阿部寛主演映画【ショウタイムセブン】をネタバレレビュー!ショウタイムセブンのココが面白い!元ネタ韓国映画【テロ、ライブ】とストーリー比較をしつつ語ります。
ネタバレレビュー【ショウタイムセブン】
ネタバレレビュー【ショウタイムセブン】
ラジオDJを務める阿部寛。
【犬か猫、どっちが好きか?】というテーマでリスナーの意見募集してたら危険なヤツから爆破予告電話がかかってきてしまいます。
「勝手に爆破してろ」と言って電話を切る阿部寛。
しかし、マジモンの爆弾犯でした(笑)。
阿部寛は有名な元TVキャスター。古巣のTV局に電話して、自分と爆弾犯が電話する様を TVの報道番組で取り上げろと交渉。
電話越しの犯人による「総理を出せ!」「電力会社社長を出せ!」という要望を、阿部寛が時にいなし、時に真っ向からぶつかる!スタジオやイヤホンに爆弾の仕掛けられた可能性と対峙しつつ、 ヒリヒリした緊張感を保ちつつ映画が進んでいきます。
TV番組では阿部寛がYes / Noで答えられる質問を出し、視聴者に投票させるのが見どころ。「総理は来るのか?」など下手をすれば犯人の逆鱗に触れる質問を繰り出していきます。
犯人は総理や電力会社社長に恨みがあると思われたものの…犯人が最も恨んでいたのはなんと 阿部寛!
キャスター阿部寛は日頃真実を報道するというスタンスにも関わらず、とある事件で総理や電力会社ボスとぐるになって事件真相を揉み消した。
犯人は電力会社のおこした事件の被害者遺族。
最終的に阿部寛によって犯人はスタジオに現われ、警察によって逮捕されます。
犯人の持っていた爆破スイッチはひょんなことから阿部寛の手に・・・
何を思ったか阿部寛は、自分たちの報道が公明正大である事を視聴者へ証明すべく問いかけます。
自分の進退は【Live(生)】か?【Die(死)】か?
投票の結果は明には映らないのですが、投票の結果を経て阿部寛は笑顔でスイッチを押します。
しかしその後は爆破シーンもなく、他局の変哲もない報道へ。
TVの上部には、ロンドン地下鉄爆破事件のテロップ。
映画観客(私)が混乱する中で音楽番組が始まり、Perfumeが歌い始めてそのままエンディングへ。
1つのテロ事件ですら、他の報道の波に埋もれていく・・・
【ショウタイムセブン】感想
なんといっても阿部寛の鬼気迫る訴えかけが見どころ!
報道のためには命すら笑って差し出す狂気!
見どころの多くは阿部寛の弁舌なので、阿部寛が好きか否かにかかってるかもですね。
私は阿部寛推しなので問題なし(笑)
映画鑑賞後に知りましたが、ショウタイムセブンはリメイク映画だったんですね。
元となった韓国映画は【テロ、ライブ】。2025年2月現在Netflixで公開されていましたので、鑑賞してみました。
こちらは大橋やビル爆発シーンもあって、派手さもあって面白いですね。リメイク元を見ると、確かにショウタイムセブンの方はイヤホンが爆発したとか絵的な派手さは無いので、リメイク元のほうが好きという方が多いのは納得。
ショウタイムセブン元ネタ映画【テロ、ライブ】ネタバレ感想
主人公は元TVキャスター、都落ちしてラジオDJになっています。設定はショウタイムセブンと同じですね。
犯人から電話。「大統領ととある工事業者の親玉を謝罪させろ!」という要望を繰り出してきます。
犯人の電話を利用してTV報道をする元TVキャスター。
犯人との電話越しの一騎打ち!
犯人は橋を爆破すると脅迫。
関係ない人間を死なせない信念をもった犯人…かと思われていましたがそんなこともなく、容赦なく街を爆破していきます。
元TVキャスターの同僚も爆破に巻き込まれて、死ぬことに。。。
ショウタイムセブン同様、犯人のお望みの人物(大統領)は行く行く詐欺ばかりで、全く来ません。
犯人は元TVキャスターの居るスタジオのあるビルをも破壊します。
崩れ行くビルの中で、対峙する元TVキャスターと犯人。犯人と元TVキャスターは一騎打ちすることとなりますが、戦いの最中ビルから連絡しそうになる犯人。
しかしそれを救う主人公。
犯人を助けられる!
…というところで、犯人は警察によって狙撃されて死亡。
狙撃を命令したのは大統領。事件を利用し、自身を英雄にして事件を完結させようとする大統領。
崩れゆくビル。
犯人に対して同情したのか、大統領のやりかたに苛立ちを感じたのか、犯人から奪ったビル爆破スイッチを主人公が最後っ屁として押しながら落ちていく…
おしまい
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