【ストーリー調ネタバレ】レジェンド&バタフライ!魔王と化したキムタク【後編】

映画

2023年1月公開の映画『レジェンド&バタフライ』をネタバレレビュー!

織田信長役に木村拓哉、その妻濃姫役に綾瀬はるか、実写版るろうに剣心の大友啓史監督を迎えた東映70周年記念作!




【ネタバレ】レジェンド&バタフライ

前編記事

友人くん
まずは前編記事から読んで頂けるとありがたい・・・っ
【ストーリー調ネタバレ】レジェンド&バタフライ!魔王と化したキムタク【前編】
2023年1月公開の映画『レジェンド&バタフライ』をネタバレレビュー! 織田信長役に木村拓哉、その妻濃姫役に綾瀬はるか、実写版るろうに剣心の大友啓史監督を迎えた東映70周年記念作!

濃姫との離縁

えい
1574年、討ち取った浅井の髑髏を金の杯にして信長に献上する明智光秀

  

信長「これほどまでにうまい酒は飲んだことはないぞ!」

えい
ドン引きする濃姫にたいして、信長は・・・

  

信長「『京に登れ』とお主がゆうたのじゃ!」

えい
「信長が死ぬか、敵が皆死ぬか」しないと戦は終わらないという信長
えい
濃姫は乳母へ自分のおもいを打ち明けます
えい
自分の思い通りに信長が勝ち続けているのに苦しくてかなわないと

   

濃姫の乳母「姫様は殿に恋こうておられるのです」

濃姫「向こうはわらわを好いておらん。ここにはもうおりとうない」

えい
信長に会う濃姫

   

濃姫「異国へ行きたいと思った理由が分かった。今の自分じゃない違う生き方ができると思ったからじゃ」

濃姫「殿のもとからお暇をいただきとう存じます」

信長「承知した。ただいまをもって離縁いたす。好きにいたせ。良き夫を得て、幸せに暮らせ」

えい
濃姫が去る日。刀の柄を口にくわえて、目を潤ませて陰ながら見守る信長・・・
友人くん
信長・・・

  

レジェンドオブバタフライのバタフライの意味は?

1575年 長篠設楽原

えい
河原にゴロゴロと転がる遺体にそっととまる蝶
えい
蝶はふたたび羽ばたき、信長の肩で羽を休める――
友人くん
タイトルを地味に回収・・・
えい
悲しくも、信長と濃姫を離れながらも互いを想っていました

   

信長「蘭丸、何のためじゃったのかのう」

信長「敵を殺し、城作り、京に討ち入る」

信長「何のためじゃ?」

蘭丸「天下布武のためにござります」

えい
自分のやるべきことを見失っている信長のもとに、濃姫からの使者がやってきます
えい
濃姫の元へ向かう信長
えい
信長と別れて7年、濃姫は病にかかっていました

   

信長「安土へ来い。おぬしの病はわしが治す」

えい
しかしそれを断る濃姫。見かねた濃姫の乳母は、

  

濃姫の乳母「ご覧なさい。やつれた殿の顔を。助けを求めているのは殿の方でござりましょう」

えい
乳母の発言にのっかって頭を下げる信長

   

信長「わしのそばにおってくれ」

友人くん
カッコイイじゃん・・!
えい
戻ってきた濃姫と安土城の天守閣へのぼる信長
えい
出逢った頃のように悪口を言い合う二人

   

信長「顔色が良くなったな」

濃姫「お前さまとおると、頭に血がのぼるわ」

えい
嬉しそうな信長なのでした




   

1582年 本能寺

信長「ともに行くか?本能寺へ」

えい
病ですっかり伏せってしまった濃姫は弱々しく首を横に振ります

   

信長「戻ってきたら異国へ行こうぞ。わしらのことを誰も知らんところへ」

濃姫「・・・必ず返ってきんさいよ」

濃姫「わらわはお前様のもとへ帰って来れた」

えい
香炉を持って、本能寺へ出発する信長
えい
自分が戻ってくるまでに、南蛮の楽器を弾けるようになっておけと言い残して
友人くん
フラグが立ちまくってる・・・
えい
夜、本能寺で眠る信長
えい
明智光秀が軍を率いてやってきます

   

明智光秀「それがしが惚れ抜いた殿はもうおらぬ」

明智光秀「ただの人に世は納められぬ。殿、後はお任せを」

友人くん
ヤンデレになっとる
えい
本能寺に火を放ち、信長の部下と一戦交える明智軍

   

信長「わしは帰らねばならんのじゃ!わしの首は死んでもやらんぞ!!」

えい
しかし、信長は負傷し、奥の部屋へと追い込まれていきます
えい
ふと持っていた香炉に気付く信長
えい
香炉を見ていると部屋の床板が外れる事に気付く!!
友人くん
なんと!!!
えい
本能寺から脱出する信長!!馬を走らせ、濃姫の元へ戻ります

   

信長「今帰った!!行くぞ!」

えい
濃姫を連れ、2人で異国行きの船に乗りこむ信長
えい
大海原へ・・・・!!!
えい
船上でダンスをする2人
えい
船が浸水し、濃姫を第一に行動する信長
えい
そして夜が明け、異国が見えてきた・・・!!
えい
・・・・・・
えい
舞台戻って、本能寺・・・
えい
我に返り、燃えさかる本能寺にいるという現実を直視する信長・・・
友人くん
ああ・・・・
えい
持っていたはずの香炉もなくしてしまった
えい
同じ頃、濃姫も離れた地で楽器を抱いて冷たくなっています・・・
えい
そして、本能寺

   

人間五十年 下天のうちをくらぶれば 夢幻の如くなり

  

信長「ずっとずっと好いておった

えい
自ら首を切って、息を引き取る信長
えい
こでいきなり映画は終わり、炎の轟音とともにエンドロールへ

   

東映70周年記念大作、レジェンドオブバタフライ!

織田信長と濃姫の心情を丁寧に描いた名作を是非劇場で!

  

おしまい




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