の描写では主人公が立派すぎるあまりに周りが不幸になっている感がすごいですね
友人くん
ほう・・・たとえば?
えい
メインキャラを挙げると・・・
- 主人公のオヤジ
ケンブリッジ大学に合格した主人公の学費を金策中に心労で死亡。
- エクセレント塾の塾長
無職の主人公アーナンドを自分の塾で働かせてあげるも、アーナンドは私塾開設を夢見て逃げてしまう。アーナンドをエクセレント塾にとりもどすためにテロ軍団を使うハメになってしまう。
- エクセレント塾の生徒
主人公アーナンドが塾講師として働いているときいてエクセレント塾に入学するも、アーナンドが早々に塾を辞めたので学費の払い損。
- 主人公弟
主人公の腰巾着のため、主人公に人生を翻弄されまくる。
- ヒロイン
主人公が私塾を開くにあたって、捨てられる。めちゃくちゃいい人。
- ヒロインの旦那
ヒロインは主人公と別れた後に役人と結婚。ヒロインの旦那は、ヒロインが未だ主人公に未練があると薄々感じている。
- 病院
主人公が入院していたばかりに、生徒たちとテロ軍団のバトルの場となる。
友人くん
たしかに皆ろくな目に遭ってないwww
友人くん
お前がひねくれているからこう感じたというだけだと祈る
えい
それはそうかもw
えい
インド映画のイメージと言えばミュージカルをあげる人が多いですが、本作は挿入歌はあるものの踊りは少なめ
えい
では『スーパー30 アーナンド先生の教室』の詳細を語っていきます!
映画『スーパー30 アーナンド先生の教室』ストーリー調ネタバレ
パーパルとは?
えい
インドの大臣に学力を認められ、表彰される主人公アーマンド・クマール
大臣「インドは日本やアメリカのように製品をコンピューターを作るのではない。インドが作るのは『人間』なのだ」
友人くん
いいこと言うね
えい
主人公アーマンドは貧しい身。図書館で勉強するも、司書に追い出されてしまいます
守衛「お前の論文が学術書に載れば、学術書は買わなくとも家に届くぞ」
えい
奮起して、数学の難問に取り組み投書するアーナンド
えい
するとなんとその成果を認められ、ケンブリッジ大学から入学許可証をもらえました!
アーナンドのおやじ「王の子が王になるんじゃない。能力のある者が王になるんだ」
えい
そう信じるアーナンドのおやじはケンブリッジ大学費用の半分を自身の年金から前借り
えい
そしてもう半分は、困ったら自分の所へ来いと言ってくれた大臣から貸してもらおうとします
えい
しかし・・・あてにしていた大臣には金策を断られ、足蹴にされてしまいます
友人くん
大臣・・・立派なことを言っていたのに・・・
えい
金策をしていたおやじは過労で倒れ、そのまま亡くなってしまいます
えい
主人公は大学進学を諦め、パーパル(インドのせんべい)売りに転身・・・
えい
アーナンドがケンブリッジ大学の入学許可証をパーパルの包み紙にして売っているところが涙をさそいます
友人くん
Oh・・・
えい
ある日自転車に乗ってパーパルを売っていた主人公。高級車と事故を起こしそうになります
えい
高級車に乗っていたのは、上流階級のお子様御用達のエクセレント塾塾長ラッラン・シン
えい
アーナンドが優秀な人物であることを知っていた塾長ラッランは、アーナンドを引き抜きします
えい
インド工科大学(IIT)を目指すエクセレント塾の講師としてアーナンドを雇うラッラン塾長
えい
裕福となったアーナンドは、バイクを買ったり、時計を買ったり、彼女にプレゼントを送ったりと良い生活を送れるようになりました
友人くん
サンキュー、ラッラン神
えい
アーナンドは、予備校の金がない奴には金を借りる制度はないと断ったりと、エクセレント塾の講師として染まっていきます
アーナンド塾VSエクセレント塾
えい
酒飲みを楽しむアーナンド
えい
酔っぱらっている時に数学の本を読んでいる青年と出逢います
えい
青年は同僚に「勉強したって無駄。王になるのは王の子」と馬鹿にされています
友人くん
どこかで聞いた言葉だ
えい
父親の言葉を思い出すアーナンド
えい
自分が富裕層向けの予備校でやっていることは、かつて貧しい自分の頼みを無下にした大臣と同じだ・・・
えい
そう思ったアーナンドはエクセレント塾の先生辞め、私財を投じて無料の私塾を作って貧しい子供に無料で教えようと決意
えい
アーナンドが建てた私塾には「NASAに行きたい」「相対性理論を学びたい」「核兵器の開発者になりたい」など夢を持った大量の入学希望者が来場!アーナンドは30人だけ生徒にとることとしました
日雇いで生計をたてる少年少女達が私塾にやってきた
友人くん
核兵器開発者希望者は入塾させない方がいい気もするがw
えい
アーナンドが私塾を開いたことがおもしろくないのは、エクセレント塾のラッラン塾長
友人くん
そりゃ、裕福にしてあげたのに、裏切られたかたちでエクセレント塾を去られたんだからな
ラッラン塾長「俺がお前(アーナンド)を作った。壊すのも俺だ」
ラッラン塾長「1人か2人はインド工科大学に入っても、残りは元のドブの生活に戻るだけさ」
友人くん
かっけえ・・・
えい
奮起するアーナンド。自らの知識を生徒たちに与えるだけでなく、生徒同士で問題を作り回答させることも大事にしました
えい
アーナンド先生の教えでは、人間には2種類いるとのこと
えい
1つはリッキー。完成品を使う人間
えい
もう1つはボールー。自分の器用さを使って、無いものを埋める人間
えい
生徒たちは無いモノは自分たちで創る人間に成長
えい
教科書が1冊しかなければ、生徒たち自身で投影機を作ってそれをカバー。目を見張る成長を遂げていきます
友人くん
すごいな
えい
しかし私塾には金はない・・・そこでアーナンドは、エクセレント塾ラッラン塾長に頭を下げて金を貸してもらうこととしました・・
友人くん
ええ・・・