原点にして最高峰！
2019年7月、20年前に公開された『ミュウツーの逆襲』がフルCGアニメになって帰ってきた！
懐かしの名作にもう一度逢いましょう！
ざっくりあらすじ
えい
ミュウツーの逆襲を観て参りました。旧作へのリスペクトあふれるいい映画でした
友人くん
タイトルは有名だから俺でもきいたことはあるぜ
友人くん
どんなあらすじなんだ？
えい
太古から生き続けると言われる伝説のポケモンミュウ･･･
えい
とある科学者がミュウのまつ毛を手に入れるところから物語が始まるんだ
友人くん
ほう・・
えい
科学者はまつ毛からDNAを入手し、最強のクローンポケモン『ミュウツー』を生み出してしまうんだ
科学者「この世で別の生命を創り出せるのは、神と人間だけだ」
友人くん
ミュウツーはただのクローンだったんだな・・
えい
だね・・・
えい
そしてミュウツー自身もその事実にずっと苦しんでいくんだ
ミュウツー「私は誰だ・・・」
ミュウツー「誰が生めと頼んだ！？」
ミュウツー「ここはどこだ・・・誰が創ってくれと願った・・・？」
ミュウツー「私は私を産んだ全てを恨む・・！」
ミュウツー「だからこれは・・・攻撃でも宣戦布告でもなく・・・」
ミュウツー「これはお前達への『逆襲』だ！」
友人くん
人間のような自我をもっているのに人間でも無く、ポケモンのような容姿をしているのにポケモンでもない・・
友人くん
自分の”生”自体を呪ってしまったんだな
えい
ミュウツーはポケモントレーナーたちのポケモンからクローンポケモンを生み出す！
えい
そしてオリジナルのポケモンと争いを始めてしまうんだ
友人くん
自身のクローンという出生を呪っていたのに、結局自分もまたクローンの生成という禁忌を犯してしまったんだな・・
えい
争いをつづけるポケモンたちとクローンポケモンたち！
ロケット団一味「なんだかんだと言われたら、なんだかなー。なんだか気の毒で気の毒で、自分で自分をいじめてる。昔の自分を見るようで、今の自分を見るようで、やな感じ～。」
友人くん
いつもは主人公サトシの宿敵のロケット団もいい意味で消極的だなｗ
えい
争いあうオリジナルとクローンのポケモンたち！
ジョーイ「なんなの、この戦い。本物だってコピーだって、今は生きている」
ジョーイ「生き物は、同じ種類の生き物に、同じ縄張りを渡そうとはしません」
友人くん
じゃあ、もうオリジナルもクローンもないじゃねぇか・・・
えい
そしてミュウツー自身も、突如登場したミュウと戦いを繰り広げる！
友人くん
ついに幻のポケモン登場か！
えい
ミュウとミュウツーの争いを止めようとして 自らを犠牲にしてしまう主人公サトシ
えい
そして傷ついたサトシをかばう相棒ピカチュウをみて涙するポケモンたち・・・
えい
涙を流すポケモンに、オリジナルもクローンもなかったんだ
えい
最後ミュウツーもまたサトシとピカチュウに絆に感化され、クローンポケモンたちと自分たちの暮らせる新天地を探して去って行く・・・
ミュウツー「たしかに、お前も私も、すでに存在しているポケモン同士だ。この出来事は誰も知らない方がいいのかもしれない。忘れた方がいいのかもしれない」
ミュウツー「我々は生まれた、生きている、生き続ける、この世界のどこかで」
えい
という話なんだ
友人くん
単なる子ども向け映画にとどまらない内容だな・・・
クローンと同族殺し
えい
クローンをテーマにした映画も色々あるよね
友人くん
『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』とかな
えい
『バイオハザード』なんてのもよし
えい
『同族殺し』がテーマといえば、やはり仮面ライダー！
友人くん
え！そうなのか・・
えい
だね。『同族殺し』といえば、仮面ライダーのテーマのひとつ
えい
たとえばショッカーに改造されたにもかかわらずショッカーをつぶすために奔走する本郷猛や・・
えい
イマジンに乗り移られたのに他のイマジンと戦う野上良太郎に・・・
えい
正義陣営と敵陣営が同じ変身システムをつかう仮面ライダーもいるね
友人くん
なるほどな～
えい
「自分は何者なんだ？！」という人間にとって切り放すことのできず、あげくに答えのないテーマ
えい
こんなテーマの作品もおっていきたいですね
友人くん
同感！
2020年夏、ポケモン新作公開決定！
果たして内容はいかに？？
おしまい
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