2020年、国を挙げて盛大に開かれた東京オリンピックの終了を機に、この国の景気は恐ろしい速さで失速していった。
今この国では、金を持つ強者だけが生き残り、金のない弱者は簡単に踏みつぶされ、身を寄せ合うことで何とか今を生きていた―。
自堕落な生活を送っていたカイジは、派遣会社からクズと罵られ、薄っぺらい給料袋を手渡される。憤りを感じながらも一缶千円に値上がりしたビールを買うかどうか迷っていた。
2020年1月10日に公開された『カイジファイナルゲーム』をストーリー調で徹底ネタバレレビュー!映画を観た気分になれること間違いなし!
バベルの塔
-近未来
日本が1500億の借金を背負い、外資に買収されてしまった世界で―
主人公カイジ(演.藤原竜也)は黒崎(演.吉田鋼太郎)のもとで働く派遣社員
元時計職人のような技術を持った人でもそれを生かせず、暮らしている世界
そんな世界でのカイジの唯一の楽しみは、ビールを飲むこと
その日もインフレしまくったビールを飲んでいるとカイジのもとにとある男が訪れる
その男は、班長! かつてカイジとサイコロゲームでやりあった男・・・!
ゲームの内容は、とあるビルの屋上に備え付けられたカードをいちはやく奪取するというもの
カイジはなぜか開催場所を事前に知っていた班長と結託し、ゲームに勝利!
ドローンを駆使してゲームを制しようとしていた人もいたね
カードを得たカイジは、10億の権利もしくはそれに相当する情報のどちらかを入手可能に!
最後の審判
―謎の洋館
カイジは10億を選ばず、情報を得ることに!決断したカイジは謎の洋館へ向かう!
そこでカイジは前回のゲーム優勝者桐野加奈子と出会う
桐野の勝因は、落ちて来たカードを偶然拾っただけっぽかったけど
カイジと桐野加奈子はそこでゲームの主催者会長と秘書に出会う
会長「政府は預金封鎖しようとしている」
会長によると政府は『帝愛』という新たな通貨を発行!日本円を破棄し、経済を建て直そうという企みがあるらしい
この企みは”影の総理”と呼ばれる高倉(演.福士蒼汰)が中心になって進められており、会長はそれを止めることを目標に残り少ない余命を費やしているんだ
新たな通貨が発行が決議される通称『天命の儀』まであと10日!
それまでに会長の財産500億を1000億に増やし、政治家たちを買収して政府の企みを阻止するんだ!
資金を増やすため、会長はギャンブル会場へ乗り込む!黒崎と一騎打ちすることに
バトル開始時の資金は黒崎が400億、会長が500億
そのなかで互いに演説をおこない、観客(fan)の心を打って、手持ちの硬貨を投じてもらうように仕向けるんだ
他にも銀行(fixer)や、家族(family)から資金を援助してもらい、自分側の天秤の重量を増やしていくゲームなんだ!
5時間経過した後、重かった(財産がたくさんある)方が勝ちってことか
この五時間のなかでfixerやfamilyから提供してもらう財産を金塊に変えていくんだけど、黒崎は悪どい手を使って会長の金塊が増えるのを防ぐ!
-黒崎が会長お抱えの銀行を買収
-会長のfamily(弟)が持ってきた土地の価格を操作し、価値のないものに
-黒崎はゲーム前に資産家と結婚することで、family(妻)から110億をゲット
どうも会長サイドの財産情報が黒崎側に漏れている、、
それもそのはず、会長の秘書広瀬が黒崎と裏で繋がっていたんだ
実は会長の秘書は、会長が愛人との間につくったこども、、
赤ん坊の頃に捨てられた過去を持つ秘書は 会長が愛人に手切れ金として渡した絵画をもって登場
秘書「この絵を金塊に変えて、黒崎にBETする!」
秘書「会長、、あんたを破滅させるために」
秘書「なぜだ?価値のあるものじゃなかったのか?」
カイジ「当然だ。あれは会長の描いた絵だ」
会長「ずっと君を探していた」
カイジ「会長のそばにいるうちに分かんなくなったんじゃないのか?自分や母親が本当に捨てられたのか」
ドリームジャンプ
ゲーム開始時は会長が勝っていた金塊の数もいつの間にか黒崎に抜かれていた!
しかし、カイジも無策でここまで黙っていたわけじゃない!
カイジ「ゲームは残り30分! 俺の手持ちの10億を倍にして帰ってきてやるぜ!」
カイジ、10億をもって別なるギャンブルを探し、旅立つ!
ギャンブルを探すカイジは因縁ある金貸し、遠藤(演.天海祐希)と再会
遠藤「今やっているゲームは『ドリームジャンプ』のみ」
遠藤「やめときな、あんなゲームに勝ち目はない」
遠藤「事前に勝ち番号でも知ってなければね」
ゲーム参加者は10人!それぞれ高台上の1~10と書かれたいずれかの平均台に乗り、命綱を着ける
しかし10本のうち、9本の命綱は外れ・・・外れをひいたギャンブラーはそのまま地上にまっ逆さまという運否天賦ギャンブル!
秘書に裏手にまわってもらい、「shuffle reset」というブレーカーをオフに
これで運営は、カイジの行うゲームにおいて、前回のゲームと当たり番号を変えられないようになるんだ
そして、桐野加奈子が前回のゲームで捨てられた馬券(?)を集め、1~10のうち唯一捨てられていない番号、、すなわち当たり番号をカイジに伝えることでゲームを攻略!
17:10 ー ゲーム会場の大時計が終了の時間を指したとき、カイジ会場へ帰還!
しかし、ゲーム終了時間となったため、ショックを受けた会長はぶっ倒れてしまう
決着
黒崎「時刻は17:10…ゲームは終了しているぞ、カイジ!」
カイジ「時計は五分進ませてある!」
カイジ、同じ派遣会社の元時計職人も仲間に率いれ、大時計に仕掛けを講じていた!黒崎を油断させるがために
黒崎「カイジ!お前が持ってきた金塊を天秤に乗せる術はない!」
それ以外は、天秤は高い位置にセットされているため黒崎のいう通り、金塊を天秤にあげる術がないのである!
ネタバレ後編へつづく
コメント
観に行かれたのですね!なかなか面白そう~。
最近は時間が無いのでNetflixばっか観てるので、羨ましいです。
マガジン特捜部のショット面白いですね(笑)
ありがとうございます!
そこを拾って頂けるのはうれしいです笑
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てすと