シン・エヴァンゲリオン劇場版:||

映画

9年の沈黙を破り、エヴァが劇場に帰ってきた!

2021年3月8日公開のシン・エヴァンゲリオン劇場版:||をストーリー調でネタバレレビュー!

※画像はYOUTUBE公式映画宣伝動画より

   

シン・エヴァンゲリオン劇場版:||ネタバレ感想レビュー

真希波・マリ・イラストリアス

-パリ

空中に浮かぶ戦艦にぶら下がり、マリののる8号機が大奮闘!

コクピットの中をぐるぐるアングルが変わってなかなか面白い映像です。

バトルの迫力も満点!

  

鈴原トウジ

舞台変わって、第3村という名のド田舎。

サードインパクト後で意気消沈している碇シンジ、綾波レイは第三村にやってきます。

そこで出会ったのは、鈴原トウジ。

トウジと委員長、結婚して幸せな家庭を築いております。

旧友同士で結婚した事実に・・・碇シンジ君・・・

まさかの完全ノーリアクション(笑)

かたや綾波レイ、見る物全てが目新しく、何にでも興味津々です。

その当たりを歩く猫にも、トウジの赤ん坊にも興味を抱きます。

今までの綾波では考えられんですね。まあ、別人っちゃぁ別人なんですけど。

シンジ君は、サードインパクトカマしてしまったことをずーっと落ち込んでいるわけです。

けどトウジいわく、ニアサードインパクトも良いことをもたらしたらしいですよ。

ニアサードインパクトのおかげでトウジと委員長の関係が近づいたんだとか。

へー(棒)

犠牲のほうがデカ過ぎ!笑

  

相田ケンスケ

そして第3村にはもう一組のカップルが住んでおります。

それは相田ケンスケとアスカ。

・・・相田ケンスケ!

相田ケンスケ

ケンスケて!!笑

アスカは相田のことをケンケンと呼んでいますし、部屋の中でアスカが全裸になってもケンケンさん、無反応。

去勢でもしてるのでしょうか、それともアスカの裸を見慣れているのでしょうか。

いずれにせよ、アスカファンはご愁傷さまであります。

第3村の暮らしは戦後の暮らしっぷりを見ているかのようで、戦時下の日常を描いたアニメ映画「この世界の片隅に」を思い出します。

まあ、雰囲気は戦後でも、空中に電車が浮かんだりしていますが。

  




  

綾波レイ

というわけで全くバトルのない村パート、1時間位やっておりますが、さすがに庵野監督もこのままではダメだと思ったのか、物語が動き始めます。

第3村ではずーっとだんまり決め込んでるか、ゲロ吐きそうになってるかだけだったシンジ君が口を開きます。

  

シンジ「何でみんな僕に優しいんだよ」

綾波「碇くんが好きだから」

綾波「これ仲良くなるおまじない」

  

綾波は委員長からきいたおまじない=握手をシンジくんとするのでありました。

そして・・・

脈絡なく綾波レイが頭部大爆発の液状化

クローンの綾波のリミットが来たんでしょうか、私の理解は置いてきぼりです。

亡くなった綾波のスーツを抱くシンジ。

そして決意を決めるシンジ。

シンジはアスカに言います。

  

シンジ「アスカ、僕も行くよ」

  

式波・アスカ・ラングレー

こうしてミサトが艦長を務める空中戦艦、その名もヴンダーへ向かうシンジとアスカなのでありました。

加持リョウジがネルフから奪った戦艦らしいです。

加持リョウジはミサトさんとの間に子をもうけるも、ニアサードインパクトと呼ばれる時期に殉職しているようです。

いきなり死んでるのはビックリですね・・・

鈴原妹やらミサトさんやら、懐かしいメンツと会うシンジ。

鈴原妹
鈴原妹

シンジ君に先駈け、死地へ向かうアスカ。

シンジくんに向かい合い、言葉を残します。

  

アスカ「最期だから言っておく」

アスカ「あの時食べたあんたの弁当うまかった」

アスカ「多分あの頃あんたのこと、好きだったんだと思う」

  

なんということでしょう。

あのツンデレの代名詞的存在だったアスカが、こんなストレートに言葉を投げかけてくれるとは!

