大人気作【すみっコぐらし】がスクリーンに帰ってきた!2023年11月公開『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』をストーリー調でネタバレレビュー!しろくまたちの不思議な出会いとは?
ネタバレ感想『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』
映画すみっコぐらしとは?
映画すみっコぐらし 飛び出す絵本とひみつのコ
すみっコぐらし~青い月夜のまほうのコ~
映画すみっコぐらし登場キャラクター
しろくま
ぺんぎん
とんかつ
しっぽ
ねこ
ざっそう
とかげ
にせつむり
タピオカ
ふろしき
感想『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』
今作では脚本家が一作目「飛び出す絵本とひみつのコ」を担当した角田貴志氏に戻っていました。一作目同様、観客の感情の起伏がある展開が多かったです。
家出したしろくまと、兄や母親の思い出。母ちゃんが夜なべしてぬいぐるみを繕ってくれるシーンはずるい。。自分の存在意義が分からなくなった新キャラ。大人の観客も共感してしまうのでは。そして驚いたのが、今回はなんとホラーテイストも加わっていました!! 絵面はゆるキャラですが、結構おどろおどろしい内容をやってます(笑)
車や戦闘機のチェイスを繰り広げたりもする、ゆるキャラの範疇を超えたすみっコたちの活躍を是非童心にかえって映画館で観てほしいです!
ネタバレ『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』
しろくまの友達、ぺんぎん(本物)がくまのぬいぐるみを届けてくれたことから今回の物語はスタート。
ぬいぐるみはしろくまの家族から預かったもので、ツギハギだらけになった今も大事にしてた模様。
ぬいぐるみを受け取ったしろくま。ぬいぐるみの胸についていたボタンが無くなっている事に気づきます。
ぺんぎん(本物)によると、しろくまの家に来る道中、森で引っ掛けて無くしてしまったとのこと。
探してくる! と言って、旅立つぺんぎん(本物)とそれを追うすみっコたち。しかしぺんぎん(本物)はぬいぐるみ捜索のタイミングで疾走して、終盤まで出てきません(笑)
やってらんねえと言って家から出ようとしない黒タピオカを置いて、すみっコたちが来たのは森の中の工場。
工場にいたのはくま工場長。皆の長所を見込んで、一緒におもちゃを作って欲しいと頼みます。
しろくまの器用さから、とかげの青さまで長所を見つけるくま工場長。ナレーションの本上まなみさんも突っ込んでいましたが、長所が青いところってなんだ(笑)
くま工場に頼まれて、ぬいぐるみ作りを頑張るすみっコたち。
とかげ 布の裁断
しろくま 裁縫
ねこ 綿詰め
ぺんぎん 検品
とんかつ 箱詰め
とかげが下手に裁断した布を使って、脅威のクオリティのぬいぐるみをつくるしろくま(笑)
工場ではMVPというその日最も頑張った人を表彰する仕組みも導入されます。なんだそのサラリーマンにダメージを与える仕組みは(笑)
ぬいぐるみ、ロボット、人形服地を頑張るすみっコたち。しかし工場ノルマが厳しくなっていきます。1日50個目標が、いつしか200個目標に。増えすぎ(笑)
くま工場長に直談判するすみっコたち。しかしくま工場長はすみっコではなく、、、不思議なスタンプで動いていたぬいぐるみでした。スタンプの効力を失って動かないくま工場長。。。
逃げようにも工場のロボットたちに邪魔され外に出られないすみっコたちは、プレゼントのふりをして脱出。すると工場が突如動き出し、すみっコたちを追いかけます。とんかつの運転する車と、雑草の操縦する飛行機で、工場とカーチェイス(笑)
しろくまは持ってきていたくまぬいぐるみを工場に置き忘れてしまったので工場内に残留。とかげ、ねこ、とんかつ、ぺんぎんも工場に。
みにっコたちは街へ戻りますが、そこには自分たちが作ってきたぬいぐるみたちが「遊んで〜」と言いながら街に溢れている光景、、
スクリーンの絵面は可愛いですが、内容はすっかりホラー。。
みにっコたちは、冒頭で失踪したぺんぎん(本物)ともぐらに力を借りて、再度工場へ突入。皆で脱出します。
すみっコたちを追いかけるも途中で力尽きる工場。工場の中は散乱し、スプリンクラーで水浸し。しろくまたちすみっコは工場の中で泣き声がすることに気づきます。泣き声がする部屋を覗くとそこには、、、
かつての工場と従業員たちの過去の姿がありました。
四人の従業員で小さな工場を切り盛りし、ぬいぐるみを作ってた頃の楽しい思い出。工場の運営は軌道に乗って、人もたくさん雇った。工場も大きくなった。けど、ぬいぐるみ生産は幕が下り、従業員はいなくなり、最後には残ったのは工場だけになった。
おもちゃを作ることだけが、自分の存在意義と思った工場はくまのぬいぐるみを動かして、すみっコたちにおもちゃ作りを頼んだのでした。自分が過去に作ったぬいぐるみはきっと捨てられてしまったという工場。
しかししろくまは持っていたツギハギだらけのぬいぐるみを見せ、
しろくま「すててないよ」
ぬいぐるみを兄と取り合った思い出や、母親が繕ってくれたことを思い出すしろくま、、
そしておもちゃを作れなくなった工場でも存在意義はあるんだと言います。涙ながらに話を聞く工場。
工場のこぼした涙とともに歯車が落ちます。しろくまはそれを拾って、無くしたボタンの代わりにぬいぐるみに付けます。嬉しそうにする工場。
おもちゃ工場としては働けなくなったものの、工場違うかたちですみっコたちを笑顔にするのは別の話。。
おしまい
コメント
今回も最高に面白かったです!
これからこの映画を観るのがさらに楽しみになりました!ふろしきへのコメント「自我がないことを祈る」がたまりません(笑)
ちちさーん、ありがとうございます!!
ふろしきの自我は果たして、、(笑)
今回はしろくま家族が可愛かったです。ふわふわ感あるのがイイ