真の正義とは何か?
見るもの全てに問いかける世界を変えようと立ち上がった人々の”奇跡の実話”
2020年2月28日に公開された黒い司法(原題:JUST MERCY)をストーリー調でネタバレレビュー!
あらすじと登場人物紹介
登場人物紹介
あらすじ・感想・レビュー
黒人男性の3分の1が刑務所に入ったことがある
― アラバマ州モンロー
警察官「拳銃を撃ってカタをつけてもいいんだぞ?」
ジョニー「俺はなにもしていない!」
最後の希望
― ジョージア州ジャクソン
ブライアン「”来年一年”は死刑執行はありません」
ジョニーD「こんないいニュースはない」
死刑囚ハーブ
ハーブ「おかしな日だよ」
ハーブ「生まれてこのかたこんなに気を使われた日はなかったよ」
ハーブ「親身に戦ってくれたのはあんただけだ」
ハーブ「一緒に祈ってくれるか」
ブライアン「もちろんだ」
ハーブ「俺にはなんの心のわだかまりもありません」
囚人A「一人じゃないぞ!俺たちがついてる!」
囚人B「大好きだ!ハーブ!」
証言要求
ブライアン「あなたはジョニーDのことも彼の犯した殺人のことも知らない」
ブライアン「そんなあなたが、なぜジョニーDの事件の重要参考人に?」
マイヨーズ「ここから出られるなら、俺は”なんでも“言うさ」
ブライアン「最後のチャンスだ」
揺れ動く証言者
―1992年 再審裁判
裁判官「過去の裁判でのあなたの証言は正しいですか?」
マイヨーズ「・・・」
マイヨーズ「わからない」
マイヨーズ「覚えてねぇんだ」
ブライアン「ジョニーDを知っていますか?」
ブライアン「彼はこの部屋にいる?」
マイヨーズ「いるよ」
ブライアン「指で指して」
ブライアン「もう一度訊きます」
ブライアン「あなたが過去の裁判で証言した内容は真実ですか?」
マイヨーズ「違う」
マイヨーズ「デタラメだ」
マイヨーズ「俺が死刑囚にした彼を早く子供たちのもとへ返してやってくれ」
可能性0%の奇跡
ブライアン「真実が語られないまま長い年月が過ぎてしまいました」
ブライアン「しかし正義は間に合う」
ブライアン「再審を」
ブライアン「すまない」
ジョニー「逮捕されたとき考えた」
ジョニー「いつか誤解だと分かってもらえて、解放されるのだと」
ジョニー「しかし違った」
ジョニー「判事も陪は言ったんだ」
ジョニー「オレが死刑囚だと・・・」
ジョニー「探していた真実はぼやけた」
ジョニー「しかし真実はマイヨーズは真実を言った」
ジョニー「オレは”生き返った”んだ」
ジョニー「オレは笑って”いく”よ」
ジョニー「真実を取り戻したから・・・」
ジョニー「あんたがくれたんだ」
ジョニー「もう誰も奪えない」
ジョニー「オレの弁護人を辞める気か?」
ブライアン「いや、やめない」
ジョニー「なら謝る必要はないさ」
真の正義
ブライアン「あなたは善悪の区別がつく人だから来た」
ブライアン「貴方も”こちら側”につくべきだ」
検事「・・・」
検事「今度来るときは電話しろ。出て行け」
― 1993年 アラバマ州最高裁
検事「困りました・・・」
検事「この町の人は安心して眠りたい」
検事「しかしこの事件は・・・」
検事「もう一度証拠を見ました」
検事「・・・弁護側に異議なし」
裁判長「弁護側の死刑求刑取り下げ申請に加わるのですか?」
検事「はい、裁判長」
裁判長「 ・・・」
裁判長「おかげで今日の裁判は楽でした」
裁判長「死刑を取り下げます、マクラミアン(ジョニーD)さん」
JUST MERCY
無実が証明されたジョニーD
長く世話になった牢を出て行くときがきた
牢の仲間達がそれぞれ、金属の食器を持ち、檻に打ち付け音をならす
自分のことのように喜ぶ囚人たち
涙ながらに牢を去って行くジョニーD
ブライアン「世界を変えるには理想だけでは駄目だ」
ブライアン「強い信念、そして希望も必要だ」
ブライアン「そう教えられたよ」
ジョニー「オレが教えたって?」
ジョニー「オレもやるな 笑」
二人の男は拳を付き合わせ、笑う
ジョニーDを救ったブライアン
彼が、140人を越える死刑囚を救うのはまた別の物語
おしまい
コメント
相変わらずの濃厚なレビューありがとうございました。
全部読んでしまいました。
コロナの影響で映画館へ行けないので、ここで映画館へ行った気にならしてもらいます。
いごっそうさん!
ありがとうございます!
タダでさえ少ないPVが、コロナ後余計減ったような気も笑