2022年11月公開【ザ・メニュー】をストーリー調でネタバレレビュー!無人島にある高級レストランに集まった12人の客。宮沢賢治もびっくりな奇妙な料理店で繰り広げられる驚愕の物語の向かう結末とは?
ザ・メニューのネタバレレビュー
ザ・メニューの感想・登場人物
2022年11月公開『ザ・メニュー』。
ひとことでこの映画を例えるなら宮沢賢治の【注文の多い料理店】でしょうか。
孤島にある超人気レストランに集まった12人の客。
客 | 紹介 |
マーゴ(女) | 招かれざる客 (演.アニャ・テイラー=ジョイ) |
タイラー(男) | マーゴをレストランへ連れてきた。 料理のうんちく好き |
レストランスポンサーの職場の部下1(男) | オーナーの力を使おうとすることもしばしば |
レストランスポンサーの職場の部下2(男) | 〃 |
レストランスポンサーの職場の部下3(男) | 〃 |
料理評論家(女) | それほど出番なし |
料理評論家の連れ(女) | 〃 |
シェフの母 | ボケてる模様 |
紳士(じいさん) | マーゴ(後に夜のお仕事と判明)のやっかいに なったことあり |
紳士の妻 | 紳士想い |
昔の映画スター(男) | 気のいいおっちゃん |
スターのマネージャ(女) | 転職しようとしている |
客たちはシェフ(演.レイフ・ファインズ)による意識の高い料理を味わっていくこととなりますが、どうも様子がおかしい。
1品目は自然の恵みを生かした貝とまともな品でしたが、2品目はパンの乗っていないパンがメインの皿。
そして3品目には鳥の燻製が出てくるのですが、鳥肉にははさみが深々と刺さっている…
そしてシェフから語られるは、シェフが実の父親を刺したときの思い出…
いったいシェフの目的は何なのか?このレストランが迎える結末は??
レストランに監禁された12人の客の運命は??
予測不可能・緊張不可避の作品です!
ザ・メニュー ネタバレ
シェフの目的は?
マーゴ(左)と連れのタイニー
シェフ「料理は食べないでください。味わうのです。よく味わい、食べないでください。尊いメニューです」
マーゴ「馬鹿にされてるだろ、これ」
トルティーヤ
ウェイトレス「トルティーヤの作り方は企業秘密です。エンジョイ♥」
シェフ「ほとんど手をつけないのはなぜだ」
マーゴ「お腹が空いてないだけ」
シェフ「君はだれだ?」
マーゴ「マーゴ・ミルズよ」
シェフ「作り話は聞きたくない。君は誰だ」
混乱という名の料理
シェフ「私の才能や日常が欲しいか?」
副料理長「いいえ、シェフ」
マーゴの安否は?
シェフ「君を『我々の側』が『客側』に置くか、それが問題だ」
マーゴ「私を生かしてくれるの?」
シェフ「いや‥我々は全員死ぬ」
天使の正体は?12人の客が招待された理由とは?
シェフ「天使を落とせ」
客 | 紹介 | シェフの恨み |
マーゴ(女) | 招かれざる客 | なし ※シェフの知らない女 |
タイラー(男) | 料理のうんちく好き | シェフの料理を解説しようとした |
レストランスポンサーの部下1(男) | スポンサーの力を使おうとすることもしばしば | シェフがスポンサーを嫌っている |
レストランスポンサーの部下2(男) | 〃 | 〃 |
レストランスポンサーの部下3(男) | 〃 | 〃 |
料理評論家(女) | それほど出番なし | 記事でたたかれた |
料理評論家の連れ(女) | 〃 | 〃 |
シェフの母 | ボケてる模様 | シェフの父関連で何かあった? |
紳士(じいさん) | マーゴ(後に夜のお仕事と判明)の やっかいになったことあり | レストランに結構通うも、過去の料理を覚えていない |
紳士の妻 | 紳士想い | 〃 |
昔の映画スター(男) | 気のいいおっちゃん | 映画スターが登場した映画がつまらなかった |
スターのマネージャ(女) | 転職しようとしている | 奨学金を返してない |
マーゴの正体は?
女客「私たちは皆死ぬの?」
女副料理長「生き残ったら失敗なの」
シェフ「君はマーゴではなく、別の女性を連れて来るはずだったが?」
シェフ「タイラーが料理の腕を披露します!」
シェフ「われわれもタイラーから学ぼう!!」
シェフ「…まずい」
シェフ「君のせいで我々の料理の謎が丸見えだ!」
タイラー「はい、シェフ」
マーゴVSウエイトレス
結末
マーゴ「あなたの料理は嫌いよ。お返しするわ」
マーゴ「あなたは私を退屈させた。私は空腹のまま」
マーゴ「食べたいのはチーズバーガー」
シェフ「もちろん作れる」
マーゴ「これは”本物”ね」
シェフ「本物のチーズバーガーだ」
マーゴ「食べきれると思ったんだけど・・・持ち帰っても?」
シェフ「少々お待ちを」
シェフ「ご来店感謝します」
シェフ「最後の逸品の前にお会計を」
シェフ「来店に感謝します。皆さんは私の人生を台無しにしましたが、私の作品の一部になれます」
シェフ「デザートは…スモアです」
シェフ「私たちは清められ、綺麗になるのです」
シェフ「ありがとう愛している」
客と従業員「私たちもです」
宮沢賢治もびっくりの、ひとりのシェフが繰り広げる奇妙なフルコースが味わえる【ザ・メニュー】。
紹介した内容以外にも、想像不可能な展開が客にふりかかります。
是非スクリーンで!
おしまい
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