7月9日公開の『100日間生きたワニ』をネタバレレビュー!
ツイッターに100日にわたり投稿され大きな話題を集めた、きくちゆうきの4コマ漫画「100日後に死ぬワニ」を「カメラを止めるな!」の上田慎一郎と、アニメーション監督としても活躍するふくだみゆき夫妻の監督・脚本でアニメ映画化。
63分の短編映画で何が起きる?!
「100後に死ぬワニ」「カメラを止めるな!」を好きでもないブログ管理人が「100日間生きたワニ」を観てみた!
というわけで行ってきました映画館。私の観た上映回(初週の土曜日)はガラガラでした・・・
私は言いたい!
Twitterで毎日毎日100ワニ100ワニ更新を楽しみにしてたヤツらは何処へ行ったんだと(笑)
最終回直後に100ワニが商業展開を開始したため、それまで毎日漫画を楽しみにしてたファン達が一気にアンチ化していましたが・・・そりゃ商業展開するでしょ!笑
ファンは映画館に行かずに、2,3回漫画を読んで「つまんね」とおもった私のほうが映画館に行っているという・・・(笑)
ファンならファンらしく、最後までファンであり続けろよと!私は言いたい!
え、で、肝心の映画ですか?
面白かったですよ・・・ほんのちょっとだけ笑
アニメは手抜きだし、声優のしゃべりは変なキャラづくりがされていてうっとうしかったけどちょっとだけ。
ではネタバレレビューです!
100日間生きたワニ ネタバレレビュー
初っぱなから死んでるワニ
春。お花見中のネズミ、メスワニ、メス犬、金玉みたいなヤツがお花見を楽しんでいます。
けれど、お花見言い出しっぺのワニが来てない。
ネズミ「バイクでちょっと迎えに行くわ~」
ネズミさん、「わ~」だの「し~」だの間延びした口調がうざい。
声優誰なんだよとおもって後で調べたら・・・
中村倫也きゅんじゃないですか!
・・・まじか。
実写映画『アラジン』でイケメンボイスを披露したのに・・
ネズミのキャラクターを無視して、イケメンボイスで喋り倒して欲しかったですね(笑)
ネズミがワニのもとへ向かう中、ワニもまた花見会場へ向かいます。
しかしそのワニの眼前で1匹のひよこが、風で飛ばされて道路に飛び込んでしまいます…
ひよこを救うために飛び出したワニ。
宙を舞うワニのスマホとアルバム・・・
道路に落ちたアルバムを、口を開けて見つめるひよこ。
風でめくれていくアルバム。
ワニの遺体の描写はありませんが・・・
ワニ、無事死亡。
ここからは過去編です。
繰り返される歴史(轢死)
ワニが死亡した日の100日前、12月。
その頃のネズミは・・・
入院していた(笑)
お見舞いに来てくれるワニ。
ワニ、ネズミを励ますために大口を開けて6時の真似。
これにはネズミも爆笑!
ワニ、ええヤツですね。
まあ100日後に死ぬんですけど(笑) ←おい
ワニとネズミは朝日を観に行って、みかんを食ったりとなんでもない日常を過ごしていきます。
ワニ「このみかん・・・102点」
ねずみ「2点はなんだし」
だから、しーしー、うるせぇ(笑)
クリスマス
ワニにとっての最後のクリスマス。
クリスマスケーキを店頭で売るメスワニ。
ワニ、偶然その前を通りかかります。
メスワニに気付くこともなく、道路を歩くワニ。
そんなワニの前でなんと・・・
1羽のヒヨコが道路に飛び出してしまったのです!!
な、なんだってーーーー!!
