前作【1950鋼の第7中隊】の続編【1950水門橋決戦】が早くも公開!2022年12月、日本で3館しか公開されなかった1950水門橋決戦をネタバレレビュー!
1950 水門橋決戦
前作:1950鋼の第7中隊ネタバレ
韓国と北朝鮮が朝鮮半島の主権をめぐり争った「朝鮮戦争」をテーマに、アメリカ軍率いる国連軍と中国軍が戦った1950年の「長津湖の戦い」を描く超大作!
第7中隊長をつとめる主人公と、主人公をおって第7中隊に入隊した弟との兄弟愛・仲間愛・そしてたちはだかる非常な戦争!
製作費270億円の3時間たっぷりど迫力映像!!
前作【1950鋼の第7中隊】ネタバレ記事はこちらから
1950 水門橋決戦ネタバレ
水門橋破壊指令
ときは1950年。
中国軍第7中隊、荒れ狂う雪山で米軍との戦争が続く。
自軍の砲兵大隊の車が壊されれば、米軍の基地の武器を奪い、戦う。
劣勢になった米軍幹部は東京にいるマッカーサーへ電話。
東京のパーティー会場で電話を受け取るマッカーサー。
(パーティー会場には昭和天皇っぽい人もいる!そっくり・・・)
マッカーサー「撤退は反逆だ」
自軍の朝鮮半島撤退を許さない鬼畜マッカーサー。
第7中隊にパクられた大砲で破壊されていく米軍基地。
米軍基地の破壊に成功する第7中隊。
しかし第7中隊には新たなミッションがくだる。
――― 水門橋を破壊せよ! ――――
水門橋は米軍の撤退用の橋。橋を破壊し、米軍を追い詰めようとする中国軍。
苦戦する第7中隊
米軍基地を破壊したのもつかの間、第7中隊は吹雪吹きすさぶ水門橋へ向かう!
水門橋
死んだ仲間の服から、血まみれの名札を集める主人公伍千里。
火のついたタバコを雪玉にさし、仲間への墓標にする・・・
数少ない武器をもって水門橋へ到着する第七中隊。
張り巡らされた配管を通って水門橋米軍基地へ侵入を図る第7中隊。
しかし配管には、米軍兵士によって手榴弾が投げ込まれる!
第7中隊の1人の兵士が手榴弾の上に乗り、大爆発を防ぐ・・・
別部隊は火薬の入った麻袋をもって、米軍の戦車に突入。
しかし麻袋を爆発させることはできず、第7中隊兵士は米軍戦車にのしかかられてしまう・・・
兵士「・・・撃ってくれ」
戦車にのしかかられた第7中隊兵士は、離れた場所にいる主人公伍千里へ麻袋を撃つよう促す。
非情な依頼に唇をかみしめつつも、麻袋を狙って発砲する主人公伍千里。
麻袋は被弾し、戦車と兵士を巻き込んで大爆発をおこす!
水門橋の破壊に苦戦する主人公伍千里たち。
飛来する米軍戦闘機のサンダーバードに反撃の手段がない第7中隊は、雪山に身を隠す。
立ち上がる第7中隊仲間の一人。
「さらばだ仲間たちよ」
一人囮になりサンダーバードを惹きつける第7中隊兵士。
サンダーバードの焼夷弾をあび、兵士は火だるまと化し、消し炭となって消えていく。
水門橋の破壊
― 東京第一生命ビル
マッカーサー「水門橋が壊れたのなら、日本企業の力を使って橋を直せ!」
― 水門橋
主人公伍千里「敵が何度水門橋を直そうと俺たちが爆破してやる」
主人公伍千里「橋がある限り俺たちの戦いは終わらない」
主人公伍千里「必ず故郷へ返してやる」
弟へ誓う主人公伍千里。
主人公伍千里は、弟の万里へ笛を託す。
主人公伍千里は弟の万里に笛を使って、水門橋にいる敵の注意をひきつけろと言う。
そのすきに、兄たちは特攻する作戦。
兄の気持をくみ取り、涙する弟。
弟の笛がおとりになる中、水門橋へ特攻していく第7中隊。
娘の写真をくわえ、火のついたジープに乗って水門橋へ突っ込んでいき大爆発する兵士。
雪の山を滑落するかのようにすすみ、水門橋上の米軍基地へたどり着く主人公伍千里。
水門橋にいた米軍兵士が主人公伍千里を取り囲む。
米軍幹部「中国語で【投降】って何て言うか知ってるか?」
米軍部下「ノー!サー」
米軍兵士の英語が分かったのか、分からなかったのか、主人公伍千里が笑う。
主人公伍千里は持ってきた砲弾へ、隠し持っていたピストルで銃弾を撃つ。
主人公伍千里の行動に驚いた米軍兵士は一斉に主人公伍千里を銃撃。
米軍兵士の銃弾を一身に浴びる主人公伍千里。
しかし、主人公伍千里が自分の命と引き替えに放った銃弾は砲弾を貫き、大爆発をおこした。
大爆発は水門橋を破壊する。
主人公伍千里の遺体が雪山の斜面を滑っていく・・・
弟「兄さん!」
雪山を滑り落ちる兄の遺体を止める弟。
伍千里の想い
水門橋の戦いがその夜。
死んだ主人公伍千里と横で眠る弟の万里。
弟の万里は寒さのあまり凍りついている。
翌朝米軍兵士が主人公伍千里の死体に気づく。
しかし雪の凹凸で米軍兵士の目には、主人公伍千里の隣にいる弟の万里が映らなかった。
火炎放射で主人公伍千里の死体を燃やす米軍兵士。
燃え盛る兄の死体。
満足した米軍兵士は上司に「橋の下にはもう敵はいません」と報告する。
主人公伍千里の死体の炎が、凍ってしまった弟をゆっくりと溶かしていく・・・
ゆっくりと目を開く弟の万里・・・
伍千里と万里
結局米軍は1千キロもの資材を運び込み、水門橋を直してしまった。
1950年12月14日、米軍は朝鮮半島から撤退。
「飲めば戦争が終わる酒」と瓶に落書きして、仲間の遺体に添える米軍兵士。
米軍兵士「帰ろう、兄弟」
たった1人の第7中隊となった弟の万里は、中国軍幹部から名誉の旗を受け取った。
兄の骨壷とともに故郷へと帰る弟。
兄と遊んだ川まできたとき、弟は兄の幻影をみる。
兄「水切りで30回行くには素晴らしい石が必要だ」
兄「その石とは?」
弟「・・・」
弟「兄さん・・・・・・」
兄の幻影が、弟の前から消えていく
弟「会いたいよ・・・」
おしまい
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