2024年8月公開映画ラストマイルをネタバレレビュー！映画鑑賞前に『アンナチュラル』『MIU404』を鑑賞しておく必要はある？犯人の使ったトリックは？【ラストマイル】のココが面白い！
映画ラストマイルをネタバレレビュー！鑑賞に前知識は必要？
映画【ラストマイル】鑑賞に前知識は必要？
映画「ラストマイル」を鑑賞してきました。
テレビを見ない私ですが、モブ（背景）キャラなのに私ですら知っている有名芸能人ばかりだったので驚きました。これは、【ラストマイル】の塚原あゆこ監督と脚本の野木亜紀子さんが過去に制作した『アンナチュラル』『MIU404』と同じ世界観のキャラクターが登場したという意味合いなんですね。
そうなると、「【ラストマイル】を観る前に『アンナチュラル』『MIU404』を観ておく必要があるのか？」という疑問が出ますが、『アンナチュラル』『MIU404』を視聴しておく必要は全くありませんでした。映画【ラストマイル】一本でしっかり完結しています。
映画【ラストマイル】ネタバレレビュー。犯人が使ったトリックは？【ラストマイル】の意味は？
ラストマイル主演は満島ひかりと岡田将生。
二人はAmazonのようなネットショッピング会社【Daily Fast】で働いています。映画の内容は、Daily Fastから発送された商品の中に爆発物が仕込まれており、倉庫や運送会社や客の手元に渡った12の爆発物を見つけられるか?という推理モノとなっています。
舞台の主軸はDaily Fastですが、運送業界や末端の配送ドライバー、そして配送先の人（商品注文者）に至るまで様々な観点のドラマが楽しめます。
そして推理パート。厳重に管理されたDaily Fast倉庫内の商品をどうやって爆発物に差し替える事が出来たのか?というのがメインの謎。
犯人の行動（答え）を書いてしまうと、、、
①爆発物を準備する
②Daily Fastで商品を注文する
③届いた商品の中身を爆弾にすげ替える
④個人出品者としてDaily Fastで③を出品する
⑤④がDaily Fast倉庫の個人出品者用の棚に置かれる。箱には個人出品者用のバーコードが貼られる
⑥Daily Fastで派遣として働く
⑦Daily Fastの棚に置かれた⑤を見つけ、貼られた個人出品者用のバーコードを剥がし、犯人につながる痕跡を消す
⑧Daily Fastの商品として、爆弾が出荷される
よく練られた手法ですね〜。マネしちゃう人が出ないことを祈ります(笑)。配送倉庫のシーンも多く、Amazonってこういう仕組みになってるのかという面白さも多いです。
それにしても推理パート含めて、かなり質の高い脚本ですね! 脚本家は野木亜紀子さん。担当された作品は【逃げるは恥だが役に立つ】や【図書館戦争】といった作品などが有名でしょうか。
配送会社VS Daily Fastの配送運賃を巡るバトルもあり、単なる爆弾映画に留まっていないところがスゴい。そして人間ドラマも面白い！日雇いのドライバーのおっさん親子や、商品注文者のシングルマザーなど自分の推しキャラが見つかりそうです。
初週の土曜日に鑑賞したこともありましたが、映画館シアターには8割くらい埋まっていました(汗)。ちなみに【ラストマイル】は、劇中に登場した運送業界の人（阿部サダヲ）によると【最終拠点からエンドユーザーへの物流サービスのこと】らしいです。映画館からあなた迄の【ラストマイル】を是非映画館で見届けてください!
おしまい
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