『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜』を鑑賞!非リア充という哀しき敵に立ち向かうしんのすけ陣営。この映画、ココがすっきりしない!
『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE』感想。面白い?つまらない?
『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE』感想
『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE』を映画館で鑑賞。
私の後ろには幼女が座っていたのですが映画が終わった途端、
「面白くなかった。面白くなかった。面白くなかった。面白くなかった。面白くなかった」
とおっしゃっていたのがちょっと怖かったです(笑)確かに子ども向けじゃない気がします。
そして、私のような非リア充向けの映画でもなかった。辛すぎるんですよ、非リア充にとってこの映画は(笑)
『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE』のココが怖い・・
非理谷充を演じるのは、松坂桃李さん。陰キャの演技がうまいですね~
非理谷充
声優としての演技力も高く、「こんな陰キャいるわ」と思わせる陰クオリティ。
まあ松坂桃李は陰キャ営業してるだけで、帰ったら嫁の戸田恵梨香にヨシヨシされているので、非理谷充の気持ちなどまったく理解していないでしょう(適当)。
さて本編。
非理谷充のパートが多いのですが、話が重い(笑)
東京の新橋駅でチラシを配ってた非理谷充くん。
いきなり新橋のサラリーマンに因縁をつけられ喧嘩をふっかけられます。
喧嘩描写に謎の怖さがあった(笑)
沸点の低いサラリーマンはこともあろうに非理谷くんに殴りかかろうとすらします。
新橋ヤバすぎだろ(笑)
喧嘩っ早いサラリーマンは同僚に抑えられたので喧嘩にはならなかったものの、非理谷充くんは巡回していた警察官に全く関係ない事件の容疑者と間違われて全くの無罪にも関わらず追われるはめに。
どーなってんだよ、東京(笑)
その後、非理谷充くん(&しんのすけ)は空から落ちてきた隕石のパワーで超能力に目覚めます。
その後非理谷充くんは超能力に洗脳される形で幼稚園を襲い、悪の組織に力を吸収され、巨大な怪物と化して暴れまわってしまいます。
可哀想すぎるわ・・・
怪物化して意識を失った非理谷充くんは、超能力でカンタムロボを操るしんのすけと対決。
しかししんのすけは怪物に取り込まれてしまいます。
怪物のなかで”過去の”非理谷充くんと対峙するしんのすけ。非理谷充くんが経験した両親の離婚やいじめといった悲しき過去を目撃し、非理谷充くんを励ましていきます。
まあいい話っちゃいい話なんですが…
非理谷充くんへのいじめシーンが濃厚すぎる(笑)
いじめっ子「ポケモン赤と緑持ってきたか?」
なんか具体的過ぎじゃない?(笑) 私の体感かもしれませんが、結構いじめシーンに尺が費やされます。
精神的、肉体的にいじめられている非理谷充くんの隣にたち、ともに立ち向かうは野原しんのすけ!
しかし相手は体格もがっちりとしたいじめっ子3人。幼稚園児(しんのすけ)ともやしっ子の非理谷充くんは歯が立たず…
怪物内の戦いは、現実世界にいるひろしたちにも見ることが出来る状態でした。
しんのすけと非理谷充くんを応援するひろしたち。いじめっ子との戦いの道具として使ってもらうべく、ひろしは自分の靴下を怪物の中に投げ込みます。
しんのすけと非理谷充くんは悪臭漂うひろしの靴下をNARUTOの螺旋丸のように使って、いじめっ子たちにケンカで勝利。
その後非理谷充くんは怪物から人間の姿戻ります。怪物からもとに戻った非理谷充くんには、以前しんのすけと出会ったという記憶の過去改変が起きており、性格も少し前向きになっていました。
イイハナシダナーーーー!!
とは思うのですが、この後のひろしが説教臭い!!
ひろし「この国の未来はたしかに明るくないかもしれない」
ひろし「けど君(非理谷充くん)やしんのすけはこの世界で生きていかねばならないんだ」
ひろし「がんばれ」
ひろしに続いて、頑張れがんばれと口にする周りの人間たち。
エヴァンゲリオンの「おめでとう」状態か。
この後フォローぽいことをなんか言ってた気がしますが、そっちは忘れました(笑)。
この映画は結構「この先の日本ヤバいよ?」的な発言多かったですね。まあ、その意見には反対しませんがクレヨンしんちゃんで言うことでもないでしょ(笑)
また事件解決を祝って、ひろしは非理谷充くんを自宅の寿司パーティに招待するのですが・・
ひろしは怪物(非理谷充くん)に壊された自分の車について一言。
ひろし「壊れた車の弁償についても話したいからな」
まあそりゃそうなんですけど、グイグイ行くねひろし(笑)ようやく人間にもどれた男に追い打ち掛け過ぎでは?(笑)
事件解決した場面でそれ言うか、て感じではありました(もっともこれは、車弁償できるくらいに社会復帰しろよ、というひろしのエールであったようですが)。
ひろしってここまで説教くさかったでしたっけ?
もっとボケかましてるようなキャラだと思ってました。
ひろしの生態
あとね・・・やはり気になるのは、警視庁の警官たち。
警察が非理谷充くんを誤認逮捕しようとしていたフォローがない。
最後しんのすけ一家と手巻き寿司喰ってめでたしめでたしみたいな感じになってますが、実は未だ警察は非理谷充くんを追いかけてるんじゃ?
スクリーンに映ってないだけで、警察は非理谷充くんへ詫びを入れたと信じたいですが、そういうところ端折らないで欲しいですね。
なんかちょっとスカッとしない感じを受けました。
色々書きましたが、非リア充じゃない方は「んなこと気にならねーよ、この非リア充が!」てレベルだったらすみません(笑)。
CGになったクレヨンしんちゃん映画
今回のクレヨンしんちゃん映画は全編CG。
冒頭でしんのすけとみさえがチェイスしましたが、CGの見せ場を見せつけてくれた感じでした。
「まずは俺たちが頑張ってつくったCGを見てくれよ」というスタッフさんの心の声が聞こえてきそうです。その他、戦闘シーンなども通常アニメより迫力あるシーンが生まれていたと思います。
あとは焼き鳥屋でバイトする巨乳なオネいさん。もうTシャツがパッツンパッツンですよ。
映画館に来たお父さんのアレもCG並に立体的になっちゃいますよ。
気になるのは来年の映画ですが、予告では普通のアニメ(CGGじゃない)に戻ってました。CGは今回だけか・・
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おしまい
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