1995年(平成7年)3月20日に東京都で発生した同時多発テロ事件、地下鉄サリン事件。あれから26年後の2021年3月20日、衝撃のドキュメンタリー映画が公開されました。本記事では、その映画『AGANAI 地下鉄サリン事件と私』を紹介します。
AGANAI 地下鉄サリン事件と私 のネタバレレビュー
思想及び良心の自由はこれを侵してはいけない
-日本国憲法-
AGANAI 地下鉄サリン事件と私 の感想
Aleph(アレフ)
監督「浮遊できるの?」
広報「条件次第ですね」
広報「宇宙に存在する『苦しみの総量』は決まっているのです」
監督「つまり、僕が苦しんでいる時、そっちは楽になってるって事よね」
広報「あーそういう考え方もありますね」
広報部長荒木浩と阪原淳監督
監督「何で地下鉄サリン事件は起こったんですかね」
広報「それを語るべき語れる人が、”出てきていない(出所していない)”ですからね」
広報「教祖と村井秀夫(幹部)」
監督「僕が(映画を撮りたいと)連絡した時どう思いました?」
広報「監督の本は読んでなかったです」
広報「無意識にブレーキをかけていた」
広報「とうとう来てしまったかという感じ」
監督「兄弟家族との関係は辞めたんですか
広報「家を出たということは解脱・・・カルマからの解放」
監督「誰かに入信を止められた?」
広報「みんな止めてきた」
広報部長荒木浩の大学生時代
監督「サリン事件の後だったらオウムに入信した?」
広報「入信してないと思いますね」
監督「荒木さんは死んだら荒木家の墓には入らないよね」
広報「はい」
監督「素直に生きればいいじゃない」
監督「親が大切なら大切にすれば」
監督「出家したら何々ができないじゃなくて・・・本当に困ったら助けてくれるのは親だけでしょ」
監督「親は大切でしょあなたにとって」
オウム真理教による洗脳
広報「自分の属していた教団の 幹部が 坂原さんご両親に受け止められないご負担をおかけして今も止まっている」
広報「その責任を負うものとしてお詫びすべきでした」
広報「申し訳ありません」
監督の母『かわいそうやな』
監督の母『(オウムを)まだ信じてるの?』
監督の母『それが解けんといるの』
別れ
監督「ご両親に会って会いに行ってください」
広報「理由は?」
監督「私が抱えていることをもっと理解してもらえるからです」
監督「ご両親に会いに行ってくれますか?」
広報「行こうと思います」
エンディング
マスコミ「なぜ20年も(アレフを)受け継ぐのか?」
監督「ちゃんと謝ったら?」
広報「負い目を感じながら生きていくんだと思います」
監督「負い目とは言ってたけど『悪い』とは言わないの?」
インタビューが行われた後の2018年、麻原教祖の死刑が執行される
しかしまだ、四半世紀過ぎた今もなお被害者の方の苦しみは消えていない
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