映画における論争のひとつ、海外映画を観る時に『吹替え』『字幕』のどちらにするか!?
このテーマを書いた映画サイトは多々あるものの、イマイチそのメリット・デメリットに踏み込んでないように感じます。。
えいの映画ブログが『7つのポイント』でディベート形式で徹底討論!
洋画は吹替えと字幕のどちらを観るべきなのか?比較すべき7つのポイント
字幕派:友人くん
VS
吹替え派:達郎くん
監督の想い(キャスティング)は吹替/字幕のどちらが伝わるか
字幕映画の文字数制限
〇外国語音声の劇場用映画の場合の文字数制限
・通常は台詞1秒に対して4文字以内
・一度に表示される字幕は20文字までが基本
・1行あたりの文字数は10字(例外あり)
“吹替え”と”字幕”の表現の比較
〇具体例 : フルハウス
海外のホームコメディードラマ。
友人の親をミスターT呼ばわりするキミーの発言。
・字幕
キミー「ミスターT、場をしらけさせたね」
・吹替え
キミー「ミスターTって・・・顔はのどかだけど鬼の父親だね!」
〇具体例:ダークナイト
街中をソナー(探知)する倫理に背いた装置をバットマンが開発。装置を使って敵の居場所を特定するようにバットマンはお抱えの技術者ルーシャスへ指示をするが、ルーシャスは難色を示す・・・
・字幕
ルーシャス「強大なパワーだ」
バットマン「だからキミだけが」
バットマン「使える」
ルーシャス「分かりました」
ルーシャス「最後の仕事です」
ルーシャス「この装置が社内に有る限り私は辞めます」
バットマン「全て終わったら自分の名を打ち込め」
・吹替え
ルーシャス「一人の人間には重すぎる力です」
バットマン「だからあなたに任せる」
バットマン「あなたしか使えない」
ルーシャス「今回だけ・・・手伝いましょう」
ルーシャス「私の辞表と思って下さい」
ルーシャス「ウェイン産業にこれが有る限り、戻りませんよ」
バットマン「”終了”するときは・・・”あなたの名前”を」
世界では”吹替え”が多い?”字幕”が多い?
海外ではアメリカ、ドイツ、インド、フランス、イタリア、スペイン、ポルトガル、ギリシャ、韓国、タイなど一般に吹き替えが主流の国もある。
※識字率・・・文字の読み書きができる人の割合
〇ご参考
戸田奈津子インタビュー記事より
「日本人って俳優の声を聴きたい!って真面目な人が多いの。それに漢字は意味を示すから、識字率が高かった日本人にとって、字幕は理想的だったのね」
字幕版洋画を観るデメリット