映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記ネタバレ

映画

小さな出会い、でっかい絆。

映画クレしん第31弾『クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』をネタバレレビュー!

小さな恐竜ナナとしんのすけの紡ぐひと夏の物語。

※画像はYoutube公式映画宣伝動画から。




映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記ネタバレ:ネタバレレビュー

映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記感想

クレヨンしんちゃんの映画なら、【ロボとーちゃん】と【戦国大合戦】推しな私(ブログ管理人)。今作は恐竜が映画のモチーフだったので期待していましたが、、、

あまりスッキリしない内容でした。

シロが喋りはしませんが、メインキャラとして奮闘する点はポイント高し。シロは野原一家に拾われたことを思い出しながら、捨て恐竜だったナナのために粉骨砕身自分より遥かに大きな恐竜に立ち向かっていくシーンが何度もあって熱いです。

今回のボスは世界で名を馳せたイベントプロデューサー。本物の恐竜のテーマパークを開くと豪語してしまったために後に引くに引けなくなったおじさんバブル・オドロキーです。本物の恐竜を用意できなかったバブルは、ロボット恐竜が闊歩するテーマパークを作るも、公約を実現できなかったことに後ろめたさを感じています(ロボット恐竜テーマパーク開いたならそれで十分すごいとおもうんだけど)。またバブルにはビリー・オドロキーという息子がおり、ビリーは本物の恐竜ナナを誕生させることに成功。バブルがビリーの飼うナナを狙うという展開に。

バブルにはアンジェラという娘も。ビリーとアンジェラは父親バブルが温厚だった頃に戻ってほしいと願いながら奮闘していくのですが、、、

まさかの仲直りせずに映画終了(汗)。三者三様自分の未来へ進みました、というオチでした。綺麗事で良いから、バブル「ワシが間違っていた〜」という展開が見たかったです。そういうオチもありなのかもしれないけど、クレヨンしんちゃんの映画では求めてないっつーか、、

あとこの映画には、前述の通り映画オリジナルキャラのナナが登場しますが、、、

まさかの死亡。

ナナはしんのすけとシロを倒壊するビルから助けてそのまま死亡するという流れなのですが、、

そんな死に方されたらトラウマもんじゃない?

ナナはゆるキャラと見せかけて、恐竜の本能に抗えず暴走してしまうというゆるくない特性(この特性も映画的に必要性を感じなかったけど)を持っていたので脚本的に生き残らせるワケにはいかなかったのかもですが。

あとはギャグが40〜50代向け過ぎるのでは笑。イグアナの娘(菅野美穂のドラマ)、LOVEマシーンライブ、とか年齢層高めのギャグが多い。お馬鹿な下ネタが少ないのは精神年齢低めの私にとってはマイナスポイント。

個人的に一番笑ったのはスタッフロールで恐竜ナナの声優が水樹奈々だったことに気づいたときでした。ナナつながり。

あと映画の良いところはネームドキャラクターがモブとして多く登場するところでしょうか。幼稚園先生メンツ、紅さそり隊、みっちーヨシリン、セールスレディ売間久里代など。モブなので特に大きな役割を果たすわけではないですが、恐竜に立ち向かう松坂先生は格好良かったです笑

松坂先生「子どもたちが頑張ってるのに大人たちがビビってるわけにはいかないでしょ!!」

統括すると、この映画はオリジナルキャラアンジェラ(cv.戸松遥)とシロを観る映画。アンジェラ可愛いよアンジェラ。

    

映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記ネタバレ【ディノズアイランド】

ここからは、映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記のストーリー調ネタバレ。

小型恐竜を連れて逃げる青年ビリー(cv.北村匠海)。ヘリで逃亡するも小型恐竜を落としてしまう。小型恐竜は地上で野原家の忠犬シロと出会うことに。

一方、本物の恐竜たちをサファリパークのように魅せる【ディノズアイランド】が開園。主催はバブル・オドロキーという世界的企画屋のおっさん。ジュラシック・パークのようなテーマパークディノズアイランドへ、しんのすけたちいつもの5人は金持ちの友人アイちゃんによって連れて行ってもらえることに。華やかなディノズアイランドで案内人アンジェラ(cv.戸松遥)と出会うしんのすけ。

しかし裏の舞台ではバブル・オドロキーが反抗する恐竜を処分する闇があった。

シロに連れられてきた小型恐竜と出会ったしんのすけ。ひろしとみさえに懇願し、野原宅で飼うことに。小型恐竜の名前を【恐竜の好きなバナナ】と【ナナ子おねいさん】をもじってナナと名付けることに。しんのすけの特別な夏が始まった。

