アンパンマン映画史上最高の興行収入を達成した【それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン】をネタバレレビュー!なんとばいきんまんを主演に据えた本作のココが面白い!
ネタバレレビュー【それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン】
見てしまいました・・・映画館で・・・
それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン(笑)
様々なジャンルの映画を観る私(ブログ管理人)ですが、アンパンマンとプリキュアだけは映画館で観ることはないと思ってたのに。
【映画.com】でアンパンマンの興行収入が歴代最高を達成したことと、各映画館が大人向けに夜の上映を始めたというニュースを観たので(一人で観に行ったことへの言い訳)。
あんぱんまんの映画は初めて鑑賞しましたが、なんとこの作品はばいきんまんがメイン!
ばいきんまんをタイトルに差し替えても問題ないほどのレベルです。中盤までアンパンマンが喋るシーンがないのは驚き(OPにアンパンマンは登場するも喋らない)。
主演のばいきんまんが映画ゲストキャラのルルン(声は上戸彩)と奇妙な友情を結び、絵本の中の世界にて二人だけで敵に立ち向かうというお話です。
↓るるん(真ん中)
OPでアンパンマンに敗北を喫し、バイキン城へ帰ってくるばいきんまん。中尾隆聖さん(ばいきんまん声優)の声が数十年前と全く同じでビックリしました。
バイキン城で不思議な絵本を手にとるばいきんまん。絵本の中では、ルルンがなんと「愛と勇気のヒーローばいきんまん」に助けを求めています。
絵本の中に吸い込まれて、ルルンと出逢うばいきんまん。絵本の中にやってきたばいきんまんの現実と、自分の描いていた理想にがっかりするルルン。
ふたりの前に現われる、ルルンの宿敵すいこむぞう。木々のエネルギーを吸い込むすいこむぞうに、ばいきんまんは嫌々ながらも戦い、敗北を喫します。
おなじみのロボット ダダンダンを作っていくばいきんまん。
なろう小説か!現実世界では負けっぱなしだけど、異世界に来て無双する少年か!
※なろう小説=何の変哲もない主人公が異世界に行く、或いはそこに転生することで、突如ヒーロー扱いされるといった類の物語の総称
ものづくりでチートを発揮するばいきんまん。ルルンは手伝いをするもダメダメ。最初は嫌々ながらも、面倒見の良さを発揮して、ルルンに何が出来るかを考えて仕事を割り振ってあげるばいきんまん。ほんと、良いヤツなんすよ・・・他の映画ではどうか知らんけど(笑)
こうして、木製ロボットのウッドダダンダン完成!ばいきんまんとルルンはダダンダンに搭乗し、すいこむぞうと一騎打ち。すいこむぞうの牙を折る善戦を繰り広げますが、奇しくも敗北。
するとばいきんまんはルルンへ……
ばいきんまん「アンパンマンを呼んでこい!!」
砲丸投げの要領でルルンを空高く放り投げるばいきんまん。
何ですか、この激アツ展開は…!!ばいきんまんが宿敵であるアンパンマンに救いを請うことを考えつくとは…
現実界に現われたルルン。アンパンマンとその愉快な仲間たちと出会います。アンパンマンファミリーを絵本の中につれてくるルルン。
すいこむぞうとアンパンマンご一行のバトル!すいこむぞうは魔法を使い、アンパンマン一味を次々と喋れぬ子象に変えていきます。
しょくぱんまん、カレーパンマン、クリームパンダ(初めて見た)は、全然役に立たず(笑) 唯一メロンパンナは善戦してました。
アンパンマン勢でも勝てないじゃん、どうすんだという展開に陥った時、ルルンが友情パワー的な力を発揮。
よし、これで勝てるぜ!
と思いきや、すいこむぞうサイドもパワーアップ。すいこむぞうは何回もパワーアップするので、なかなかに視聴者をハラハラさせてくれます。さすがは仮面ライダーの脚本経験がある米村正二さん脚本…
映画館の幼児や私が、「もう勝てないじゃん…」と何度もおもった後で、ルルンの発した虹色ビーム+顔を取り替えてもらったアンパンマンがすいこむぞうを無害な子象に変えて勝利を収めます。
うむ、映画が後編へ続かなくて良かったよ。
ばいきんまんを褒め称え、自分の世界に住んでくれと頼むルルン。ルルンの頼みを断るばいきんまん。
ばいきんまん「俺の友達はバイキンだけなんだよ」
ばいきんまん「まあこういうのもたまには悪くないよな」
ばいきんまん「ばいばいきーん」
ほんと、格好良すぎるわ!!
ラストシーンは、絵本が映ります。絵本の中にはにこやかなルルンとばいきんまんの姿。
愛してるぜ、ばいきんまん!
おしまい
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