90年代に作られたマリオブラザーズの伝説とも言える実写映画が4Kレストア版になってスクリーンに帰ってきた!【ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー】と比較して内容はどう?
【ネタバレ感想レビュー】スーパーマリオ 魔界帝国の女神
【感想レビュー・入場特典】スーパーマリオ 魔界帝国の女神
クソ映画・・・
と思いきや面白かったです。ひょっとしたら私(ブログ管理人)がクソ映画好きという説もあるかもしれませんが。。
ホーム・アローンのコミカルさとアーノルド・シュワルツェネッガー主演のトータル・リコールの世界観を混ぜたような印象を受けました。
2023年にイルミネーションが映画化した『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』のような、ゲーム内容に沿っていてゲームファンも楽しめる内容、ではありません。そこはポスター見てお察しの通りですね(笑) いつもの赤と緑のコスチュームも終盤まで着ませんし。
メインキャラクターは主演マリオ、ルイージ。マリオは剥げた小太りのおっさん、ルイージはひょろ長の今どきのあんちゃんというかんじ。親子のように見えるのは、ルイージは捨て子でマリオに育てられた模様。
敵キャラクターのボスはクッパ。ゲームのような出で立ちではなく、金持ちの金髪のおっさんという感じ。
ヒロインはデイジー。そこはピーチ姫じゃないのか。クッパに誘拐される役割も果たしますが、マリオやルイージと戦うことも。
クッパのいとこが二人。ギャグ担当でストーリーに笑いをもたらしてくれます。吹き替えだと井上和彦氏と千葉繁氏。
あとは、、、ヨッシー(笑)。イラストのような可愛らしいルックスではなく、キモい爬虫類の容姿ですが、動きや鳴き声は愛らしいです。
マリオとルイージはアメリカブルックリン、クッパは地下帝国?という恐竜の子孫が人間に進化した世界に住んでいます。デイジーの持っている水晶を使うことで世界を一つにし、世界の支配者に成り上がるクッパは願望をマリオたちが阻止するストーリーです。
クッパは恐竜の子孫。地下のような世界で、地球を征服しようとしているクッパ。ドラえもんのび太の竜の騎士(1987)を彷彿とさせますね(笑)。
ちなみに【スーパーマリオ魔界帝国の女神(2023年)】の入場特典は、よく水道屋がポストに入れていく磁石型広告そっくりのカードでした。磁石になっていて冷蔵庫などにくっつきます。マリオが配管工だからか。。。よく考えてるなぁ~~
【ネタバレ】スーパーマリオ 魔界帝国の女神
マリオのゲームBGMで映画スタート!
アメリカブルックリン。
冴えない配管工のマリオとルイージ。家賃も三ヶ月払えていない模様。
マリオは禿げた小太りのおっさん、ルイージは最近(といっても30年まえの映画ですが)の若者といったかんじ。ルイージは捨て子で、マリオに育てられたようです。ゲームの設定はどうなんだろう?笑
2人は化石採掘の研究をしている美少女デイジーと出会ったことで、クッパの陰謀に巻き込まれていきます。
マリオの彼女ダニエラが、デイジーと間違えられてクッパの部下2人に誘拐されてしまいます。マリオがグラマラスな美女と付き合っている!家賃も払ってないくせに!笑
デイジーにもまたクッパによる魔の手が迫ります。ちなみにデイジーは容姿は人間ですが卵から生まれた恐竜の子孫のようです。
クッパによる魔の手!デイジーの管理していた採掘場の配管が破壊されて水浸しに!化石掘ってる現場で配管がずらずらあるのはなんでだよという私の思いをよそに、懸命に配管を修理するマリオとルイージ。
しかし修理の隙を突かれ、デイジーは誘拐されてしまいます。追跡するマリオとルイージ。
マリオ「パイプの中は俺に任せろ!!」
説得力のあるお言葉(笑)
しかしデイジーと誘拐犯を見失ってしまうマリオとルイージ。
あたりを懸命に探す2人。すると土壁がデイジーの上半身の形に盛り上がる!デイジーの上半身は、ネックレスを落として姿を消します。壁は別次元の世界への入り口でした。勇猛果敢に壁に突っ込んでいくルイージと、それを追うマリオ。亜空間を通って、たどり着いたのは…クッパが収める街!!