ナナはペットのような人懐こさを見せると同時に、恐竜のもつ残虐さもみせていた。しんのすけはナナの爪に傷つけられるも「ちょっところんだだけダゾ」と許し、「そっか」と受け入れるひろし。しんのすけを傷つけてしまったことを悔い、家出するナナ。追いかけ、ナナを連れ戻すシロ。野原一家に拾われ、家族になったことを思い出すシロ。

野原家を訪れるアンジェラ。ジェノスアイランドでの態度とは一変し、きつい性格になっているアンジェラ。

しんのすけ「ギャップ萌えですな」

アンジェラの部下による魔の手をくぐり抜けていくしんのすけたち。小型恐竜を取り戻すミッションに失敗したアンジェラは、それを指示したバブル・オドロキーによってジェノスアイランドをクビになる。

   

映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記ネタバレ【恐竜たちの正体は?】

ジェノスアイランドで飼われていた恐竜たちがロボットであることが判明。失墜していくバブル・オドロキー。名誉を回復させるためには、唯一の本物の恐竜であるナナを取り戻すしかないと判断するバブル・オドロキー。

ナナの元の飼い主ビリーは、バブル・オドロキーの息子であることが判明。しんのすけたちと行動をともにすることに。

ビリー「昔は優しかった父は有名になって変わってしまった」

マスコミの関心を買うために本物の恐竜のテーマパークを開くといい、嘘をついてロボットの恐竜のテーマパークを開いたバブル。その傍らでビリーは偶然の産物でナナを誕生させることに成功。

ふたたび野原一家を訪れるアンジェラ。アンジェラを口説きにかかるひろし。

ひろし「うちにも恐竜みたいな嫁がいまして」

アンジェラもまたバブルの娘であり、父バブルを救いたいとビリーに吐露する。

アンジェラ「私たち以外の誰がパパを助けてあげられるの」

小型恐竜ナナを取り戻すために、バブルは大型ロボット恐竜を春日部に放つ。住民たちを誘拐する恐竜たち。

ひろし「おれたちの春日部が、、、」

ひろし、みさえ、ひまわりは大型恐竜に誘拐されてしまう。ナナも誘拐され、それを追うシロ。恐竜を使ってアンビリーバブルな世界を成し遂げるというバブル。しんのすけ、アンジェラ、ビリーは、バブルの野望を阻むために立ち上がる。

     

映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記ネタバレ【ナナの最後は?】

シロやナナ、捕まった春日部住民を救うべく活躍するしんのすけたち。大型恐竜ロボットに乗って暴れまくるバブル。ナナの味方となった恐竜ロボットと一騎打ちに。

味方になった恐竜ロボットの敗北により、ナナは凶暴化し、ビリーも傷つける。

ビリー「恐竜と人間が共存するのは無理なんだ」

しんのすけ「そんな言い方ずるいぞ」

ビリー「親失格だな」

ビリー「僕に父さんを責める資格なんてない」

恐竜たちの暴れる世界で抗う春日部住民たち。

松坂先生「子どもたちが頑張ってるのに大人たちがビビってるわけにはいかないでしょ!」

凶暴化したナナにしんのすけ&シロは立ち向かう。

しんのすけ「まだまだ一緒にやりたいことあるゾ。ナナは春日部防衛隊の一員だゾ」

正気を取り戻したナナはシロ、しんのすけと抱き合う。しかし一人と一匹を倒壊するビルが襲う。あわやしんのすけとシロが下敷きになるところを、すんでのところでナナが倒壊したビルを受け止める。その隙にひろしがしんのすけとシロを救出。崩れ落ちるビル。

その後瓦礫の山から、ビリーはナナの姿を見つけるも亡骸となっていた。

しんのすけ「おらたちのせいで、、」

ビリー「全部僕のせいだ。しんのすけ、シロ、ナナは君たちと会えて本当に良かった」

マスコミになじられながら、成田空港をたつバブル・オドロキー。ロボ恐竜に破壊された街は、バブルが大金はたいて直していったらしい。そこは責任取るんだ笑

アンジェラとビリーは父親バブルに会うことなく、それぞれの次なる夢をもって新天地へと去っておく。

バブル・オドロキーに家を直してもらえた野原宅。その庭ではシロがナナを偲んで夜空を見上げている。そしてしんのすけのナナへの想いは絵日記となって紡がれていく。

    

【予告】2025年映画クレヨンしんちゃん

えい
「クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記」の最後に流れた2025年映画情報はこちらから!
2025年映画クレヨンしんちゃんのタイトル予想! 
映画クレヨンしんちゃんの楽しみのひとつでもある、エンディング後の翌年の予告映像。2024年8月公開の映画『映画 クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』における、次作予告はどうだったのでしょうか?詳しい解説つきでご紹介します。

  

おしまい




コメント

  1. 匿名 より:

    イグアナの娘は菅野美穂です……

  2. えい より:

    匿名さん、コメントありがとうございます!
    本当だ・・・菅野美穂さんですね・・・
    修正致しました

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