『THE FIRST SLAM DUNK』ネタバレ解説レビュー

映画

あらすじ未公開のまま上映となった『THE FIRST SLAM DUNK』をネタバレ解説レビュー!気になるところをリストアップしてみました!




『THE FIRST SLAM DUNK』ネタバレ解説レビュー

『THE FIRST SLAM DUNK』はどんなストーリー?

『THE FIRST SLAM DUNK』は山王戦です。初っぱなから。

試合のところどころで過去編が挿入されていきます。

そしてバスケの試合展開がスゴくあっさりしている感を受けました!

旧アニメだと誰かしらしゃべっていましたが、映画は選手のセリフや心理描写がかなり少ない。

また旧アニメだとコートの端から端へ移動するまででかなりの時間を要していましたが、映画だと移動はあっという間。

旧アニメのそういうところ、不満だったんですかね・・・井上雄彦先生は。

リアルのスラムダンクシーン

また、映画はいきなり山王戦が始まることで、完全に新規お断り状態になっているように感じます(この記事を書いている私は原作読了/アニメ視聴済)。

問題児軍団がすこしずつ団結していくくだりを全く描かずにいきなり本編最終戦をやるので、「いきなりそんなところ見せられましても」となるような・・・

あや「あの流川がパス!?」

というシーンがあっても、「そもそも流川ってどんな奴なんだよ」とか「流川ってほぼモブじゃん(本作の活躍は最後にちょこっとしかない)」とおもったりするんじゃないだろうか。

その他にも負傷して痛みをこらえられない桜木のシーン。負傷後、桜木がバスケ部に入部し成長していく過去が流れますが・・・映画でやってないから初見殺し&思い入れのないシーンになっているのでは。

こんなかんじで。

あとそもそもバスケのルールもわからんのでは・・・

旧アニメで登場していたDr.Tみたいな解説キャラ出してみては笑(雰囲気ぶちこわしになるけど)。

  

山王戦に挿入される過去編

『THE FIRST SLAM DUNK』の山王戦試合中に時折挿入される過去編は下記です。

  • 宮城リョータは中学までは沖縄で生活していた。幼い頃に父親が死亡し、リョータが中学生の頃に3歳年上の兄ソータが海難事故で死亡。兄ソータは地元では名の知れた中学バスケのプレイヤーだった。
  • 沖縄時代に幼い宮城リョータは通りがかった三井とバスケをしたことがある(ただしお互い当時の記憶は無い)
  • 赤木とメガネ君の1つ上の湘北先輩はイヤミなアフロの先輩がいた。
  • 湘南バスケ部に入る前の宮城と三井(ロン毛)は特に理由も無く喧嘩に発展したことがある。

 三井「その眉毛が好きじゃねえ!」
 宮城「さらさらロン毛が好きじゃねえ!」

  • 安西夫妻のランニングを遠くから物欲しげに見る三井(ロン毛)
  • 宮城リョータと兄ソータは海岸沿いの洞窟に秘密基地をつくり、おもちゃや雑誌を隠していた。その中のひとつの山王が表紙のバスケ雑誌に勝利宣言を書き込む兄ソータ。
  • 山王の9番沢北栄治は、全国大会の前にあることを願掛けした(内容は後述)。
  • 山王戦が近くなったある夜、リョータは自分の弱さを吐露し、あやは励まそうと尽力。アニメや原作とちがっておちゃらけるシーンがないリョータ。
  • 山王戦の前夜、リョータは誕生日を迎えた。ソータもリョータと同じ誕生日。リョータは17歳、ソータは生きていれば20歳。
  • ソータが死んで8年。母親に手紙を残そうとするリョータ。「生きているのが俺ですみません」と書き、それを捨てる。「ソーちゃんが立つはずだった場所(山王戦)に明日俺が立つことになりました」と書き直すリョータ。
友人くん
リョータに哀しき過去・・・原作読み返す時、リョータをみる目が変わってしまうわ

山王戦・桜木の口パクの内容は?

  • 湘南と山王の点差が1点になったとき、映画は無音に。早送りしたかのように映像は疾走していく。

桜木「左手は添えるだけ・・・」

のセリフも口パクとなっています。

その後、桜木と流川がハイタッチをするときに音が戻ります。

  • 後気になったのが、コートの外にいる背景キャラが「いけ!お前がエースだ!」と流川に声をかけるシーンがありました。顔がアップにならなかったのでよくわかりませんでしたが、ベンチにいる木暮?

山王戦後の展開

  • 海水浴場。海水浴の客が多数いるなか、リョータと母親が浜辺に座っています。普段着で。
     母「おかえり」
     リョータ「ただいま」
     母「背、のびた?」
     山王戦前後で伸びているわけがないとこたえるリョータですが、久しぶりに母とリョータが隣に立ったということですね・・・涙

・『「負けたことがある」というのがいつか大きな財産になる』と言う山王の監督。
 山王の9番沢北栄治は、自分の願掛けを回想する。
 願掛けの内容は・・・「俺に『必要な経験』をください」。(必要な経験=負ける経験=負けフラグだったな)と気がつく沢北。

・ラストシーン。アメリカのバスケットチームに所属する沢北。その相手チームTHORNEには、7版に宮城がいた。

友人くん
宮城もアメリカ行くのかw アメリカ編・・・来るか??

   

ギャグもとっぱらわれて、バスケ映画というよりはリョータの哀しき過去映画となったスラムダンク。スラムダンクに何を求めるのかで評価が変わってくるかとおもいます(私はギャグありまくりでわちゃわちゃやってる方が好き)。THE SECOND SLAM DUNKがあるとするなら、主役は?公開時期は?続報を待ちましょう!

  

おしまい




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