東京都田端にある日本唯一のバリアフリー映画館Cinema Chupki!
上映される映画はいずれも場面解説の“音声ガイド”を聴くことが可能!!
映画Blue Giantを”音声ガイド”付きで鑑賞してみました!
映画Blue Giantをバリアフリー映画館の”音声ガイド”付きで鑑賞
バリアフリー映画館Cinema Chupki
映画Blue Giantをバリアフリー映画館の”音声ガイド”の内容は?
専任バリアフリー活弁士の檀さん
副音声を楽しむポイント!!
1. 小説の地の文が読まれる!
2. 聖地情報が分かる!
3. 口パクシーンにセリフがつく!
小説の地の文が読まれる!
- 視覚障害を持つ方のために、場面転換を補完する文章が読み上げられます。場面に応じてしっとりとした口調、強めの口調と使い分けられています。文章に詩的な表現も入ったり、登場人物の心理描写も含まれるところが素敵!
<副音声の例>
・大の身体から青白い光が放たれる…!
・(玉田の初ステージ)
リズムがずれて玉田が焦っている。雪祈がもどかしそうに玉田を見る…雪祈が責めるような目つきで大の背中を見ている…
・磯貝の眼鏡がきらりと光る!
・夜の渋谷駅に列車が吸い込まれていく…
・(豆腐屋のシーン)差し込む朝の日差しが雪祈の横顔を照らす…
・(コットンズのライブ)大と玉田が拳を突き上げる!
・車のライトが雪祈に近づき、トラックが突っ込む!!!…右手がぐちゃぐちゃ。指先が変な方向に曲がっている。
・初ライブから見ている帽子のおじさんが涙をこぼす
・(So Blue)3人の揃った姿を見て平さんは目頭を押さえる。アキコさんは口元を手で押さえ、泣いている。観客が指先で、肩で、頭でリズムをとって聴いている
・(So Blue)少年が「ああっ」とあこがれの眼差し
・グラスの中に映る雪祈の記憶。そのあおいが泣いている。様々な記憶を雪祈が音に込める
・雪祈、玉田、大がひとつの星となって演奏している
- 劇中で名前を呼ばれないキャラクターも副音声だと名前が呼ばれます
・アキコさんは初登場から数回は”ママ”呼び。後に”アキコさん”呼びに変わります
・雪祈だけはなぜか”雪に祈ると書く”と漢字の説明もありました笑
・玉田のファンは「帽子のおじさん」
・玉田の先生は「ピアスの先生」笑
・豆腐屋は「金田さん」
・新橋のライブに来てくれたサラリーマンは「望月さん」
(新橋ライブ)望月さんの目は大に釘付け!思わず立ち上がる望月さん!
(So Blue)新橋のサラリーマン望月さんも嬉しそう
(So Blue)拍手をしていた望月さんが思わず立ち上がる!
- 手紙など文字の書かれた紙は、内容が読み上げられます。手紙を読み上げるときはキャラクターの声やテンションに寄せていらっしゃいます。特によかったのは大の妹の手紙、「お兄ちゃんへ。ばーか」を読み上げる萌えボイス笑
他には、テンション高めで「玉田様、家賃です。いつもサーセン!愛してます」とかも良き
- 登場人物の容姿を紹介することも。そこに着眼しますか、とにやりとすることも
・玉田の先生初登場時の副音声「先生、ピアスだらけ」笑
- 映像を見ているだけでは分からない情報が補足。場面場面で挿入されるインタビュー映像の説明で「15年後の玉田」と撮られた時期が明言されました
- 見逃しがちな情報を教えてもらえる。ライブ会場の客席にいるのが誰が来ているのかを副音声で説明。笑ってしまったのは、So Blueのシーン。今まで登場したキャラの”目”のアップが目まぐるしく移り変わっていくシーンがありますが、誰の目が映ったのかをものすごい早口言葉で紹介されました笑
聖地情報が分かる!
- 登場キャラクターが現在どこにいるのかが細かく語られます。具体的な地名(新宿駅東南口ガード下、永代橋など)もきけました!聖地情報までわかるとは・・笑
口パクシーンにセリフがつく!
- セリフのない(登場人物は口パク)シーンにセリフがつく!
・(バンド名お披露目シーン)
大「JASSです!」
首を振る雪祈
副音声雪祈(は~~、だめだこりゃ)
まとめ
おしまい
コメント