人を守るはずのAIが核を爆発させた?驚異のビジュアル・世界観で描かれるSFアクション超大作【映画ザ・クリエイター】をネタバレレビュー!
ネタバレレビュー【映画ザ・クリエイター/創世者】
感想・レビュー【映画ザ・クリエイター/創世者】
期待以上の映像美・音楽・バトル!映画館で観てもらいたい映画です。
舞台は近未来(東南アジアの農村も多かったですが笑)。個人的には【スター・ウォーズ】と【テネット】の雰囲気を混ぜ合わせた感を受けました。実際、ローグワン(スターウォーズ)の監督と、テネットの主演ジョン・デヴィッド・ワシントンが今回主演をつとめていますし。
「もういや遊牧民」といった、面白日本語もときたま現われます。AIのひとりである渡辺謙も、感情がたかぶると日本語を話す始末(笑)
対立する人類とAIのストーリーは、序盤と終盤は満足。主人公ジョシュア(人間)とAIであるアルフィーの出会いと別れが切ないです。中盤はドンパチは多いですが話の起伏が少なめかも?
AIと人間の間に立たされた男ジョシュア。
対立する【人類】と【人の姿をしたAI】…その運命は?
ネタバレ【映画ザ・クリエイター/創世者】
天国に行けるのが良い人だけなら、悪い人とAIはどうなるのか?
近未来、人類は人間そっくりのAI軍団と対立することに。
アメリカに核を落としたAI軍に対抗して、人類は大戦艦【ノマド】を開発。ノマドはゆっくりと空を進み、地上をスキャン。AIを探知すると、その土地を焦土と化しました。
主人公ジョシュアは、人類側のスパイ。とある農村でAIたちと暮らすマヤの恋人となりますが、人類の軍の攻撃によってマヤのいる村は滅んでしまいます。
失意のジョシュア。
5年の時を経て、ジョシュアは人類の軍にスカウトされます。AIの始祖である人物を滅ぼすための戦いに駆り立てられるジョシュア。
そんな中、こどものAI・アルフィーと出会うジョシュア。
兵器でもあるアルフィーを護送するなかで、真実を知るジョシュア。
AI軍が落としたとされている核が人間の仕業だったこと、アルフィーが自分とマヤの子どもとして生み出されたAIであること。
敵だったアルフィーと絆を紡いだジョシュアは、飛行機をのっとり空高く浮かぶ戦艦ノマドへ突入します。
ノマドを破壊するジョシュアとアルフィー。破壊工作が完了すると、ジョシュアはアルフィーを脱出ポッドで地上へ還します。
ジョシュア「俺は天国へいく」
涙ながらに地上へ落ちていくアルフィー。
一人ノマドへ残されたジョシュアは、ノマドでひとりの人物に出会います。それはマヤ型のAI。アルフィーによって、マヤ型AIはマヤの持っていた記憶をもっていました。マヤ型AIとキスを交わすジョシュア。
崩壊していくノマド。バラバラになったパーツが流れ星のように地上へと降り注ぎます。
地上に到達し、脱出ポットから出たアルフィーを迎えたのは他のAIたち。
騒音を上回るAIの歓喜の声が挙がる・・・
おしまい
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