冒頭に出てきたヒヨコと同一人物(鳥)にみえましたが、どうあってもワニを轢死(れきし)させたいのでしょうか??(笑)
ヒヨコを助けるワニ。
もちろんワニが死ぬのは100日後なのでこの時点でワニが死ぬことはなく、ワニはヒヨコの救出に成功。
ヒヨコ(ワニをやるチャンスはまだある・・・)
とでも思っているのでしょうか。
メスワニ
―ラーメン屋
お気に入りのラーメン屋”極真”を訪れたワニとねずみ。
ワニ「死ぬ前に(ラーメン)100回すすりますか」
ねずみ「やりたいことある?」
ワニ「ない」
ねずみ「あれし」
あれし、ってなんだよあれしって。
マジで しーしー、うるさいです(笑)。
― 大晦日
初詣に来たワニとねずみ。唐突にワニを蹴るねずみ。
ねずみ「大晦日トルネードキック」
蹴られたワニ・・・無言(笑)。
ねずみも、自分の発言が無かったかのように終わる。
・・・めっちゃ不自然(笑)。そもそも4コマがそうだったのか、4コマを無理やり映像におこしたせいなのか、たびたび不自然なところがありますね。動き少ないし(笑)
―ワニとメスワニのバイト先
ワニ、バイト先のメスワニに惚れた模様。
しかしワニは、メスワニが自分を嫌っていると誤解して、バイトをやめてしまいます。
辞めし(ねずみの口調風)。
ねずみ、ワニに告白するよう煽った責任を感じたのか、ワニ元気付けるためにねずみバイクでナイトツーリング。
行きつけのラーメン屋でラーメンを食べるワニとねずみ。
それにしても、ねずみの出るラーメン屋ってイヤだな(違)。
汚し。
友達2
―2月
カフェのバイトを辞めたワニは、金玉みたいな生物の働く買い取りセンターでバイトを始めることに。
時給は1000円。
高ぇよ(笑)。
東京と神奈川以外は、最低賃金1000円下回ってますからね。彼等は東京住まいなんでしょうか。畜生のくせに。
金玉「俺バイトやめるわ。てか辞める前に告るわ」
金玉、ワニが入ってきたとたんにバイトを辞めようとします。
金玉は同僚のメス犬に告白し、成功。
ねずみ「行かずに後悔?」
金玉の彼女「いって後悔?」
金玉の告白成功にのっかれと言わんばかりに、周りのメンツがワニへメスワニに告白をするよう煽ります。
ねずみにしろ、金玉の彼女にしろ、ワニとメスワニの関係性を全く知らないくせに告白を勧めてくるのは無責任過ぎるとおもいます(マジメ)。
しかしワニはねずみと金玉の彼女に背中を押され、夜道でバイト帰りのメスワニの前に現われます。
怖いわ(笑)。
対するメスワニ・・・なんとお湯を入れたカップ麺を持っています(笑)。アツアツのお湯が護身につかえるのでしょうか(笑)。
世間話をして、勇気を出してメスワニのLINEをおしえてもらうワニ。
・・・てかメスワニの、カップラーメン伸びちゃうじゃん(笑)
家に帰ったワニはLINEでメスワニを水族館へ誘います。
しかしデート当日、水族館は休館日。
「いやいやそれくらい調べておけよ」と突っ込みたくなります。
ワニの中の人・・・神木隆之介きゅんならそんなことはしないぞ。
水族館の中には入れなかったものの、メスワニの助け船を得て、ワニコンビは『ドクターアニマル2』という映画を観に行くことに。
そして、映画鑑賞後に喫茶店で告白。
告白の様子は映りませんでしたが、どうやらワニによる告白は成功した模様。
告白成功を祝って、ラーメン屋でネズミがワニにラーメンの具(ゆで玉子)をプレゼントする描写がありました。
告白成功、おめでとうございますし!
