仮面ライダービルド、最終章。
激戦!激昂!激震!
これが仮面ライダーの力だ!
2019年9月6日劇場公開/11月26日 OV発売の ビルドNEW WORLD 仮面ライダーグリスを完全ネタバレレビューです!
グリス再始動
仮面ライダービルドが作り出した新世界。
ほとんどの人間には旧世界の記憶はないが、ビルド関係者は旧世界の記憶をもっていた。
そんな世界で、移動販売で働くミーたんこと石動美空(演. 高田夏帆)とその客 一海/仮面ライダーグリス(演.武田航平)の姿があった。
ミーたん、突如 一海 へ話しかける。
ミーたん「つきあって」
一海「!?」
一海(これは・・・ドルオタ、推しと付き合うってよ!)
脳内一海(Q.ミーちゃんとお子様には見せられないことをしたっていいんですか?)
脳内一海(A.いいんです!)
しかし、一海の妄想むなしく、『父親に渡すプレゼントを買いに、「つきあってよ」』の意味だった。
一海 (エボルトの攻撃よりいてえ!)
失恋した一海は仲間の赤羽、青羽、黄羽を巻き込んで無人島暮らしを始めた。
時を同じくして、国際同盟のサイモン審議官、ダウンフォールに所属するマッドサイエンティスト浦賀啓示 の魔の手が日本政府に迫っていた。
浦賀啓示 はファントムリキッドでつくられたファントムクラッシャーという怪人を使い、ライダーへ襲い掛かる。
そしてライダーたちはその変身能力を奪われてしまう。
サイモンが日本国家を制圧したニュースを知り、無人島から泳いで帰還する一海たち一行。
ファントムクラッシャーと戦う一海。
ファントムクラッシャーは一海のライダー変身能力を奪おうとするが、なぜか奪うことができない。
ミッションに失敗したファントムクラッシャーは一海のもとを去る。
一海「日本に来たならなぁ・・・日本語話せコラァ!」
反撃の狼煙
ファントムクラッシャーとの戦いに敗北し、捕虜となってしまった仮面ライダーローグの変身者氷室。
氷室は敵組織に、一海(仮面ライダーグリス)を首相官邸に呼びつけるようにおどされる。
氷室はメッセージを込めて一海へ電話をかける。
氷室「総理官邸へこい。 ついでにプロテイン買ってきてくれ」
一海(敵につかまったか・・・)
グリスだけライダー変身能力が奪われなかった理由を気にとめる 桐生戦兎 。
対する 万丈は参戦する気満々。
「「プロテイン」の貴公子万丈龍我が行ってやるぜ!」
ビルド、万丈龍我は、敵戦力に抗うアイテムをつくるため、葛城巧に会いに行く。
グリスを呼び寄せるために、マッドサイエンティスト 浦賀啓示 はミーたんを誘拐する。
ミーたんに振られたショックから未だ立ち直れない一海をおいて、赤羽、黄羽、青羽は 浦賀啓示 と戦う。
しかし、 浦賀啓示 は2つのタンクボトルとビルドドライバーを使い、仮面ライダーメタルビルドへ変身する。
赤羽、黄羽、青羽を容赦なく倒したメタルビルドは、ミーたんの解放とひきかえにパンドラボックスの一部であるホワイトパネルを要求する。
「一海が無人島で入った温泉にファントムリキッドが入っていたのでは?」
そう結論付けた桐生戦兎はファントムリキッドに適応したアイテムをつくれば勝機を見出せると思い立った。
桐生戦兎は パーフェクトキングダムを開発する。
しかしアイテムの完成には、ファントムリキッドの成分が足りない。
ファントムリキッドは、傷ついた赤羽、黄羽、青羽から採取するしかない…しかし、採取すれば彼らの命の保障はない。
パーフェクトキングダムの完成に3人の命が必要と知った一海はそれの完成に希望を見出すことなく、自分が今持つアイテムだけで敵と戦うことを決意する。
一海「心火を燃やしてお前を倒す。ラブ&ピースのために!」
一海、仮面ライダーグリスブリザードへと決死の変身!