普通の街にもみえますが、まれに恐竜の顔をした人間がちらほらいます。
優しそうなお婆さんに出会うマリオ・ルイージ。
お婆さん「ここは武器を持たずに歩くと危ないわよ?武器は持ってるの?」
ルイージ「持ってません」
お婆さん「じゃあ金を出しな!!!」
…どんな世紀末だよ笑
お婆さんに石を奪われてしまうマリオとルイージ。しかし、突如派手なKONISIKI似のオバさん登場。オバさんはお婆さんから石をパクり、脚に着けたホッピング装置で空へ高々と跳び上がって消えていきます。
…どんな世紀末だよ(2回目)
近くではファンキーな兄ちゃんがクッパの政治をこき下ろす歌をうたっています。すると警察登場。警察はファンキーな兄ちゃんを反逆罪でパトカーで連行。マリオ・ルイージもついでに連れて行かれます。
…どんな世紀末だよ(3回目)
街を統治するクッパ。容姿はゲームとは違い、金髪のスーツ姿のおっさんです(笑)
クッパがデイジーを狙う目的は、デイジーの身につけていたネックレスの石。石に宿る力を使って、クッパの住む帝国と地上を1つにして、クッパが王として降臨すること。
マリオの彼女ダニエラやデイジーを捉えたクッパ。クッパは石をもっているマリオ・ルイージを捉えるために行動します。
収容所で刑務官に名前を聞かれるマリオたち。
刑務官「名前は?」
マリオ「マリオ・マリオ」
ルイージ「ルイージ・マリオ」
マリオとルイージ、どっちの名前に突っ込めば良いのか悩みますね笑。本編でも刑務官が「マリオって何回言った?」など色々突っ込んでました笑
同じく捕まった不良の兄ちゃんと会話する2人。不良によると、世界は6500万年前にマリオのいる次元とクッパのいる次元に別れたらしい。
1993年の映画でマルチバースを取り扱っているとは…!笑
収容所に現われるクッパ。クッパは不良の兄ちゃんを【逆進化装置】をつかって、恐竜人間に退化させます。この恐竜人間の見た目がキモい笑。行動は愛嬌たっぷりですが・・
クッパの隙を突き、逃亡するマリオ・ルイージ。パトカーをつかって逃亡します。
魔界帝国のパトカーの動かし方や逃亡ルートなど、ちょいちょいルイージは魔界帝国の知識があるので「捨て子だったルイージもじつは魔界帝国の生まれなのか?」と疑いましたが、ルイージの悲しき過去については全く触れられずに映画は終わりました(笑)それなら最初からマリオ・ルイージは肉親設定でよいのでは。
パトカーで大脱走するマリオ・ルイージ。クッパの部下をとっ捕まえて、石を盗んだKONISHIKI似の女性の場所を聞き出します。
一方、デイジーは捕らわれた部屋で、首輪で繋がれた恐竜ヨッシーに出会います。
クッパ「ペットのヨッシーだ」
ヨッシー「グワァァ…」
ゲームの容姿とは全く違い、小型恐竜のヨッシー。言動はかわいいですが、見た目はキモい(笑)とにかく恐竜関連のキャラは見た目がキモい。
KONISHIKI似の女性を追い、ダンスホールを訪れるマリオ・ルイージ。マリオは緑のスーツ、ルイージは赤のスーツに身を包んでいます。
…なぜイメージカラーと逆の服にするのか??笑 ちなみにココまでの展開で、まだマリオ・ルイージはゲームでおなじみの服は着ていません。いつもの服を着るのは、いつなんだとやきもきします(笑)
ダンスホールでKONISHIKI似の女性を発見。デイジーのネックレスを身につけています。KONISHIKI似の女性をナンパするマリオ。
マリオ「ヘイ!俺とダイエットしようぜ!!」
殴られるマリオ(笑)
KONISHIKI似の女性「一緒に踊って。そしたら好きなだけ殴ってあげる」
なんだかんだノリノリな女性(笑)実は有効なナンパ方法のか!?!?笑。しっとりと踊るマリオとKONISHIKI似の女性。ダンス中にマリオはネックレスを盗むことに成功。
その後、マリオとルイージはクッパ部下によって追われますが、KONISHIKI似の女性に手助けしてもらうことで無事脱出。実はいい人なKONISHIKI似の女性…
KONISHIKI似の女性にもらった脚に装着するタイプのジャンプスーツを装着!ここでようやくマリオとルイージはゲームでお馴染みの服装になります(笑)
クッパビルに入っていくマリオ・ルイージ。外観は普通のビルでしたが、なぜか中は配管だらけ(笑)
マリオとルイージは人質の女性を連れて、元の世界(地球)へ逃がします。
魔界帝国に残ったマリオとルイージは、クッパと戦闘!退化銃の光線をまき散らすクッパ。
ルイージはその辺で拾ったキーホルダーサイズのねじ巻き式ボム兵(ボム爆弾)攻撃!マリオはその辺で拾ったキノコでバリア!ボム爆弾はトコトコ歩いて可愛いです。中々爆発しないので、長く楽しめる(笑)
マリオ・ルイージは奪った退化銃の光線をクッパに浴びせる!クッパは恐竜の姿、さらには液体へと変わっていきます。
悪政を敷いていたクッパを倒したことで、ヒーローとなったマリオとルイージ。しかし切ない別れが待ち受けていました。
地球へと戻る直前、魔界帝国に残ると言い出したデイジー。ルイージはデイジーと別れのキスを交わし、マリオとともにアメリカへと帰ります。
うーん、クソ映画呼ばわりされていたのでストーリーには期待してなかったですが、普通に面白いです(笑)制作費50億の大作ですからね(笑)
アメリカ・ブルックリンでもとの生活にもどったマリオとルイージ。2人のもとをおとずれたのは・・・ついさっき感動的な別れをしたデイジー(笑)。デイジーがマリオとルイージを次なる冒険へ誘うところで映画はおしまい。
次の冒険が見たくなるなぁ…続編に期待!
・・・・・・とは言っても30年もの間続編は作られてないわけですが(笑)
おしまい
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