アメリカでの暮らしを夢見たカップルを阻む入国審査!入国管理官の理不尽ともいえる尋問の目的は何なのか?映画【入国審査】をネタバレレビュー!
映画【入国審査】ネタバレレビュー
映画【入国審査】ネタバレレビュー
移住のためアメリカへやって来たカップル。しっかりもののスペイン女性に比べて、野郎の方はどこか頼りなさげ。女性サイドにおんぶに抱っこのように見えます。
女性がアメリカ永住権グリーンカードの抽選で移民ビザに当選し、事実婚の相手の男とともに、新天地での幸せな生活を夢見てやって来たようです。
しかしニューヨークの入国審査でパスポートを確認された後に別室へ連れて行かれてしまうカップル。。
始まる尋問。77分の映画ですが、ほぼほぼ密室での尋問。なぜ尋問するのか?と問うても尋問官は、すぐに分かるの一点張り。
尋問は移民の申請書の内容だけでなく、ふたりのプライベートや過去にも矛先が向きます。
過去にダンスを習ってた?ここで踊ってよ。
セックスは週に何度?
という意味不明な質問にもキレそうにもなりながら、尋問官の機嫌を損なわないよう応対する2人。
そして尋問の中で、明らかになる男サイドの人間性。
男は永住権のためだけに、女のパートナーのなったのでは?と尋問官に揺さぶられていきます。二股をかけていたという男。永住権を入手した女と最終的に一緒になっただけでは?女に対して、家族に反対されただろ?と何時間にも続く尋問。
尋問官に追い詰められ、尋問の結果に涙する女。言い訳がましい言葉を並べる男。
尋問が終わり、待合所で放てて座る2人。
男に対して愛想を尽かし、すっかりアメリカへ移住する気をなくしてしまった女。
果たして、尋問の目的は一体何なのか!?
と、映画を観に来た観客が誰もが思ったとき、入国管理官は2人のパスポートに押印して、こう言います。
入国管理官「アメリカへようこそ」
えええええええええ!?
呆気にとられた2人が映って映画はEDへ。
映画を観に来たお客、少なくとも私は、2人と同じ顔をしていたと思います笑
これがアメリカ!!移民政策で審査を厳しくやってるというよりは、暇つぶしでやってる嫌がらせじゃん!!笑
映画は監督の実体験な模様。どこまでがノンフィクションなのかな?こんなことされたら、映画【船の上のピアニスト】の登場人物のように叫びたくなってしまいますね。
「アメェリカァァァァ!!!」って。
おしまい
コメント