阿部寛主演【異動辞令は音楽隊！】をストーリー調でネタバレレビュー！現場捜査一筋３０年の鬼刑事が、警察音楽隊へとばされることに。時代の流れについていけない男の運命やいかに――
えい
阿部寛の悲哀あふれる演技とラストの笑顔がいい！
異動辞令は音楽隊！ネタバレレビュー・感想
えい
阿部寛主演【異動辞令は音楽隊！】をネタバレレビューです！
えい
阿部寛さんのファンは必見かも？
えい
華やかな映画！･･･というよりは、主人公の阿部寛さんの悲哀に重きが置かれていて、案外音楽シーンは少なめ
友人くん
ふむ
えい
主人公の阿部寛さんは現場捜査一筋３０年の鬼刑事
えい
昔ながらのデカらしく一匹狼、部下へのパワハラまがいの態度も当たり前
えい
プライべートでは、奥さんとは離婚済み、ボケてしまった母と同居、娘とは顔をあわせる度に険悪な雰囲気･･･
友人くん
四面楚歌じゃぁないか･･･
えい
そんな阿部寛さん、頻発するアポ電詐欺事件の半グレ男の家へ違法捜査を平然とかまします
えい
真面目な刑事後輩に「規則を守ってるだけじゃだめなんだ」という阿部寛さん
えい
しかし阿部寛さんは違法捜査にくわえ、警察内部からのコンプライアンス違反密告もあり、刑事をやめさせられ音楽隊へ籍を移すことに･･･
友人くん
Oh･･･
えい
音楽隊では音楽専門学校から来た人もいましたが、大多数が自分の警察の仕事と音楽の仕事を掛け持ちしていて、音楽隊の仕事への情熱なし
友人くん
阿部寛以外もほとんどやる気が無いんだな･･･
えい
ですね
えい
苦悩する阿部寛さん･･･
えい
優しく声をかけてくれた音楽隊の同僚にあたったりしてしまいます
友人くん
なんてヤツだ笑
えい
そんなこんなで、周りとうまくいかない阿部寛さん･･･
えい
３０年刑事として強く生きてきたのに、中学の頃和太鼓やっていたという理由だけで音楽隊にとばされた自分が惨め･･･
えい
誰も居ない場所で声を出して泣くことも･･･
友人くん
ひろし・・・
えい
初のバンド披露も大失敗
えい
誰もが失敗とおもうクオリティの演奏でしたが、ひとりのおばあさんが阿部寛さんを励ましてくれます
えい
くもりのない励ましにすこし力づけられる阿部寛さん
えい
その後阿部寛さんは偶然出くわした娘とその友人に出逢います
えい
バンドをやっているという娘たち
えい
娘の友達の「お父さんのドラム気になるんだけど」という言葉で、ライブハウスの練習場でセッション
友人くん
ちょっと歩み寄れたか
えい
少しづつ丸くなっていく阿部寛
えい
音楽隊の同僚に『セッション』という言葉をおしえてもらい、阿部寛さんのドラムと同僚のトランペットの２人だけの練習をしたりと、周りに心をひらいていきます
えい
警察音楽隊の中心にもなっていったり、パワハラしていた刑事の後輩に謝ったり･･･
友人くん
素敵な成長だ
えい
しかし万事がうまくいっているとおもった矢先、阿部寛さんを応援していたおばあさんがアポ電詐欺事件に巻き込まれて、亡くなってしまいます
友人くん
Ｏｈ・・・
えい
遺体安置所で弔いの演奏をする警察音楽隊･･･
えい
同時期、後輩は阿部寛さんと同じ戦法･･･違法捜査まがいのやりかたでアポ電詐欺事件の黒幕を特定！
後輩「先輩の協力が必要なんです」
阿部寛「よくやったな」
阿部寛「だが俺は明日イベントだ」
えい
真犯人逮捕の場にさそわれるも、音楽隊のイベントを優先して断る阿部寛さん
友人くん
思い入れのある刑事の仕事より、音楽隊を優先するようになったのか
えい
来たる町の警察音楽隊イベント
えい
刑事たちも運営のすがたになって、アポ電詐欺事件の黒幕を待ち受けることに
えい
後輩が違法捜査まがいで黒幕の部下をつかい、呼び出された黒幕
えい
現われた黒幕･･･
えい
刑事に気付いた黒幕は刑事達をなぎ倒していく中、音楽隊メンツが黒幕を捉えます
友人くん
やったぜ！！
えい
街での音楽イベントを終えた警察音楽隊は、同日開催のコンサート会場へワゴンで移動･･･
えい
しかし渋滞に巻き込まれます
えい
そこへあら割られたのは、覆面パトカーで現われた後輩刑事
後輩「規則を守ってるだけじゃだめですよね」
えい
阿部寛さんの教えで熱く行動する後輩刑事
友人くん
後輩大活躍だな
えい
後輩刑事の活躍あって、無事コンサート会場にたどり着いた阿部寛さんたち警察音楽隊
えい
コンサートの準備にとりかかろうとする阿部寛さんを引き留め、後輩刑事は言います
後輩「･･･内部密告したの俺なんです」
えい
阿部寛さんのパワハラを上層部に訴えたのは自分だと、涙ながらに言う後輩刑事
阿部寛「『セッション』って知ってるか」
えい
阿部寛さんは、女性の警察音楽隊同僚に教えてもらったことを後輩刑事に伝えます
えい
音楽隊の自分がいて、刑事の後輩がいて、警察という組織ができているんだと
えい
コンサート会場に入り、ドラムの前に座る阿部寛さん
えい
そこには笑顔でコンサートにのぞむ立派な音楽隊の一員がいたのでした
まとめ
えい
ラストの阿部寛さんの笑顔だけでもこの映画を観る価値があるかも！
友人くん
明るい雰囲気な映画かとおもいきや、男の悲哀あふれる映画だったぜ
おしまい
コメント