【実写版ゴールデンカムイ】北海道を舞台にした黄金郷を目指す物語

映画

2024年1月公開映画【ゴールデンカムイ】を鑑賞!漫画の実写化は敬遠されがちですが、ゴールデンカムイは果たしてどうだった??ストーリーはどこまで進む?公開日に鑑賞・ガチレビュー!




【実写版ゴールデンカムイ】ネタバレレビュー

漫画31巻完結、【冒険・歴史・文化・狩猟グルメ・GAG&LOVE 和風闇鍋ウエスタン】と公式が銘打つ【ゴールデンカムイ】が実写になって登場!ストーリー調でネタバレレビュー!

【実写版ゴールデンカムイ】感想レビュー

アニメ版ゴールデンカムイで尾形役の声優を務めた津田健次郎氏のナレーションとともに、映画は始まります。

明治末期を舞台に、日露戦争終結直後の北海道を舞台とした、アイヌ民族が隠した金塊をめぐるサバイバルバトル。

アイヌ民族が隠した金塊の存在を知った主人公の元大日本帝国陸軍一等卒 杉元佐一。金塊のありかは網走刑務所を脱獄した囚人たちの体に刻まれた刺青にヒントがある――。杉元は偶然であったアイヌの少女と手を組み、金塊を目指して行動しますが…

漫画・アニメの実写化ということで不安をもって映画鑑賞にのぞみましたが、それを完全に払拭させる面白さ!

まず冒頭に来る日露戦争(旅順)シーン。原作だと数ページでまとめられている内容ですが、圧巻の戦争シーンが展開。主人公が戦争を生き残った【”不死身の”杉元】と呼ばれているため、そのキャラクター性を観客に強く意識させていたとおもいます。戦場の丘陵や塹壕を駆け巡ってロシア兵を討ち取っていく鬼気迫る杉元(山﨑賢人)!冒頭にして、戦争映画まっさおの屈指の印象的なシーンとなっています。

見所は他にも沢山。アイヌ民族が口にする狩猟グルメも数多く登場。どれも旨そうです

・リスのつみれ鍋
・うさぎのチタタプ鍋
・かわうそ鍋。尾頭付き…
・アシリパのフチ(祖母)がつくってくれたカジカ鍋(キナオハウ)
・にしんそば
・ボタン鍋(和人(日本人)の料理)

原作通りのテンポ感もいいですね。主人公たちがリスを発見!可愛いな~とおもった次の瞬間……映画観客は鍋の材料となるべく転がっているリスを目撃(笑) 原作ファンを公言する監督ならではの、原作愛を感じます。

物語は、北海道の雪原・小樽・アイヌの村などを舞台として展開されていきます。久保監督によって、北海道の雪の中で撮影したシーンだそうで、雪原の様子は北海道の広大さが出ています!そして小樽やアイヌの村のシーンもいい!「昔の小樽はこんなところだったんだなぁ」「アイヌ民族はこんな暮らしをしていたのか」と原作を読んでいたときよりも想像が俄然膨らむ!実写化を見られて良かった点のひとつですね。

エゾオオカミや熊のシーンも迫力あるし、キャラクター描写もすごい!満足の実写化映画でした!

    

【実写版ゴールデンカムイ】ネタバレ

友人くん
実写版ゴールデンカムイのストーリー展開をまとめてみた!

   

・日露戦争(旅順)
 不死身の杉元がロシア兵を相手に暴れまくる。

・網走刑務所囚人後藤竹千代との出会い
 後藤から、埋蔵金の話を聞く杉元。杉元は網走刑務所囚人の刺青に埋蔵金のありかが描かれていることを知る。

・アシリパとの出会い
 杉元は偶然出逢ったアシリパと共闘し、熊と対峙する。杉元は「金」、アシリパは「親の敵」を探すために、埋蔵金をともに探すこととなる。

・小樽
 刺青囚人について小樽で聞き込みする杉元とアシリパ。杉元(山﨑賢人)の入浴・半裸シーンも!(笑)

・笠原勘次郎&白石由竹
 刺青の囚人笠原と白石を捕まえる杉元とアシリパ。原作・アニメと違って、実写版だと笠原・白石は同時に捕まっていました。良い意味で時間短縮!(笑)

・VS尾形
 陸軍最強とうたわれた北海道第7師団に属する尾形と対決する杉元。尾形を身も凍る川へ落とし、辛くも勝利。

・リス鍋
 チタタプ(刃物でたたいて挽肉にする)したリスのつみれ鍋を食す杉元とアシリパ。

・白石 VS 杉元
 極寒の中、川に落ちる二人…観てるだけで寒い!