私がシンジくんなら、『なら、なんでケンケンとつきあってんだよおおお!』といってフォースインパクトを起こしてしまうことでしょう。

シンジくんに最期の言葉を残し、アスカとマリは戦場へ向かいます。

迎えるは、ネルフのもたらす量産エヴァ。

数多の攻撃をかわしながらアスカの乗る真2号機、マリの乗る8号機はネルフに到達します。

量産エヴァの向こうで、彼女たちを迎えるのは13号機。

その姿形はシンジくんの乗っていた初号機そっくり。

アスカの乗る2号機は、13号機に強制停止プラグを打ち込もうとするも・・・

13号機がATフィールドを発動!

攻撃がとおりません。

困ったアスカ、なにをおもったか眼帯をとります。

すると・・・

アスカ、使徒パワーを発動!

使徒パワーとはなんなのか、詳しいファンの方々へえいの映画ブログは説明を求めます

眼帯をとると強くなるのは漫画のお約束。

しかしアスカはパワーアップするもむなしく、13号機にはかないません。

それどころか、13号はアスカが使徒パワーを発動するのを狙っていたようです。

アスカのパワーを取り込む13号!

  




  

葛城ミサト

ミサトさんたちの乗る戦艦の甲板にとある男がやってきます。

その名は・・・碇ゲンドウ。

気付いたら戦艦の甲板の上にいるもんだからびっくりです。

  

ゲンドウ「みさとちゃーん、あーそーぼー」ピンポーン

 

くらいのノリでしょうか。困ったものです。

対するミサトちゃん、赤木リツコを連れて甲板に出てきてくれます。

すると何を思ったか、赤木リツコさん、ゲンドウにいきなり発砲!

ゲンドウ以上に、観客のほうがびっくりです。

かわいそうなゲンドウ、銃弾を受けて頭蓋骨は飛び散り、脳みそが見えています。

しかし。。。生きている。

ネブカドネザルの鍵とやらをつかって、人を捨ててしまったようです。

脳みそを拾って、自分の頭に入れているシーンがなんとも哀愁を誘います・・・

拾い損ねたらIQが低くなるのでしょうか。

ゲンドウは自分がインパクトを起こす目的を熱く語ります。

 

・セカンドインパクト ・・・海の浄化

・サードインパクト  ・・・大地の浄化

・フォースインパクト ・・・魂の浄化

 

するとそこへ・・

 

シンジ「父さん」

 

遅ればせながら真打ちシンジくん登場。

しかし、ゲンドウ、これを気持ちいいくらいに無視をして13号機に乗り込みます。

シカトされてもシンジ君はめげません。

 

シンジ「ミサトさん。僕がエヴァ初号機に乗ります」

 

シンジくんのポケットには綾波から返してもらったウォークマンが入っています。

 

ミサト「そのためには碇ゲンドウと戦うことになるわよ」

シンジ「僕は僕の落とし前をつけたい」

 

毅然として言うシンジくん。

さあ、碇ゲンドウと親子対決だ!

と思った矢先・・・

トウジ妹がシンジくんにいきなり発砲!

シンジくんをかばってミサトさんが被弾・・・

甲板では発砲祭りです。

『シンジくんを行かせてしまうと、またインパクトが起きてしまう』

トウジ妹の思いに共感する船員たち。

みな、サードインパクトで家族を失っているのです。

しかし、ミサトさんはこう返します・・・

『14年前シンジくんがエヴァに乗らなかったら、そのとき全てが滅んでいた』と。

なんと、ミサトさんはシンジ君に感謝していた!!

あのミサトさんが!

