映画Blue Giantをバリアフリー映画館の”音声ガイド”付きで鑑賞してみた!

映画

東京都田端にある日本唯一のバリアフリー映画館Cinema Chupki!

上映される映画はいずれも場面解説の“音声ガイド”を聴くことが可能!!

映画Blue Giantを”音声ガイド”付きで鑑賞してみました!

えい
視覚障害を持つ方向けの”音声ガイド”つきBlue Giantを楽しんでみた!




映画Blue Giantをバリアフリー映画館の”音声ガイド”付きで鑑賞

バリアフリー映画館Cinema Chupki

えい
東京都バリアフリー映画館Cinema Chupkiへ行ってみた!
えい
こちらの映画館の座席にはいずれもイヤホンジャックが備え付けられていて、持ち込んだイヤホン(借りることも可能)を使えば映画とともに副音声を楽しむことが出来るのです!
Cinema Chupkiのシアター
Cinema Chupkiのシアターのイヤホン音声ガイド
えい
映画館Cinema Chupki探訪記はこちらから
友人くん
日本唯一のバリアフリー映画館!

   

映画Blue Giantをバリアフリー映画館の”音声ガイド”の内容は?

えい
映画館Cinema Chupkiでは、映画館オリジナルの副音声をつけていらっしゃるようです

専任バリアフリー活弁士の檀さん

友人くん
バリアフリー活弁士!?小さな映画館なのに取り組みがすごい!!
友人くん
視覚障害の方向けといってたが、視覚障害をもってない人も楽しめる内容なのか?
えい
私もそう思っていました。けれど、副音声ガイドは視覚障害のない方もかなり楽しめる!!
えい
私の思う副音声を楽しむポイントはおおきく3つ!

  

副音声を楽しむポイント!!
1. 小説の地の文が読まれる!
2. 聖地情報が分かる!
3. 口パクシーンにセリフがつく!

えい
映画館Cinema Chupkiで上映された副音声付きBlue Giantの楽しみ方をポイントごとに紹介をします!

小説の地の文が読まれる!

えい
落ち着いた男性のよく通る声で副音声が楽しめます
  • 視覚障害を持つ方のために、場面転換を補完する文章が読み上げられます。場面に応じてしっとりとした口調、強めの口調と使い分けられています。文章に詩的な表現も入ったり、登場人物の心理描写も含まれるところが素敵!

<副音声の例>
・大の身体から青白い光が放たれる…!

・(玉田の初ステージ)
 リズムがずれて玉田が焦っている。雪祈がもどかしそうに玉田を見る…雪祈が責めるような目つきで大の背中を見ている…

・磯貝の眼鏡がきらりと光る!

・夜の渋谷駅に列車が吸い込まれていく…

・(豆腐屋のシーン)差し込む朝の日差しが雪祈の横顔を照らす…

・(コットンズのライブ)大と玉田が拳を突き上げる!

・車のライトが雪祈に近づき、トラックが突っ込む!!!…右手がぐちゃぐちゃ。指先が変な方向に曲がっている。

・初ライブから見ている帽子のおじさんが涙をこぼす

・(So Blue)3人の揃った姿を見て平さんは目頭を押さえる。アキコさんは口元を手で押さえ、泣いている。観客が指先で、肩で、頭でリズムをとって聴いている

・(So Blue)少年が「ああっ」とあこがれの眼差し

グラスの中に映る雪祈の記憶。そのあおいが泣いている。様々な記憶を雪祈が音に込める

雪祈、玉田、大がひとつの星となって演奏している

   

  • 劇中で名前を呼ばれないキャラクターも副音声だと名前が呼ばれます

・アキコさんは初登場から数回は”ママ”呼び。後に”アキコさん”呼びに変わります

・雪祈だけはなぜか”雪に祈ると書く”と漢字の説明もありました笑

・玉田のファンは「帽子のおじさん」

・玉田の先生は「ピアスの先生」笑

・豆腐屋は「金田さん」

・新橋のライブに来てくれたサラリーマンは「望月さん」

えい
望月さんの描写は多かった気がする笑

(新橋ライブ)望月さんの目は大に釘付け!思わず立ち上がる望月さん!

(So Blue)新橋のサラリーマン望月さんも嬉しそう
(So Blue)拍手をしていた望月さんが思わず立ち上がる!

   

  • 手紙など文字の書かれた紙は、内容が読み上げられます。手紙を読み上げるときはキャラクターの声やテンションに寄せていらっしゃいます。特によかったのは大の妹の手紙、「お兄ちゃんへ。ばーか」を読み上げる萌えボイス笑
    他には、テンション高めで「玉田様、家賃です。いつもサーセン!愛してます」とかも良き

   

  • 登場人物の容姿を紹介することも。そこに着眼しますか、とにやりとすることも

・玉田の先生初登場時の副音声「先生、ピアスだらけ」笑

   

  • 映像を見ているだけでは分からない情報が補足。場面場面で挿入されるインタビュー映像の説明で「15年後の玉田」と撮られた時期が明言されました

   

  • 見逃しがちな情報を教えてもらえる。ライブ会場の客席にいるのが誰が来ているのかを副音声で説明。笑ってしまったのは、So Blueのシーン。今まで登場したキャラの”目”のアップが目まぐるしく移り変わっていくシーンがありますが、誰の目が映ったのかをものすごい早口言葉で紹介されました笑

聖地情報が分かる!

  • 登場キャラクターが現在どこにいるのかが細かく語られます。具体的な地名(新宿駅東南口ガード下、永代橋など)もきけました!聖地情報までわかるとは・・笑
えい
副音声の内容からまとめた聖地情報はこちらの記事から

口パクシーンにセリフがつく!

  • セリフのない(登場人物は口パク)シーンにセリフがつく!

・(バンド名お披露目シーン)

大「JASSです!」

首を振る雪祈

副音声雪祈(は~~、だめだこりゃ)

えい
差し入れをもってきた雪祈に大や玉田にキャーキャー台詞があてがわれるなんてことも笑

   

まとめ

えい
以上、映画Blue Giant副音声情報でした!
えい
なおこちらの副音声は、映画Blue Giantがメディア化したときに収録される可能性があるとのことです!
友人くん
これはたのしみだ!

  

おしまい




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