インドの実話をもとにつくられた映画『スーパー30 アーナンド先生の教室』をネタバレレビュー!私財を投じて私塾をつくった偉人アーナンド先生の英雄伝!想像もつかない驚愕ラストとは?本編にツッコミながらまとめてみました。
映画『スーパー30 アーナンド先生の教室』ネタバレ感想:映画内容は実話?
映画『スーパー30 アーナンド先生の教室』感想レビュー
主人公アーナンドは、イギリス・ケンブリッジ大学に合格
アーナンド
けれど貧しさのために、大学には行くことが出来ずじまい
予備校の教師としてお金持ちになる道もあったけれどその道を捨てて、私塾をつくって貧しいインドの子どもたちをインド工科大学へ導くというおはなし
ちなみに最後は、インドの子どもとテロ軍団がバトルします
先生に教えてもらったことを武器に変えて戦う生徒たちが熱いですねw
立派な先生ではあるのですが、映画の描写では主人公が立派すぎるあまりに周りが不幸になっている感がすごいですね
ケンブリッジ大学に合格した主人公の学費を金策中に心労で死亡。
無職の主人公アーナンドを自分の塾で働かせてあげるも、アーナンドは私塾開設を夢見て逃げてしまう。アーナンドをエクセレント塾にとりもどすためにテロ軍団を使うハメになってしまう。
主人公アーナンドが塾講師として働いているときいてエクセレント塾に入学するも、アーナンドが早々に塾を辞めたので学費の払い損。
主人公の腰巾着のため、主人公に人生を翻弄されまくる。
主人公が私塾を開くにあたって、捨てられる。めちゃくちゃいい人。
ヒロインは主人公と別れた後に役人と結婚。ヒロインの旦那は、ヒロインが未だ主人公に未練があると薄々感じている。
主人公が入院していたばかりに、生徒たちとテロ軍団のバトルの場となる。
お前がひねくれているからこう感じたというだけだと祈る
インド映画のイメージと言えばミュージカルをあげる人が多いですが、本作は挿入歌はあるものの踊りは少なめ
では『スーパー30 アーナンド先生の教室』の詳細を語っていきます!
映画『スーパー30 アーナンド先生の教室』ストーリー調ネタバレ
パーパルとは?
インドの大臣に学力を認められ、表彰される主人公アーマンド・クマール
大臣「インドは日本やアメリカのように製品をコンピューターを作るのではない。インドが作るのは『人間』なのだ」
主人公アーマンドは貧しい身。図書館で勉強するも、司書に追い出されてしまいます
守衛「お前の論文が学術書に載れば、学術書は買わなくとも家に届くぞ」
するとなんとその成果を認められ、ケンブリッジ大学から入学許可証をもらえました!
アーナンドのおやじ「王の子が王になるんじゃない。能力のある者が王になるんだ」
そう信じるアーナンドのおやじはケンブリッジ大学費用の半分を自身の年金から前借り
そしてもう半分は、困ったら自分の所へ来いと言ってくれた大臣から貸してもらおうとします
しかし・・・あてにしていた大臣には金策を断られ、足蹴にされてしまいます
金策をしていたおやじは過労で倒れ、そのまま亡くなってしまいます
主人公は大学進学を諦め、パーパル(インドのせんべい)売りに転身・・・
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アーナンドがケンブリッジ大学の入学許可証をパーパルの包み紙にして売っているところが涙をさそいます
ある日自転車に乗ってパーパルを売っていた主人公。高級車と事故を起こしそうになります
高級車に乗っていたのは、上流階級のお子様御用達のエクセレント塾塾長ラッラン・シン
アーナンドが優秀な人物であることを知っていた塾長ラッランは、アーナンドを引き抜きします
インド工科大学(IIT)を目指すエクセレント塾の講師としてアーナンドを雇うラッラン塾長
裕福となったアーナンドは、バイクを買ったり、時計を買ったり、彼女にプレゼントを送ったりと良い生活を送れるようになりました
アーナンドは、予備校の金がない奴には金を借りる制度はないと断ったりと、エクセレント塾の講師として染まっていきます
アーナンド塾VSエクセレント塾
酔っぱらっている時に数学の本を読んでいる青年と出逢います
青年は同僚に「勉強したって無駄。王になるのは王の子」と馬鹿にされています
自分が富裕層向けの予備校でやっていることは、かつて貧しい自分の頼みを無下にした大臣と同じだ・・・
