作品を観たことが無くとも、テーマ曲を聴いたことならあるであろう【戦場のメリークリスマス】。大島渚プロダクション保有の作品が国立機関に収蔵されることにともない、２０２３年１月最後の大規模ロードショー！ストーリー調でネタバレレビューです！
感想・あらすじ：戦場のメリークリスマス
えい
誰しもが聴いたことがあるであろう坂本龍一作曲の【Merry Christmas Mr.Lawrence】
えい
このテーマ曲が使われているのが、【戦場のメリークリスマス】！
友人くん
名前はきいたことがあるが、その内容は一切知らないなぁ
えい
私もそうでしたので観に行ってきました！
えい
なにやらロマンチックなタイトルとは裏腹に、第二次世界大戦における日本軍の外国人捕虜収容所を舞台とした映画でした
友人くん
たしかに俺の勝手に思い描いてたイメージとは違うなｗ
えい
外国人捕虜収容所だけでストーリーが展開され、「戦闘シーンが一切登場しない」という異色の戦争映画･･･
えい
メインキャラクターは主に４人
- ジャック・セリアズ陸軍少佐 – デヴィッド・ボウイ
- ヨノイ大尉（レバクセンバタ俘虜収容所所長） – 坂本龍一
- ハラ・ゲンゴ軍曹 – ビートたけし
- ジョン・ロレンス陸軍中佐 – トム・コンティ
えい
この記事では、タイトルに関わってくるハラ（ビートたけし）と、捕虜のロレンスに主軸を置いてストーリー調でネタバレレビューしていきます！
えい
ビートたけしのみせる笑顔がいいんです！
友人くん
ｗｗｗｗ
ネタバレ：戦場のメリークリスマス
えい
捕虜収容所で取り押さえられている朝鮮人
えい
なにやら朝鮮人（♂）が同じく捕虜であるオランダ人（♂）をレ●プした模様
友人くん
アッー
えい
捕虜収容所を取り締まっているビートたけし（役名はハラ）
ビートたけし「俺たちの目の前でヤッてみろ！やったら切腹させてやる！」
友人くん
ｗｗｗｗ
えい
一見とんでもねーことを言っているようですが、処刑になったら遺族に補償がでないようなのでビートたけしによる温情のようです
友人くん
温情にはきこえないんだがｗ
えい
ですねｗ
ビートたけし「切腹を見ていないなら、日本を見たことにはならない！」
えい
と豪語するたけし
友人くん
どんな名物だよ
えい
イギリス人捕虜であるロレンスが止めに入ります
えい
ロレンスは、英語の話せないたけしの通訳ポジションでもあります
たけし「俺はお前が自決したらもっと好きになるよ」
ロレンス「私は逃げない」
えい
日を改めて、結局切腹となる朝鮮人
えい
それを見た被害者であるはずのオランダ人は舌を噛んで死んでしまいます･･･
えい
自分たちを収容している日本人たちに訴えかけるロレンス
ロレンス「あなたは間違っている･･･」
ロレンス「我々は皆間違っている」
えい
そんな収容所の日々、ある日英国人の捕虜部屋からラジオが発見されます
友人くん
そんな娯楽品をもちこんでいいのか？
えい
もちろＮＧ！
えい
犯人捜しがおこなわれ、無罪にも関わらず、無線をもちこんだ罪を被せられてしまうロレンス
ロレンス「私は死んで君たちの秩序を守るのか」
ロレンス「私はウソをつけば良かったか」
ロレンス「私はお前らの神々を呪う」
えい
隔離されるロレンス
えい
隔離部屋にいるロレンスは、ある日酔っ払ったビートたけしに呼び出されます
えい
なにやら上機嫌なたけし
たけし「今夜私はサンタクロース♥」
友人くん
ｗｗｗｗ
たけし「ロレンス!!」
たけし「ロレンス、メリー・クリスマス」
友人くん
たけしによるタイトル回収！
えい
クリスマスが近いと言い、ロレンスにクリスマスの挨拶をするたけし
えい
酔っ払ったたけしは、ロレンスを隔離部屋から釈放してくれます
えい
どうやら無線機は別の人物が取ったと分かった模様
えい
えん罪当たり前の収容所で、普段厳しさしか見せなかったたけしは、お咎め覚悟でロレンスの無罪を信じた行動をとってくれたようです
友人くん
たけし！ありがてぇ
えい
そして時は流れ、４年後･･･
えい
日本は第二次世界大戦に敗北
えい
たけしの上司（坂本龍一）は処刑され、たけしは捕虜になっていました
えい
戦勝国側となったロレンスはたけしの元へ現れ、「あなたを収容所から出してあげたかった」と言います
えい
ロレンスの投げかける優しい言葉を、そっと断るたけし
たけし「I am ready to die.（死ぬ覚悟はできています）」
えい
英語を少し話せるようになったというたけし
えい
「私のしたことは他の兵士がしたことと同じです」というたけしに「正しい人はどこにもいない」と答えるロレンス
えい
話題を変え、４年前のクリスマスを覚えているかとロレンスに英語で聞くたけし
ロレンス「覚えています。素敵なクリスマスでした」
ロレンス「あなたは酔っていた」
たけし「これからも酔い続けます」
ロレンス「・・・さよなら、神の恵みを」
えい
たけしのもとを去ろうとするロレンス
えい
そんなロレンスを呼び止めるたけし・・・・
えい
そして・・・
たけし「ロレンス!!」
たけし「Mr.ロレンス、メリー・クリスマス」
えい
とたけしが笑顔をみせたところで映画はおしまい
えい
なんとも物悲しい・・
えい
大分端折ってしまいましたが、捕虜収容所で独裁を働いていたたけしが優しさを見せるようになっていくところが見所です！
えい
そしてたけしが優しさを見せた反面、捕虜思いで真面目だった日本人のヨノイ大尉（坂本龍一）は次第に狂っていきます
えい
そちらもまた哀しくも魅力あるシーンが多いので機会があったらみていただきたいです！
友人くん
たけしの笑顔とともにどうぞ！
おしまい
コメント