脳内でキリストと対話することができ、聖痕や奇蹟を起こし民衆から崇められた一方、同性愛の罪で裁判にかけられた実在の人物ベネデッタの半生が映画化！彼女のおこした奇蹟は本物か、はたまた狂言か！？映画【ベネデッタ】をストーリー調でネタバレレビュー！
映画【ベネデッタ】をストーリー調でネタバレレビュー
映画ベネデッタの主な登場人物
- ベネデッタ
主人公。敬虔（けいけん）なる修道女。自分の脳内でイエス・キリストと対話ができる
- バルトロメア
家族に虐待されていた羊飼いの娘。新入り修道女となる
- 修道院院長
修道院のボス的な女性。修道女の娘がいる
- 教皇
とある理由で、イタリアフィレンツェからベネデッタのいる街へやってきた男
映画ベネデッタの感想レビュー
映画ベネデッタのネタバレ
ベネデッタ
子ども「聖母様の罰が下るわ！」
強盗「聖母様によろしくな！」
バルトロメア
バルトロメア「私綺麗？わからない」
バルトロメア「鏡なんて持ってないもの」
ベネデッタ「私の目に映ってる」
ベネデッタの聖痕は本物か？
イエス・キリストと対話
脳内キリスト「愛の証に痛みを受けるか？裸になりなさい」
脳内キリスト「私の手と、汝の手を重ねよ」
ベネデッタ「神よ！凄い痛みです！！」
皆「聖痕（※）だわ！」
※両手，両足および脇腹，額に，磔刑（たつけい）のキリストが受けたものと同じ傷が外的原因を伴うことなく現れる超自然現象
ベネデッタ「バルトロメア、神が私に心臓をくれた」
ペシアの街からフィレンツェまでの距離は？
バルトロメア「これで私の指より奥まで届くわ」
イタリアペシアの街（トスカーナ地方）⇒フィレンツェ
拷問器具苦悩の梨
ベネデッタ「ペストはこの街には来ない！彗星は私たちを救ってくれる」
教皇「明日、ベネデッタの審問を開始する」
元院長「バルトロメアとベネデッタが男女のように触れ合って（意味深）いました」
教皇「ベネデッタは欲情を感じていたか?」
元院長「木でできた聖母像を使ってました」
疫病ペスト
ベネデッタ「キリストから伝言がある。娘とともに”待っている”と」
元修道院院長「娘が地獄にいないなら良かった」
バルトロメア「私を許して！嫌ってないと言って」
ベネデッタ「裏切りも神の御心よ」
イエス・キリストの憑依したベネデッタ「私はペシアを救えなかった！」
イエス・キリストの憑依したベネデッタ「死が街を駆け抜け、すべてを刈り取る」
イエス・キリストの憑依したベネデッタ「死はここにいる!」
元修道院院長「この町に、ペストを持ち込んだのは教皇よ！！」
ベネデッタ「教皇こそ火炙りにすべきよ!!」
ベネデッタ「祈ってほしい？」
教皇「私が行く場所は･･･？」
ベネデッタ「･･･天国よ」
教皇「最後まで嘘ばかりだ」
エピローグ
－ 街の片隅
事後の様子の、ベネデッタとバルトロメア
バルトロメア「聖痕が出来たのは嘘なんでしょ？自分で傷をつけたんでしょ？」
バルトロメア「私が好きなら言って・・・言え！」
ベネデッタ「なぜ強要するの？」
バルトロメア「生きてほしいから」
結局、聖痕が自然とできたものか、自分できずをつけてできたものかを言うことなく、ベネデッタは元いた町へ戻っていく･･･
バルトロメア「また火あぶりの刑になるかもしれないのに･･･」
バルトロメア「･･･行っちまえ!!」
町へ戻ったベネデッタは、火あぶりの刑にはならず70歳まで牢獄で過ごす。
そしてペシアの町にペストが広まることはなかった。
おしまい
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