赤羽、黄羽、青羽の命を慮った一海に対し、赤羽たちは・・・
赤羽「俺たちの命があれば このアイテムが使えるのか?」
桐生戦兎と葛城巧の力をあわせ、敵の力にあらがってライダーへ変身するドリンクが完成した。
ドリンクを飲んだ桐生たちは戦地へと向かう!
桐生たちの到着を迎える前、マッドサイエンティストの変身する仮面ライダーダークビルドはホワイトパネルを身体に取り込み、仮面ライダーファントムビルドへと強化した。
決着
一海とファントムビルドの戦いの場に到着する万丈。
その手にはパーフェクトキングダムがあった。それをグリスに渡す万丈。
一海「あいつらは?」
万丈は黙って3つのドッグタグを渡す。
兵士だった赤羽たちのドッグタグは認識票の意味を持つ。戦死時に遺体が原形を留めないほど損壊しても認識票が無事ならば個人識別を可能というわけだ。それを渡されるということは。。
一海「馬鹿ヤロォ・・・また俺より先に逝きやがって・・」
一海「お前らの想い!確かに受け取った!俺に力を貸してくれ」
一海は3人の想いのやどったパーフェクトキングダムをつかい、グリスパーフェクトへ変身する!
グリス「これが最後の祭りだあああ!!!」
グリス「仮面ライダー、なめんじゃねぇぞ?」
グリス「心の火を燃やして皆の希望にこたえる!」
グリス「それが俺たちの選んだ仮面ライダーの生きざまなんだよ!」
グリス「心火を燃やしてぶっつぶす!」
仮面ライダーグリスパーフェクトの渾身のライダーキックがさく裂!
キックには赤羽、黄羽、青羽の幻影もやどっていた。
直撃を受ける仮面ライダーファントムビルド。
ファントムビルド「お前と俺の差はなんだ?」
グリス「おれには守るべきものがあって、お前にはなかった。それだけのことだ」
戦いは終わり、人質のミーたんは解放された。
ミーたん「グリス!ありがとう」
ミーたんとの再会の喜びがあったものの、一海は赤羽、黄羽、青羽との別れを引きずっていた。
一海「あいつらは俺のために」
赤羽・青羽・黄羽「「「かしら~~」」」
グリス「お前ら!なんで!?」
赤羽「ファントムリキッド・・・水分抜いたら逆に気分が良くなったっていうか?デトックス?」
赤羽「 そういや桐生戦兎がいってたな。俺らが死んだと思わせた方がアニキのハザードレベルがあがるとか」
一海「・・・悪魔の科学者かーーーー!」
戦い終わって、桐生戦兎のラボ。平和な会話がそこにはあった。
万丈「てかゲンさん( 氷室 )、ヒゲどうしたんだよ」
氷室と隣に立っていた 紗羽 が 黙ってTシャツにプリントされた文字を見せる 。
源さんTシャツ「ホテルで朝まで」
紗羽Tシャツ「語りあかしたってよ」
驚く一同。
それを聞き怒りをあらわにする内海。
内海「旧世界で私をサイボーグにしておきながらそんな幸せを手に入れたとは!」
怒りのまま、持っていた杖を折ろうとする。しかし杖はおれない。
内海「折れてない!さすがナンバスティック改だ!!」
ドルオタ
ミーたんの移動販売車の前で妄想にふける一海。
一海へ話しかけるミーたん。
ミーたん「あたしと付き合ってよ」
一海「どこの買い物に?」
ミーたん「そうじゃなくて・・・あたしと付き合ってよ!・・かずみん」
一海「・・・」
一海「ええーーー!!」
ドルオタ、今度こそ本当に推しと付き合うってよ!
おしまい
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