ネタバレレビュー【映画ミステリと言う勿れ】横溝正史もビックリ?

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2023年9月公開映画【ミステリと言う勿れ】をネタバレレビュー!

【犬神家の一族】を生んだ横溝正史もビックリ?の驚愕ミステリ!




ネタバレレビュー【映画ミステリと言う勿れ】横溝正史もビックリ?

2023年9月公開【ミステリと言う勿れ】。6週連続で週末動員ランキング1位達成!

原作は同名のコミック。

かの有名な名探偵コナンのコミックには、裏表紙に有名推理小説/ドラマのキャラクターが紹介されるコーナーがあるのですが、98巻では【ミステリと言う勿れ】主人公の久能整くんも紹介されています。

名探偵コナンの決め台詞は「真実はいつも一つ!」ですが、久能整くんは「真実は一つじゃない、2つや3つでもない、真実は人の数だけあるんですよ」という反対の考えの持ち主です(笑)

映画【ミステリと言う勿れ】は、ドラマ化された【ミステリと言う勿れ】の続編という位置づけ。ただしドラマ未視聴の私でしたが、映画は映画だけで完結しているので前知識無しで楽しめました。

映画【ミステリと言う勿れ】は、劇中でもツッコまれていましたが、ストーリーは令和版犬神家の一族。150年前から続く一族に代々遺産争いがおこり、死亡者も出ているという背景です。

ミステリと言う勿れ

映画のヒロインであり、一族の遺産相続候補役の一人を演じるは、映画【すずめの戸締まり】のヒロイン鈴芽で声優をつとめた原菜乃華さん。原作漫画も読みましたが、破天荒な少女のイメージがぴったり。

ヒロインに巻き込まれる形で登場するのは、主人公久能整くんを演じる菅田将暉。人の言葉尻をとって、ちくちくちまちまぼやいております。

原菜乃華さんを含めた4人の遺産相続者に謎解きアイテムとして割り当てられたのは、4つの蔵。それぞれの蔵には人形、茶碗、刀、座敷牢と意味深なものが置かれています。

本人の気持とは裏腹に否応なしに事件に巻き込まれた菅田将暉。推理パートを経て、彼が見いだした事実とは・・・

一族は150年前に3人の外国人の容姿をした部外者に乗っとられており、本物の一族の人間は追い出されたというもの。また、一族を乗っ取った人物は自分たちの犯した事件の発覚を恐れ、自分たちに似た容姿をもった子どもが生まれたときは、事故や遺産相続の争いという形にして罪も無き彼らを葬るルールを設けていたようです。

150年前からルールに則って代々殺害を決行してきたのは、一族にずっと関与してきた弁護士一族たち。人を殺すというルールを守ることが自分たちの正義と盲信している…という狂気のお話。

先祖の目論見に反して、団結して謎に立ち向かう遺産相続者の絆が見所です。

映画のラストパートではドラマ版キャストも登場。ドラマ版もみたくなりますね~

  

おしまい




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