ジョジョの奇妙な冒険スピンオフ映画【岸辺露伴ルーヴルへ行く】の舞台挨拶を探訪&レポート!キャストの高橋一生さんをはじめとするキャスト・スタッフの熱い思いとは!?
【岸辺露伴ルーヴルへ行く】舞台挨拶レポート感想
【岸辺露伴ルーヴルへ行く】舞台挨拶
登壇者(敬称略)
進行
奥浜レイラ
登壇
高橋一生(岸辺露伴/山村仁左右衛門役)
飯豊まりえ(泉京香役)
長尾謙杜(岸辺露伴役)
渡辺一貴監督
美波(エマ・野口役)
オンライン参加
木村文乃(奈々瀬役)
感想
六本木の映画館から届けられるライブビューイング。
登壇者の皆さん、オーラがすごい。
映画のテーマでもある”黒色”の衣装に身を包んでいらっしゃいます。
私が今まで参加した他の舞台挨拶ではわちゃわちゃ騒ぎながらのトークが多かったのに対して、こちらの舞台挨拶は進行さんの質問にぴしっと答えて下さる丁寧な印象が強かったです。みんな大人だ…!
中でも私が目を惹かれたのは、メインの高橋さんと飯豊さん。
高橋一生さんが岸部露伴を演じていらっしゃるときより声が渋くてちょっと驚き。口調もかなり丁寧で、話の内容も理路整然としていて分かりやすくかっこいい。
飯豊まりえさんは他の登壇者が舞台を降りるときに、手を差し出す気遣いがみられました♥すごいなー
ただ肝心の舞台挨拶の話の内容はどうだったかというと…
ずばり当たり障りのない内容になっていたとおもいます笑
それもそのはず、私が拝見した舞台挨拶は、【映画上映前】の挨拶だったからです。
私の知る限り舞台挨拶というのは、大概1日に2回行われ下記流れで行われるイメージ。
上映Bは映画のあたまに舞台挨拶がきます。
舞台挨拶をするキャストさんからすれば、上映Bの終映まで待ってらんないですもんね笑
私が鑑賞した映画は上図の上映Bの方。
映画のネタバレが出来ないのだから、キャストの方もかなり言葉を選んで話していらっしゃった印象。
個人的には、お気になさらずネタバレしてくださってもよかったですけど(笑)
舞台挨拶ネタバレ
進行さんとキャスト・監督さんのQA形式でトークが展開されます。
下記はざっくりまとめ。
Q.【進行】キャラを演じながら感じた魅力は?
A.【高橋】どう演じるかは都度変わる。他の人の顔色をうかがって演じるのではなく、露伴のように”自分のために”演技する。誰かの顔色をうかがいながら演技することは、結局誰のためにもならない。露伴は”読者のために”調べ物をしているというが、結局それは読者の向こうにいる自分のためにやっているんだとおもう。
A.【飯豊】露伴の取材は魅力的。ついて行きたくなる。露伴をサポートしていたいと思って演じている。露伴が”ヘブンズドア”の存在を泉京香に明かさないのは露伴のある種の優しさだとおもっている。今回の映画で泉京香が”ヘブンズドア”に気付くのかも注目して欲しい。ドラマで毎度お馴染みつまみ出されるシーンは、毎回台本の台詞をちょっと間違えてしまうこともあり、露伴に突っ込んで貰うことも多い。
A.【木村】撮影後にプロデューサーから、長尾謙杜さんから影では”ふみのん”と呼ばれていたことを知らされて、「悪いやつだーー」とおもった笑
【長尾】バレちゃいました♥
A.【長尾】こだわりを持つことの大事さはおもう。こだわりをもつとその人について行こうと思ってもらえるし、個性や色に繋がる。
A.【美波】”ヘブンズドア”をしても、人の内面は分からないと思った
A.【監督】ストーリーが予定調和でないところも魅力的。起承転結が決まっているわけでないエピソードになるよう意識したので楽しんで欲しい。
Q.【進行】映画を2回、3回楽しむためには?
A.【高橋】美術のいそがいさんが露伴邸の本や作り込みを担当してくれている。1期からの時間経過もいそがいさんの作り込みで表現されている。また美術つげさんも露伴の日本パートで尽力してくださっているのでそういった細かいところも見て欲しい。
A.【飯豊】ラストで流れる和洋の混ざったクラシック音楽を着目してほしい。またCGかと思える生き物がCGじゃなかったりする驚きもあるとおもう。露伴の部屋に出る生物はほぼCGじゃないので驚き。
A.【木村】本編であるものを刻みつけた。監督からは刻みつける対象の場所を細かく指定されたので悩んだ。
A.【長尾】カメラアングルが面白く、すごい。露伴がルーブルを去るシーンが1枚の絵画のようで美しい。
A.【美波】ルーブルは何度か訪れたことがあるが、今回の映画をみて新たな発見があった。聖地巡りをしてみたいとおもった。
A.【監督】露伴のピンチのときの高橋さんの目の動きは、映画を何度か見れば動きの意味がわかるとおもうので楽しんで欲しい。
Q.最後に高橋さんから挨拶をお願いします。
A.映画を観に来て下さってありがとうございます。撮影が決まったあたりからどう見て頂けるかを考えていました。気に入って頂けたなら、(観て下さった方の中の心の中で)長く大事にしてほしい。暗く、冷たい作品ですが、人の中にある力や光に触れて帰って欲しい。本日はありがとうございました。
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おしまい
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