こんにちは。えいの映画ブログです!
みなさんは映画の中で
爆弾処理班「くそう!赤の導線、青の導線、どちらを切れば爆弾は止まるんだ!」
・・・と言っているシーンを観たことがありますか?
このシーンは、1974年に公開された『ジャガーノート』が始祖だそうです。
というわけで今回は『ジャガーノート』のネタバレをしていきます!
俺がいれば爆弾解体なんかお茶の子さいさいなのに・・・!
ジャガーノートあらすじ
出港!ブリタニック号
しかし、舟の持ち主ニコラス・ポーター専務のもとに、この平穏を壊す電話が入ってくるわけです
『止めることのできない巨大な力』、『圧倒的破壊力』という意味だぜ
ジャガーノート「アマトール爆弾7,000ポンド、7つの爆弾を船内に仕掛けた」
ジャガーノート「このまま行けば明朝夜明けにブリタニック号は爆発する」
ジャガーノート「爆弾は夜明けを待っている」
ジャガーノート「私は爆弾の止め方を知っている。その代償はわずか50万ポンドだ」
7,000ポンドは3175150グラム。3175kgってコレマジ?
50万ポンドは2020/6/14時点で、約3731万円。コレマジ?
爆発物処理チーム登場!
イギリス軍は豪華客船ブリタニック号へ爆弾処理班を派遣!
非情な嵐が!!
船にたどり着くこともできず、命を失ってしまう処理班も出てしまうのでした・・
仲間を早々に一人失いながらも、爆弾処理班のリーダー・ファロン中佐(演.リチャード・ハリス)が気丈にも船上に登場!
リチャード・ハリス・・のちのハリーポッターでダンブルドア初代校長を演じる役者さんだな
1つ目の爆弾
早々に1つ目の爆弾解除に取りかかるファロン中佐と仲間たち
爆弾の中に冷却液を代わりに入れるという作戦にでたんだ!
船内の防波シャッターを一部おろして廻りへの被害を最小限にしたところで、遠隔でドラム缶に穴を開けはじめようとする爆弾処理班たち!
しかし閉ざされたシャッターの中に、迷子と探しに来たボーイが爆弾とともに閉じ込められてしまう!!
命からがらに助けに来てくれたボーイにたいして、しゃべり方を馬鹿にするクソガキ
そして、処理班リーダーはリモートでミッションを開始!ドリルが回転をはじめ、ドラム缶に冷却液が注ぎ込まれはじめる!
しかしその声は間に合わず、ミッションは開始!不運にも爆弾が爆発してしまう!
ボーイは死亡・・・しかしガキは生存。ボーイは最後に子どもを助けることが出来たんだ
ありきたりな日常の一コマみたいな感じでしゃべってるな、このガキwww
ボーイさんが差別を受けながらも前向きに仕事をするいい人だったので、ボーイの死を悼みすらしないこの子はちょっとうざいですねw
〇生前のボーイ名言
客「いい船ね」
ボーイ「私の家だ」
客「よく揺れる家ね」
ボーイ「アフリカ生まれだが黒人政府はアジア人を嫌う」
ボーイ「イギリスへいくと白人政府が嫌う」
ボーイ「だから船が私の家なんだ」
客「哀しい世界ね・・」
ボーイ「船が一番です」
次なる爆弾
ファロン中佐は、仲間1人ずつ爆弾の設置場所に配備し、無線で連絡を取りつつ1人1つの爆弾を解体させることに
ドラム缶の外ぶたを慎重に外し、中のトラップと対峙するファロン中佐
まずは自分が導線を切り、成功したら同じ内容を仲間に指示するファロン中佐
しかし、想わぬ船の震動で爆弾が作動!ファロン中佐がもっとも目にかけていた部下のひとりが爆死してしまう・・・
そしてファロン中佐は気付くのです・・今まで自分が向き合っていた導線はトラップ!爆弾の本物の信管は全く別の場所からのアプローチが必要だと!
おおおおお!!!解体しようとしていた場所自体がトラップだったのか!
そして仲間に席を外させ、高速ドリルで ドラム缶横に穴を開ける中佐
ファロン中佐「これで食ってるんだ。任せとけ」
ファロン中佐「行っていい。私が宇宙の神秘を探る」
ついに爆弾の信管・・・起爆装置の赤と青の線が登場!
ジャガーノートとの対決
警察はファロン中佐と協力し、ジャガーノートの正体を突き止めた!
その正体はファロン中佐の過去の上司バックランド。ファロン中佐に爆弾処理の方法を教え込んだ男です
バックランドは命をかけて爆弾処理をするよりも、設計した方が金になるとおもい、その身を落としてしまったようです
不運にも過去の師弟が、違う形で出会ってしまったのか
赤と青、どちらを切れば良いのかわからないファロン中佐は電話越しにジャガーノートとなった過去の上司へ問いかける
ファロン中佐「何もかもあんたに教わったが1つだけ抜けていた」
ファロン中佐「それで悩んでる。きいてくれ」
ファロン中佐「青と赤の線がある」
ファロン中佐「片方を切れば絶縁で、もう1方は起爆する」
ファロン中佐「この判断で間違いないか?」
ジャガーノート「正解だ」
ファロン中佐「もう時間が無い」
ジャガーノート「あと3分だ」
ファロン中佐「青を切る。部下が待機しているから、私が間違えば分かるだろう」
ファロン中佐「青でいいんだな?」
ファロン中佐「今もあんたは先生だと思ってる」
ファロン中佐「それに・・・怖いんだ」
ファロン中佐「この気持ちは分かるだろう」
ファロン中佐「頼むからどちらか教えてくれ」
ファロン中佐「赤か・・・青か・・」
ジャガーノート「・・・青を切れ」
ファロン中佐「・・・・」
・・・
・・・
・・・
赤色の導線!
赤い導線を切り、爆弾解除に成功したことを確信したファロン中佐!
ファロン中佐「赤だ!赤を切れ!」
それぞれの爆弾前で待機している部下達に指示を放つ!
部下達もおなじように赤をきり、全ての爆弾は解除されたのです
THE END
終わりに
「青を切れ」と言われているのに「赤」を選ぶバクチに出るなど、理由が謎のまま終わったシーンもあります
個人的見解ですが、ファロン中佐が離れた場所で爆弾を解体する愛弟子に指示をしたり、切るべき導線の色を伝えるところは「名探偵コナン時計仕掛けの摩天楼」などの映画に脈々と受け継がれていますね
これの他にも、ジャガーノートリスペクトしたであろう名作は色々あるけどな
不朽の名作、ジャガーノート!
その緊迫感、是非味わってみて下さい
おしまい