2022年12月公開【ブラック・アダム】をストーリー調でネタバレレビュー!アダムの意外な正体とは?白い騎士と黒い戦士、あるべきヒーローの姿とは?
【ブラック・アダム】ネタバレレビュー!
プロローグ
紀元前2600年前 カーンダック
魔法鉱石エタニウムで作られたサバックの王冠をつくるべく、アクトーン王によって奴隷たちが働かされていた。
――― 奴隷を救うには救世主が必要
現われた1人の少年が民衆を集わせ、反乱を率いる。
少年の活躍は魔術師協議会にも認められ、少年は勇者となった。
同じ頃魔法の王冠を完成させた王は、勇者の少年と戦うことに。
戦いは少年の勝利でおわり、王冠は隠され、少年は消えた。
テス・アダムの復活
主人公ポジションの女性アドリアナは3人の男を連れ、遺跡を探索。
ヒーローが遺跡に埋められているという伝説を信じるアドリアナは、遺跡内で中に浮かぶ王冠を発見。アドリアナは王冠をゲットするも、仲間を失ったあげく、テロリストに捕まってしまう。
追い詰められたアドリアナは、遺跡に書かれていた碑文を読み上げる。
アドリアナ「シャザム!!」
魔法のように現れた屈強な男は、目にも留らぬ早さでテロリストたちを倒してしまう。
アドリアナは、復活した男・・・テス・アダムとともに自宅へ向かう。
ブラック・アダムに登場するヒーローは?
映画『スーサイドスクワッド』に登場し、司令官ポジションをつとめたおばちゃん・・・アマンダ・ウォラー登場!
アダム撲滅のため、四人のヒーローを招集。その名も『ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ』。
空の超人ホークマン
未来が見える魔術師ドクターフェイト
巨大化するルーキーアトム・スマッシャー
嵐を操る天才サイクロン
アダムに『シャザム』と言わることで、魔法の力を消失させることができる!
アダムのキャッチフレーズは?
カーンダックの街を歩くテス・アダムとアモン少年。
5000年の文化の進歩に驚くアダム。
アダム「知らない街だ」
アモン「あなたの故郷でしょ?」
アダム「なら『故郷』はない」
アモン「カーンダックには今スーパーヒーローが必要なんだ」
アダム「それは俺じゃない」
アモン少年の元を去っていくアダム。
それをみたアモン少年は、街にはびこるインターンギャングを挑発し、自分のもとへ集めていく。
『助ける義理はない』と言っていたが、少年のためにギャングを倒してくれるアダム
しかも敵をたおした後に、少年の考えたキャッチフレーズを言ってくれるアダム。
アダム「地獄送り、ブラック参上!!」
ギャングを倒したのもつかぬま、アダムの前に4人のヒーローが登場。
アダムに消滅させられそうになっていたギャングの命を助ける空の超人ホークマン。
ホークマン「犯罪人であれど法の裁きを受けるべきだ」
アダム「裁きは神にやらせておけ」
アダム「死ぬまで奴隷だったが、神として生まれ変わった。誰にもひれ伏さない」
4人のヒーロー『ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ』はアダムとバトル!
一連の流れをみていた街の人たちは、アダムの奮闘を称える。
ギャングに襲われていても来てくれなかったヒーローよりも、結果的に民衆を救ったアダムを称えたのだ。
ヒーローたちは、アダムには世界を滅ぼす可能性があるという。
ホークマン「やつの怒りでこの街カーンダックは破滅しそうになった」
過去にカーンダックを滅ぼしかけたアダム。その行動理念は、正義だったのか復讐だったのか。
魔術師協議会に封印されたアダム。
アダム「自分がヒーローだとは一言も言っていない。俺は何者でもない」
アドリアナ「あなたはなんにでもなれるわ」
アダムとアドリアナが話す最中、テロ集団に少年を誘拐されてしまう。
ヒーローのあり方とは?
アダム「子供を離せ」
ヒーロー対ギャング対アダムの構図でバトルが巻き起こる。
ギャングの乗る空飛ぶスクーターを破壊していくアダム。しかし少年はどのスクーターからも見つからない。
敵を殺めるなというホークマン。
ホークマン「敵であっても生かしておけば情報を引き出せる」
うなずくアダム。
マダムは雲の高さまで敵兵を連れて行き、少年が誘拐されたであろう場所を場所をきくや否や敵兵を落としてしまう。あわてて敵兵を助けるホークマン。
ホークマン「落とすなと言ったはずだ」
アダム「死んでない」
ホークマン「私が助けたからだ」
ホークマンvsアダム
少年の部屋で戦う2人は、部屋から王冠を発見する。
争いの原因になる王冠を海に沈めようと言うヒーローたち。反論するアドリアナ。
アドリアナ「あなたたちはすぐ正義と悪を分けたがる」
アダムの正体とは?