そう思ったアーナンドはエクセレント塾の先生辞め、私財を投じて無料の私塾を作って貧しい子供に無料で教えようと決意
アーナンドが建てた私塾には「NASAに行きたい」「相対性理論を学びたい」「核兵器の開発者になりたい」など夢を持った大量の入学希望者が来場!アーナンドは30人だけ生徒にとることとしました
日雇いで生計をたてる少年少女達が私塾にやってきた
核兵器開発者希望者は入塾させない方がいい気もするがw
アーナンドが私塾を開いたことがおもしろくないのは、エクセレント塾のラッラン塾長
そりゃ、裕福にしてあげたのに、裏切られたかたちでエクセレント塾を去られたんだからな
ラッラン塾長「俺がお前(アーナンド)を作った。壊すのも俺だ」
ラッラン塾長「1人か2人はインド工科大学に入っても、残りは元のドブの生活に戻るだけさ」
奮起するアーナンド。自らの知識を生徒たちに与えるだけでなく、生徒同士で問題を作り回答させることも大事にしました
アーナンド先生の教えでは、人間には2種類いるとのこと
もう1つはボールー。自分の器用さを使って、無いものを埋める人間
教科書が1冊しかなければ、生徒たち自身で投影機を作ってそれをカバー。目を見張る成長を遂げていきます
しかし私塾には金はない・・・そこでアーナンドは、エクセレント塾ラッラン塾長に頭を下げて金を貸してもらうこととしました・・
アーナンド塾とエクセレント塾の生徒同士で学力テストを実施。アーナンド塾が勝利したらラッランは私塾の経済援助をする。逆にエクセレント塾の生徒が勝ったら私塾を解体してアーナンドはエクセレント塾に戻る・・・というもの
判定を行うために会場には役人も来ていました。役人は奥さんも連れていましたが、それは主人公の元カノでした・・・
学力テストの結果は、エクセレント塾平均52点、アーナンド私塾平均49点。まさかのアーナンド私塾敗北
しかし会場では、試験の開催に正当性がないと声が上がる!
観客(記者)「アーナンドの署名が書かれた試験開催同意書を見せろ!」
アーナンドも「負けたら私塾潰すとか言ってないわ~~」と言い出す始末
なお学力テストの開催同意書はアーナンドの元カノが旦那の鞄から盗んで処分していた模様
旦那「君が同意書を盗んだのは知ってたよ。いい男に惚れたな」
元カノ「男を見る目はあるの」
スーパー30 とは?
学力テストに負けたアーナンド私塾の生徒たちは一時ネガティブモードになるも、精神的ハードルを乗り越えてひとつ成長します
アーナンド私塾の記事を読んだインドの大臣が、エクセレント塾の塾長にアーナンドと生徒をまとめて処分するよう指示
ひえっ・・・まあ無料の塾が効果を出したら、金取ってるエクセレント塾が詐欺扱いになってしまうってことか
このあたりはよく価値観がわかりませんでしたね・・・劇中ではお金をとって塾を開くことが悪のように描かれていたことが、私はしっくりきませんでした
エクセレント塾のラッラン塾長は、インド大臣の勅命を受けてアーナンドに殺し屋を仕向けることに
ラッラン塾長・・・生徒からは「アーナンド先生がいない」と詐欺師扱いされたり、インド大臣からは「アーナンド殺してこい」と言われたり、中間管理職みたいでかわいそうだ・・・
アーナンドを襲う殺し屋!アーナンドは銃弾を浴び、弟に助けられながら病院へ運び込まれます
アーナンドを慕う30人の生徒たちは、自分たちの成長を見せつけるべく必殺アイテムを創りテロ軍団と戦う!
火燃ゆるタイヤを転がして敵を怯えさせる!音の屈折の法則を利用して生徒たちの位置を敵に錯覚させる!光の反射の法則をつかって銃を持ったテロ軍団たちを幽閉させることに成功!
生徒たちはガラス瓶の爆弾でテロ軍団を倒したりもしていました
結果を先に見たアーナンドの弟が主人公に駆け寄ります
弟「あった・・・みんなあった・・・30人全員の名前が」
アーナンド「おお・・・神よ」
タイトルにある『スーパー30』というのは生徒のことだったか・・・おめでとう!
実在のアーナンド先生は、2002年に作った塾でまだ教えているそうです
まとめ
勉強したい人間は必死に勉強出来る環境を探そうとしているのに、勉強できる環境にあるお前は勉強しようとしない
おしまい
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