けど、、、
ねずみの喰ったラーメンに入ってるゆで玉子は要らない件について。
なんか病気うつりそう(笑)
お祝いなら、具だけじゃなくて、ラーメン1杯丸々おごってやれし。
ワニの死
ワニの死期が迫る、3月。
― ワニ宅
メスワニからゲームコントローラーをもらってテンションの高いワニ。
ワニ「(自分が)死んだらあげるよ」
ネズミ「・・・」
ネズミ「冗談でもそれは言うなよ」
なぜか死には敏感なネズミ(笑)。実はネズミはタイムリープしていて、ワニの死に何度も遭遇しているのでしょうか。
日を改めて、ワニは友達をLINEで花見に誘います。
ワニLINE「今年も花見するっしょ」
―花見当日
花見会場。ワニに誘われた4匹は花見会場に来ていますが、ワニの姿は未だ無し。
63分しかない映画なのに、冒頭と同じシーンが始まってしまいました(笑)
もしくは、ねずみがワニを救うためにタイムリープをしているために、同じシーンにみえても、違うシーンが上映されているのでしょうか。
ねずみ「ちょっと迎えに行くわ」
しかし、ワニが死ぬ結末からは逃れられず。
ワニの死んだ100日後(多分映画オリジナル。原作読んでないので知らんけど)
ワニが死んでから100日後。
その日は雨だった。
極真ラーメン屋は閉店してしまった。
家でカップ麺ばかり食っているネズミ。
メスワニは、同僚のメスヘビに「ドクターアニマル3」に誘われても、ワニと観に行く約束を思い出して誘いを断ります。
みんなの心にワニが生きていた。
そこへ・・・
ワニのことなんざ知るよしもない新キャラのカエルが、ワニの住んでいる街に引っ越してきます。
このカエル(cv.山田裕貴)がまたしてもしゃべりがうざい(笑)。
「ワニの代わりに、お前が死んどけや」と、温厚な私でも言いたくなってしまうほどに(ひどい)。
カエル「バイト募集中?マジカ~~?マジカ~~?」
くそうぜぇ(笑)
カエルは、メスワニやメスヘビの働くカフェで勤務開始します。
カエルはメスヘビに惚れるも、徹底的にスルーされます。
またバイクを持っているカエルは、バイク屋で努めるネズミと友達になろうとするも、カエルがうざ過ぎてネズミからも避けられてしまいます(笑)。
メスヘビやネズミ、金玉にメシの誘いを振られる・・・
ようやく気付くカエル。
カエル「あの・・・なんか俺、『ノリ』違いますかね?」
自分で気付くことができるだけ、まともなヤツだったか。
自身のウザさに気付いたはずのカエル、なぜかメスヘビに告白。
そして玉砕(笑)。
メスヘビに振られ、雨に降られて、散々なカエル(笑)。
まあ、カエルだから濡れてナンボだし。
雨に降られたカエルは、歓迎されぬねずみのバイク屋へ足を運びます。
カエル「振られちゃった・・・」
泣き崩れるカエル・・・
引っ越してきたばかりで、前の街と友達を思い出してしまったのか堰を切ったかのように大泣き。
これにはネズミ、さすがに哀れに思ったのか、夜のツーリングにさそいます。
ネズミ「ちょっと行くか」
・・・『ちょっと』行くのが好きな奴ですね(笑)
ネズミとカエルで夜のツーリング。
朝日を一緒に観るために。
みかんを持ってきていたネズミ。
みかんを食って、味を品評します。
ネズミ「101点」
かえる「1点は何?」
ネズミ(コイツ…ワニとみかん喰った時のワイとの同じツッコミを!?)
かえるの感性が自分と似てるんじゃないか?とおもい始めるネズミ。
というか、「101点」というボケをかまされたら、誰でも「1点は何?」と、聞きかえしそうなものですけど(笑)。
ネズミは、落ち込んでいたかえるにたいして、ワニが自分を励ますときに使ったネタを披露します。
大口を開けて・・・6時の時計の針のマネ!
励ます立場のはずだったネズミでしたが、ワニとの想い出を思い出して泣き出してしまいます。
ワニが死んでから初めて見せたねずみの涙。
やっとワニの死を受け入れられたのかもしれませんね・・・
知らんけど(笑)
エピローグ
ワニの死後、止まっていたLINEのグループチャット。
そこに、ねずみが久々の発言。
ネズミ「久しぶりに集まりませんか?」
ネズミ「もう一人誘っていいですか」
ある雨上がりの日。
そこには出かける5人の姿。
ネズミ、メスワニ、金玉、金玉の彼女となった雌犬・・・
・・・そしてワニの代わりに、カエル。
ワニを失って止まっていた4人の時間が動き出す。
結論
ラストがいい感じで終われば、なんとなくその映画にたいする評価は甘くなる(えいの映画ブログ(2018~))
おしまい
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