記憶には誰も知らない、深層世界があった。
レミニセンス<記憶潜入>し、記憶を抜き取って、真実を暴くために暗躍するヒュー・ジャックマンの哀しい物語。
2021年9月17日公開レミニセンスをネタバレレビュー!
レミニセンス:ネタバレレビュー
セント・ジョー
ニックのいないところで本人に直接教えてもらった模様
ニックは同僚にキレて、仕事そっちのけでメイを探しに行ってしまいます
ニック「メイは俺が愛した女性なのか?」
ニック「見知らぬ女性だったのか?」
ジョーにメイのことを聞き出そうとするも、凶暴な魚のいる水槽に顔を押し込まれるニック
セント・ジョー「お前と同じで、俺もあいつに騙されたんだ」
セント・ジョー「麻薬と金と時間を盗まれた」
セント・ジョー「お前は何を盗まれた?」
あっという間に同僚はセント・ジョーの部下をもれなく倒し、ジョーにも瀕死の傷を負わせたんだ
ニック「水槽を狙ったのは名案だ」
同僚「セント・ジョーを狙ったのよ」
セント・ジョー「苦しんで死にたくない・・・」
同僚「情けをかけるわ」
汚職警官
ニック「メイは俺を騙し、何かを奪っていったんだ」
同僚の記憶から、メイがバニスター&アソシエイツ社の保管庫から、過去の患者の記憶を持ち出していたことが判明
保管庫はパスワードじゃなくて、歌でひらくオシャレ仕様
ニック「エルサを助けたいんだ」
エルサの知人「死んだわ」
メイと汚職警官らしき男が、エルサを殺め、エルサの子供を誘拐していったらしい
手がかりを探すニックの前に、罪人の記憶の中で見た汚職警官が登場!
汚職警官「メイのことは忘れろ」
肉弾戦
― バニスター&アソシエイツ社
同僚「私はもう貴方を助けに行かない」
ニックは自分が過去にとりつかれているくせに、同僚には生き別れ状態となってる娘と再会して前に進め、というんですね
― ドライランド(水上の地)再生工場跡地
捜査をつづけるニックは、再生工場跡地でふたたび汚職警官と遭遇
メイの情報を引き出すために、ニックは汚職警官と肉弾戦を繰り広げる!
しかしニックはやりすぎたとおもい、沈没した汚職警官を泳いで助けに
助けられた汚職警官は、ニックをつきとばしてひとり浮上
一人沈んでいくニックは、メイと過ごした日々の幻を見る・・・
メイ『ハッピーエンドになる物語を聞かせて』
ニック『そんなのはない』
ニック『幸せな物語は、最後は悲しい結末になる』
メイ『じゃあ・・・幸せの最中に終わる物語をきかせて』
愛してる
浮上したニックは息を潜めて汚職警官に近づき、彼のお尻に注射をさす!
眠った汚職警官は、会社まで持ち帰って記憶装置の溶液に浸します
半分寝てる汚職警官「メイの真実を知ってもお前は救われない・・・」
舞台装置に汚職警官とメイのホログラムが映し出される
ニックの戦友から、記憶保管庫のパスワードを聞き出したこと・・・
メイと汚職警官が、エルサの記憶を手に入れていたこと・・・
汚職警官がエルサを殺した後、メイがエルサの息子を助けたこと・・・
メイがバニスター&アソシエイツ社までやってくるも、汚職警官に捕まったこと・・・
汚職警官に無理矢理連れて行かれる時に、手がかりとしてイヤリングを落としていったこと・・・
ニック「戻ってきたのか・・・」
ニック「俺のところに」
記憶潜入装置<レミニセンス>には、汚職警官とメイが相変わらず映し出されている・・・
その後にメイが紡いでいく言葉が、汚職警官に向けられたものには聞こえない・・・
メイは目の前の汚職警官ではなく、自分(メイ)の記憶をいつかニックが見てくれることを信じて、目の前の汚職警官をニックに見立ててしゃべっていたんだ
ニックは、記憶装置で汚職警官のホログラムが表示されている位置に立つ
汚職警官のホログラムは消え、端から見ればあたかもニックとメイ(ホログラム)が向かい合わせに立っているように見える・・・
けれど現実は、メイと汚職警官の過去を、現在のニックが見ているだけ・・・
メイ『ねえ・・・』
メイ『私、あなたが思う人間になりたかった』
そう言うと、過去の・・・ホログラムのメイは、現実のニックと抱き合い・・・
メイ『もっと愛していたかった』
メイ『愛してる、ニック』
記憶装置に映し出されたホログラムのメイは汚職警官を刺し、そして・・・
無くした鍵
― バニスター&アソシエイツ社
ニック「お前のことは殺さない」
ニック「それ以上のことを思い出させてやる」
ニック「どこでその火傷を?」
汚職警官は、自分の顔の火傷のあとの原因・・・チンピラとの抗争を思い出し、苦しみ始める!
ニック「皮膚は焼けているか?」
ニック「この痛みはずっと続くぞ・・・」
ニック「これがお前の『旅の終わり』だ」
自分の記憶の中をさまよい続け、悪夢にうなされる汚職警官
汚職警官が『バーン(記憶の破壊)』を救急車で搬出してもらったニックは、『元』同僚の勤める会社へいくよ
同僚は 最新の記憶装置の販売会社に転職していたんだ
ニック「あの男はバーンさせた」
同僚「あなたの自白は、私の記憶に残って証拠になるわよ」
ニック「俺には君しか友達がいないんだ」
ニック「もっと前に君を解雇しとけばよかったよ」
ニック「大切なものは、過去には無いんだ」
ニックは自分が見聞きしたこと、自分が汚職警官にしたことを包み隠さずに語る
その後、ニックは誰もいない事務所へと戻り、自らを記憶装置の溶液に浸けるんだ
もちろん、メイと初めて会ったあの日から始まる幸せな日々・・・
バニスター&アソシエイツ社にやってくる記憶の中のメイ
メイ「鍵をなくしてしまって・・・」
エピローグ
月日が流れ、同僚には孫ができた。
孫とともに、バニスター&アソシエイツに姿を見せる同僚。
年齢を重ねた同僚とは違って、見た目の変わらないニックがしずかに記憶装置の溶液に浸かっている。
ニックはずっとメイとの想い出の中に生きているのだ。
同僚「彼は過去を、私たちは未来を選んだ」
同僚「お互いの選択に間違いはなかった」
― ニックの記憶の中
キスを交わすニックとメイ。
ニックにお願いするメイ。
メイ『ハッピーエンドになる物語を聞かせて』
ニック『そんなのはない』
ニック『幸せな物語は、最後は悲しい結末になる』
メイ『じゃあ・・・幸せの最中に終わる物語をきかせて』
おしまい
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