感慨深いものがありますね・・

 

シンジ「ミサトさん、行ってきます」

ミサト「行ってらっしゃい」

 

覚悟を決めたシンジくんのセリフにもまた成長を感じます。

この辺りが個人的な最熱シーン。

碇シンジ
碇シンジ

 

碇ゲンドウ

ここからはほぼほぼ意味不明でした笑

シンジ(初号機)VSゲンドウ(13号機)

シンジ(初号機)VSゲンドウ(13号機)
どっちが初号機かは私にはわかりません(笑

赤木リツコ「シンジくんのシンクロ率はゼロではなく!」

鈴原サクラ「それに近い数字・・・無限大です!」

 

”希望”の初号機、”絶望”の13号機。

そっくりな見た目のエヴァンゲリオンが戦いを繰り広げる!

ころころと場所が変わるのですが、学校だったり、ミサトさんの家の中まで戦いの舞台になるところがクスっときます。

 

ゲンドウ「私の願いが叶う唯一の方法だ!」

 

そういってゲンドウさんは、亡くなった妻ユイとの再会を計画してアディショナルインパクトとやらを起こします。

すると出てきたのは・・・

空を覆うほどどでかい綾波の頭部。

全てが単一な世界・・・浄化された魂だけの世界・・・ゲンドウとユイだけが救われる世界を、ゲンドウは夢見ていたようです。

そんな情けない父親にシンジくんは一発殴ろうとすると、なんとゲンドウは自動でATフィールドを発動!(笑)

  

ゲンドウ「私がシンジを恐れているのか!?」

シンジ「父さんも僕と同じだったんだ」

  

子どもの頃は外界の関係をウォークマンで断ち、シンジにはどう接すれば良いかわからずにいたゲンドウ。

そしてユイを失った孤独に耐えきれず・・・

インパクトを起こすまでに至ってしまったゲンドウ。

  




  

渚カヲル

えいの映画ブログ管理人の理解を超越したシーンは続きます。

ここからはシンジ君がメインキャラたちと対話をしていきます。

ますはゲンドウとの対話・・・ガラガラの電車で向かい合って会話しています。

 

ゲンドウ「他人の思いと死を受け取れるようになったか」

ゲンドウ「大人になったな」

  

シンジを認め、電車を降りるゲンドウ。

最後の最後で親子仲直りをしたのです。

つづくはアスカ。

夜空の下、シンジとアスカは語り合います。

  

シンジ「ありがとう」

シンジ「僕を好きだと言ってくれて、ありがとう」

シンジ「僕も好きだったよ」

  

照れるアスカ。

アスカ・・・

ケンケンと暮らしていくのでしょうか。

 

お次はカヲル。

カヲル「いつもと違うね。泣かないのかい?」

渚カヲル
渚カヲル

シンジ「涙で救えるのは自分だけだ。だから泣かないよ」

 

前作の『Q』では、カヲルくんに甘えていたシンジ君のセリフとは思えません。

最期の対話相手はロングヘアーの綾波です。

  

シンジ「ここじゃない生き方もあるよ」

シンジ「エヴァがなくてもいい世界を書き換えるだけだ」

綾波レイ「碇くん、ありがとう」

 

場面変わり、初号機と13号機が再び登場。

まるで二人羽織のような格好をし、自分たちに巨大な槍を刺します。

2機の姿が他のエヴァの姿にめまぐるしく変わって、そして消えていく。

  

さようなら

すべてのエヴァンゲリオン

  

碇シンジ

- 駅のホーム

平和な日常が広がっている。

手前のホームにはシンジとマリ。

反対のホームにはカオルとレイの姿が。

  

マリ「さあいこう、シンジくん!」

シンジ「行こう!」←なぜかここだけ神木隆之介によるアフレコ

 

感想

シンジ&マリ派、カヲル&綾波派以外を推していた方の脳が破壊されていないかが心配です。

また逢おう、エヴァンゲリオン!

  

おしまい

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