【考察】僕が君の名前を呼ぶから【僕愛/君愛のスピンオフをネタバレ】

映画

2022年に公開された映画【君を愛したひとりの僕へ(君愛)】【僕が愛したすべての君へ(僕愛)】のスピンオフ小説【僕が君の名前を呼ぶから】をネタバレレビュー!。複雑な作品の流れを世界線・時系列別に図式化・考察!タイムシフトすることで複雑化した内容を読みほどく!




僕が愛したすべての君へ/僕が愛したすべての君へ

【考察】僕が愛したすべての君へ/僕が愛したすべての君へ

えい
2022年に公開された映画【君を愛したひとりの僕へ(君愛)】【僕が愛したすべての君へ(僕愛)】
君愛と僕愛のポスター
えい
【観る順番で結末が大きく変わるふたつのラブストーリー】というキャッチフレーズで話題となった映画作品です
えい
この2作にスピンオフ小説があった!
えい
その名も【僕が君の名前を呼ぶから】
えい
【君を愛したひとりの僕へ(君愛)】のヒロイン栞が主人公の作品です

友人くん
どんな内容なのか?ネタバレとともに解説するぜ!

   

【僕が君の名前を呼ぶから】ネタバレレビュー

【ネタバレ】僕が君の名前を呼ぶから

えい
【僕が君の名前を呼ぶから】のメイン登場人物はこちら
  • 栞の母(虚質科学研究所所長)
  • 栞の父(専業主夫)
  • 内海進也(後に栞と生涯を共にする男性)
  • 鬼灯蓮(とある事件で出会った女性)
  • 暦(君愛・僕愛の主人公。今作では”老人期”のみ登場)
  • 和音(僕が愛したすべての君へのヒロイン。今作では”老人期”のみ登場)
友人くん
ヒロインの栞が君愛・僕愛とは全く違う人生をおくるところがポイントだな
えい
ですね
えい
スピンオフ小説【僕が君の名前を呼ぶから】で栞の送った人生は・・・
  • 主人公栞のもっていたタブレットには、別の世界線の栞が残した「ずるい」のメッセージが。別の世界線の栞の言葉が原因(?)で、主人公栞の両親に離婚の危機が訪れる。主人公栞の懇願により両親の離婚は回避。
  • 栞は体と虚質(魂)のつながりがよわく、パラレルシフトしやすい体質らしい。
  • 中学生栞は、年上の男性内海進也と出会う。内海進也とともに【鬼隠し】事件にのぞむ栞。鬼隠し事件とは、鬼灯蓮という女性の弟が虚質(時空)の渦にのまれて行方不明となった事件。
  • 鬼隠し事件は未解決に終わる。
  • 劇中、合間合間に別の世界線の栞宛に交換ノートを書く栞。しかし返事は無い。
  • 大学生になった栞は、4年ぶりに内海進也と再会する。そして再度【鬼隠し】事件にのぞむことに。栞は時空の渦から鬼灯蓮の弟を引きずり出すことに成功。
    栞「もう大丈夫だから!私があなたの名前を呼ぶから!
    しかし、鬼灯蓮の弟は既に亡くなっていた。鬼灯蓮からの感謝をうけ、事件は幕をとじる。
  • 内海が栞へ告白。結婚、息子の誕生、息子の結婚、孫の誕生が、栞が別世界線の栞へ宛てて書いた交換ノートで綴られる。別世界の栞は交換ノートを読んだのか、読んでいないのか、返事はない。
  • 老人となった栞。手首につけたIP端末がERRORとなった。交差点で薬を無くして苦しんでいる老人(暦)と出会う。暦を助けた栞は、夢だった「名乗るほどの者ではありませんわ」という言葉を口にする。
  • 自分がどの世界線にいるか不安になる栞。そんな栞を「僕が君の名前を呼ぶから」と言って励ます内海。
    内海「それだけでいいんです。存在を確立させる方法なんて、誰かが名前を呼ぶだけでいいんです
  • 栞は、街中で暦の名が書かれた葬式案内を見つける。葬式で暦の妻・和音と対面する栞。栞のことは暦からきいていたという和音。また会うことを約束する2人。
友人くん
栞がハッピーエンドを迎えている・・・!
えい
胸が熱くなりますね!

【考察】僕が君の名前を呼ぶから

えい
【僕が君の名前を呼ぶから】は君愛・僕愛よりはパラレルシフト(世界線移動)が少なく分かりやすいですが、主要イベントを図式化してみました!
友人くん
別世界線の栞に向けて書いた交換ノート。返事がかえってこないところが切ねぇ・・・
えい
そちらの栞も幸せに過ごしているといいですね・・!

  

まとめ

えい
君愛・僕愛、そして僕が君の名を呼ぶから
えい
いずれも映画では分からなかった展開が小説ではわかりやすく描かれている印象を受けました!
友人くん
映画を楽しんだあとは、小説も是非!

  

おしまい




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