・杉元・アシリパ VS 4人の第七師団
 アシリパはエゾオオカミのレタラとともに、第七師団谷垣源次郎を倒す。かたや杉元は熊をうまく誘導して第七師団と戦闘。熊の一撃によって、人間の顔の皮が一瞬で剥ぎ取られるシーンが怖い…

・アイヌの村
 アシリパの祖母と出逢う杉元。
 原作の「シンナキサラ(変な耳)」シーンはなかったな。
 あとアシリパの幼名が変わっていました。”うんこ”インパクト重視?(笑)
  ・原作のアシリパ幼名…エカシオトンプイ(祖父の尻の穴)
  ・実写版アシリパ幼名…シ・タクタク(クソの塊)

・反逆する第七師団鶴見
 杉元の存在に気付く第七師団鶴見。部下に大尉を殺害させる。

・網走刑務所元囚人 土方歳三 VS 網走刑務所元囚人 牛山
 牛山に投げられた遊女が原作同様、プロペラのように回転しつつとぶ描写が細かい(笑)

・アイヌの村を去る杉元
 アシリパを金塊戦争に巻き込まぬよう、杉元は一人村を去る。




・小樽2
 第七師団に捉えられる杉元は、鶴見と出会う。団子の串を頬に刺されて痛々しいこととなります…本当に刺さってるんじゃないかとおもえるほどの映像クオリティ(笑)

・白石と再会するアシリパ
 白石と手を組み、杉本を探すアシリパ。軟体化して忍び込む白石が不気味です(笑)

・杉元 VS 第七師団二階堂
監禁されていた杉元は第七師団二階堂と戦う。二階堂の大腸を自分の大腸のようにみせることで、監禁を逃れ医者にみせてもらえることとなった杉元。しかしそれは杉元の奇策だった。

・雪原のカーチェイス
 馬に雪ぞりを引かせて小樽を走る杉元とアシリパ。雪ぞりの上で戦う杉元と二階堂兄。ここは実写オリジナルシーンですね!

・結託する土方歳三、長倉新八と牛山

・杉元の過去
 金塊を目指す理由をアシリパに語る杉元。自分の過去を語る杉元。
 杉元の家族が流行病にかかったため、杉元は幼なじみの女性梅子との結婚を諦めて村を去る。
 1年経って病が発症しなければ村へ戻ると一人決めていた杉元だったが、杉元が村に戻った日に梅子は杉元の親友 寅次と結婚していた。「何故戻ってきた」と責める寅次に背負投げを決めて、「結婚おめでとう」という杉元。
 その後、杉元は寅次と日露戦争に出兵。爆撃されそうになった杉元に背負い投げを決めて、杉元を塹壕に放り込む寅次。
  寅次「杉本を投げたと言っても、信じてもらえるだろうか」
  杉本「オレが承認になる」
 杉元の代わりに被弾した寅次は亡くなり、その亡骸をもって村へ一時帰った杉元は梅子と出会う。しかし目の見えなくなっていた梅子は、死臭漂わせる杉本とあっても目の前に居る男が杉元だと判断できなかった。
 寅次のために、梅子の手術費を稼ぐことを誓う杉元。

友人くん
目頭が熱くなる・・・

・金塊を探すことを再度誓う杉元とアシリパ

・今後登場するキャラちら見せ
 セリフ無しで数秒しか登場しない新キャラたち。今後の展開に期待が膨らみます!
 
・ぼたん鍋(ED映像)
 みそをつかったボタン鍋を食べる杉元・アシリパ・白石。味噌をうんこだと思っているアシリパの変顔しつつ食す!

・のっぺらぼう(ED後映像)
 網走刑務所で収監された謎の男のっぺらぼうがうめき声を上げる。

  

実写版ゴールデンカムイはアニメ版・漫画版だとどこまですすむ?

友人くん
別記事にてまとめてみた!

  

おしまい




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