― アルハディディヤ鉱山
少年が監禁されている基地へかけつけるヒーローたち、アドリアナ、そしてテス・アダム。
そこではアドリアナの発掘仲間だったイシュアイルが、ギャング集団を仕切っていた。
アドリアナ「奴らに夫を殺された。息子を同じ目に合わせない」
王冠をギャング集団へ渡すアドリアナ。
アダム「こどもを解放しろ」
自分が王の末裔であると言うイシュアイル。
イシュアイルは王冠を手に入れたにもかかわらず、少年へ発砲。
アダムは高速で動き、少年が被弾することを阻止するが怒りのあまり放電してしまう。
イシュアイルは黒焦げの物体と化し、少年も放電を浴びて気絶しまった。
ヒーローたちとアダムと気絶した少年は、タスクフォースXの基地へ向かう。
自分の過去を語るアダム。
・・・
カーンダックに伝わる伝説の勇者はアダムではなく、アダムの息子フルートだったという。
フルートは魔法の力を手に入れ、勇者となった。
しかしフルートが王の怒りをかったため、フルートの母(アダム)は殺されてしまう。
フルートは父アダムの病気を直すべく、父アダムに勇者の力を譲渡。
その後フルートは王によって殺されてしまった。
・・・
アダム「この力では人を傷つけることしかできない」
アダム「・・・シャザム」
アダムは魔法を使えなかった頃の華奢な体へと戻った。
タスクフォースXの基地で、アダムはメディカルマシンの中で仮死状態で保管されることとなった。
白い騎士と黒い戦士
アダムの電撃から回復した少年。
その頃、ドクターフェイトが世界の崩壊を予知していた。
イシュアイルは地獄に行くために、わざとアダムの攻撃を受けて死んでいたことが判明。
地獄についたイシュアイルは「サバック」と呪文をとなえ、悪魔の力を手に入れる。
イシュアイルは地上へと戻り、ヒーロー四人と戦う。
イシュアイルの圧倒的な力を目にしたドクターフェイトは、バリア空間を作りその中で1人イシュアイルと戦う。
ドクターフェイト「我々は勝てない」
ドクターフェイト「この世界は素晴らしい・・・さらば友よ」
イシュアイル「俺を倒せる者などいない!!」
ドクターフェイト「一人だけいる」
それがテス・アダムだという。自分のみている光景をアダムへとおくるドクターフェイト。
ドクターフェイト「『彼』はこの世界を破滅させる力を持っている。だから救世主にもなれる」
ドクターフェイト「この世界に必要なのは白い騎士だけとは限らない。時として黒い戦士も必要だ」
ドクターフェイト「我々を見捨てないでくれ。世界は『お前』を必要としている」
敵の一撃を喰らい、もやとなって消えていくドクターフェイト。
イシュアイルは悪魔の力を発揮。街には無数の骸骨人間が現れる。
しかし少年たちは悪魔に屈することなく、町の人を元気付けていく。
少年「この手が自由を掴むんだ!」
街の人「俺たちの国だ!カーンダックに自由を!!」
シャザム
アダムの深層心理。息子のフルートと再会するアダム。
アダム「神が合わせてくれた」
フルート「まだその時じゃない」
地上の事態を把握しているフルート。
フルート「呪文を唱えて」
アダム「シャザム!!!」
アダム復活!新たなるコスチュームに身を包み、ヒーローたちのもとへ駆けつける。
巨人ヒーローアトム「ぶっ倒してきて」
空の超人ホークマン「ヤツを叩きのめせ」
ヒーローたちの言葉に背中を押されたアダムは悪魔と対峙する。
強大な力を発揮するアダム。
あっという間に悪魔を真っ二つにする。
アダム「地獄送り、ブラック参上!」
骸骨達が消えていく。
空の超人ホークマン「まさか再会を喜べるとはな」
アダム「彼(ドクターフェイト)のために来た」
ホークマン「それは私も同じだ。友よ、また会おう」
巨人ヒーローアトム「いいチームワークだった」
アダム「最高のチームワークだった」
巨人ヒーローアトム「また一緒に」
アダム「以上だ」
あっさり言われてションボリなアトム。
遺跡にあった王座につくアダム。
少年「どんな気分?」
アダム「違う」
王座を壊すアダム。
アダム「ヒーローはずっと”いた”。必要なのは”守護者”だ」
アドリアナ「ありがとう、テスアダム」
アダム「その名前だが、ちょっと古臭い」
アドリアナ「じゃあなんて呼べばいい?」
―――ブラック・アダム―――
エンディング後に登場したヒーローは??
おしまい
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